こんばんは、白黒茶々です。
箔に季節外れのカブトをかぶせてみたのですけど、いかがでしょうか、似合っているでしょうか?
今回のおれっち、キマッているのだ
ここでなぜカブトの小道具を用意したのかというと、それは………今回のテーマがズバリお城だからなのです。 全国各地に点在しているお城は、復元・整備されたりして観光地化されつつあるみたいです。そのようなところが最近になって、老若男女を問わずに脚光を浴びているとのこと。 お城好きの私にとっても、多くの人たちにその魅力に気付いてもらえることは、とても喜ばしいことでもあります。
そういう我が家も先日、近場の浜松城に行ってきました。 あ、箔はその建物内に入ることはできないから、お留守番ね。
浜松城とは………徳川家康が東に勢力を伸ばす足がかりとして、今川家の支城だった引馬城を拡張して築いたお城のことです。家康はそこに19年間在城している間に、武田信玄に惨敗したという三方原の合戦を経験し、その後正室の築山殿と長男信康を死に追いやりました。彼にとっては苦い経験も多かったのですけど、小牧長久手の合戦では、豊臣秀吉とタイマンを張ったりと、戦の腕も上げていきました。
そして彼は、その後も勢力を拡大していき、しまいには天下を取るまでに至りました。 その出世のきっかけとなった浜松城は、後に出世城とも呼ばれるようになりました。天保の改革を推し進めた水野忠邦は、出世のゲンをかついでわざわざそこの城主になったらしいですよ。
浜松城は、家康の後に入った堀尾吉晴によって今日見られるような石垣等が整備され、水野さんを含めたたくさんの城主を受け入れつつ明治を迎えました。 しかし、明治以降は破却の憂き目に遭ったりしてかなり荒れ果ててしまいました。
そして、高度経済成長期の昭和30年代に全国的にお城ブームが巻き起こり、あちこちのお城が鉄筋コンクリートなどの構造で造られていきました。浜松城もその流れに乗って天守を建てることになったのですけど………かつてどのようなものが存在したのかは謎のままでした。 さらに、市民から寄付を集めてはみたものの、予算的に土台(天守台)いっぱいに建物を建てるのは難しいということに。
土台の左側上部に、空白のスペースが……… それは言わない約束でしたっけ
それでもいいや、建てちゃえ~ その結果できたのが、今見ることのできる天守なのです。
前置きがすっかり長くなってしまいましたけど、このあたりでお城に迫ってみることにしましょう。
浜松市役所の裏の小高い丘の上に、浜松城はあります。………というよりは、かつてのお城の敷地内(二の丸跡)に市役所があるのですけど。そして、市役所脇の坂道を上がってすぐのところに、本丸跡があります。
そこには、以前触れた竹千代君の次に若い若き日の徳川家康像があります。 ただし若いとはいっても、40歳くらいでしょうか?
さらに、堀尾氏の頃に造られた野面積みの石垣を仰ぎながら石段を登っていくと………
例の模擬天守が見えてきました。 それと一緒に、たくさんの観光客の姿も。数年前に私がそこを訪れた時よりも、明らかに賑わっていますよ。
それはまあいいとして、せっかくなのでこのあたりで記念撮影でもしましょう。 はい、チーズ。 カシャッ
さらに私たちは、天守の建物内に入っていきました。
以前は立ち入り禁止だった地下一階の井戸跡も見せてくれたのですけど……… たつぴ君、タオルを持ったままそこに立っていると「今から風呂に入るでござる 」って言っているように見えますよ。
私たちはその後、一通り展示物や最上階からの展望を見てから引き返しました。
建物や遺構等のハード面は以前とほとんど変わらないのですけど………
パネルの展示がわかりやすく、観光ボランティアの方が親切丁寧に説明してくれたりして、そこの雰囲気がかなり良くなっていました。最近はそのお城の入場者数が増えつつあると聞いたのですけど、これなら頷けます。
お城は実際に行ってみると、何らかの仕掛けがあったりしてそこそこ楽しむことができるところです。 さらに、そこにまつわる歴史や伝説を知っておくと、楽しさも倍増します。 皆さんも、お近くにあるお城をぜひ一度訪ねてみてはいかがでしょうか?
