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いよいよ公開開始!映画「ゆるキャン△」

2