たまにはお城もいいなぁ~と思われた方は、こちらに投票してやってください。
箔に季節外れのカブトをかぶせてみたのですけど、いかがでしょうか、似合っているでしょうか?
今回のおれっち、キマッているのだ
ここでなぜカブトの小道具を用意したのかというと、それは………今回のテーマがズバリお城だからなのです。 全国各地に点在しているお城は、復元・整備されたりして観光地化されつつあるみたいです。そのようなところが最近になって、老若男女を問わずに脚光を浴びているとのこと。 お城好きの私にとっても、多くの人たちにその魅力に気付いてもらえることは、とても喜ばしいことでもあります。
そういう我が家も先日、近場の浜松城に行ってきました。 あ、箔はその建物内に入ることはできないから、お留守番ね。
浜松城とは………徳川家康が東に勢力を伸ばす足がかりとして、今川家の支城だった引馬城を拡張して築いたお城のことです。家康はそこに19年間在城している間に、武田信玄に惨敗したという三方原の合戦を経験し、その後正室の築山殿と長男信康を死に追いやりました。彼にとっては苦い経験も多かったのですけど、小牧長久手の合戦では、豊臣秀吉とタイマンを張ったりと、戦の腕も上げていきました。
そして彼は、その後も勢力を拡大していき、しまいには天下を取るまでに至りました。 その出世のきっかけとなった浜松城は、後に出世城とも呼ばれるようになりました。天保の改革を推し進めた水野忠邦は、出世のゲンをかついでわざわざそこの城主になったらしいですよ。
浜松城は、家康の後に入った堀尾吉晴によって今日見られるような石垣等が整備され、水野さんを含めたたくさんの城主を受け入れつつ明治を迎えました。 しかし、明治以降は破却の憂き目に遭ったりしてかなり荒れ果ててしまいました。
そして、高度経済成長期の昭和30年代に全国的にお城ブームが巻き起こり、あちこちのお城が鉄筋コンクリートなどの構造で造られていきました。浜松城もその流れに乗って天守を建てることになったのですけど………かつてどのようなものが存在したのかは謎のままでした。 さらに、市民から寄付を集めてはみたものの、予算的に土台(天守台)いっぱいに建物を建てるのは難しいということに。
土台の左側上部に、空白のスペースが……… それは言わない約束でしたっけ
それでもいいや、建てちゃえ~ その結果できたのが、今見ることのできる天守なのです。
前置きがすっかり長くなってしまいましたけど、このあたりでお城に迫ってみることにしましょう。
浜松市役所の裏の小高い丘の上に、浜松城はあります。………というよりは、かつてのお城の敷地内(二の丸跡)に市役所があるのですけど。そして、市役所脇の坂道を上がってすぐのところに、本丸跡があります。
そこには、以前触れた竹千代君の次に若い若き日の徳川家康像があります。 ただし若いとはいっても、40歳くらいでしょうか?
さらに、堀尾氏の頃に造られた野面積みの石垣を仰ぎながら石段を登っていくと………
例の模擬天守が見えてきました。 それと一緒に、たくさんの観光客の姿も。数年前に私がそこを訪れた時よりも、明らかに賑わっていますよ。
それはまあいいとして、せっかくなのでこのあたりで記念撮影でもしましょう。 はい、チーズ。 カシャッ
さらに私たちは、天守の建物内に入っていきました。
以前は立ち入り禁止だった地下一階の井戸跡も見せてくれたのですけど……… たつぴ君、タオルを持ったままそこに立っていると「今から風呂に入るでござる 」って言っているように見えますよ。
私たちはその後、一通り展示物や最上階からの展望を見てから引き返しました。
建物や遺構等のハード面は以前とほとんど変わらないのですけど………
パネルの展示がわかりやすく、観光ボランティアの方が親切丁寧に説明してくれたりして、そこの雰囲気がかなり良くなっていました。最近はそのお城の入場者数が増えつつあると聞いたのですけど、これなら頷けます。
お城は実際に行ってみると、何らかの仕掛けがあったりしてそこそこ楽しむことができるところです。 さらに、そこにまつわる歴史や伝説を知っておくと、楽しさも倍増します。 皆さんも、お近くにあるお城をぜひ一度訪ねてみてはいかがでしょうか?
たまにはお城もいいなぁ~と思われた方は、こちらに投票してやってください。
近場ばかりです(^_^;)
通勤時に、清洲城は毎日見てました!!
たしかに、いろんな仕掛けがあったり、展示品があったりして面白いです(*^_^*)
今年の夏は、どこかのお城めぐりをするものイイかもしれませんねー♪
巧妙が辻の生瀬勝久さん演じた堀尾さんじゃないですか!!
し、知らなかった・・・
そのようなシーンもあったかもしれませんが、
気がつかなかったですぅ~~
うーん!俄然行きたくなりましたよぉ
涼しくなったら行ってみよー!
夏のお城は暑かですぅ
浜松城はもしかして空調きいてるかもしれませんが、
その昔行った「岩国城」は自然を生かしており(?)、
汗だらだらで登った覚えがあります
それから、清洲城は線路にかなり近いところにある………というよりは城址が線路によって分断され、さらに模擬天守が五条川の対岸に建つという異様な構造を持っています。 そういう私も、電車でそのあたりを通る時には、清洲城のことをつい気にしてしまいます。
今年の夏も、もちろんお城に行く計画は着々と進んでいますよ~
ちなみに彼が浜松城主になった頃、掛川城には山内一豊(上川隆也)が、駿府城には中村一氏(田村淳)が移り住んでいました。しかし、そのドラマで浜松城がどのくらい出てきたのかはあまり覚えていないのですけど………
シロダヌキさん、浜松城にお越しの際には、ぜひ炭焼きレストランのさわやかにもお立ち寄りくださいませ~
やはりまとまった休みが取れるのは夏ぐらいしかないので、私のお城探訪は暑い時季が相場となっています。 奇遇ですが、私も夏に岩国城に行ったことがあります。まだロープウェイが運行する前の時間だったので、汗だくになって山道を登りましたよ。
色々巡って見るのも楽しそう♪
最近よく思うのが、小さい頃は良さがわからなかった所も、大人になると魅力がわかるようになるものですね。
子供が大きくなったら一緒に見て歩くのが楽しみです(^.^)
小白さんの仰るとおり、同じものを見たとしても、小さい頃と感覚が違うということは私にもよくあります。
なので可能な限り、お子さんをいろいろなところに連れまわしてみてはいかがでしょうか?
白黒茶々さんのお城めぐりシリーズは分かりやすくて楽しいです。知識も豊富で素晴らしいです。またお城めぐりシリーズ記事を書いてくださいね。私も今年の夏は親友とバイクで東北歴史巡りに行く予定です。平泉、松島、青葉城も見てきますね。伊達政宗や前田利家、直江兼次や前田慶次やはり歴史は面白いです。
ままは友人と都内で土方歳三の史跡巡りに行くそうです。
雪珠家は歴史おたくでしょうか。
僕は単身赴任先でも城巡りをしています。タージマハルは美しかったです。
こんどブログに載せますね。
今回はけっこう自分の趣味に走ってしまいましたけど、そのように仰っていただけると、嬉しいです。
夏の東北歴史巡りの旅、いいですね~ 私はそのリストの中では、平泉、青葉城(仙台城)なら行ったことがあります。
ままさんのほうは、土方歳三にまつわるところですか。
それから、タージマハル等のレポート、楽しみにしています。
浜松城の再建に当たっての話はなかなかいいですね。まさに現代に生きているお城です。
浜松城だけではないのですけど、昭和の築城秘話も掘り下げてみるとけっこう面白いエピソードが出てきます。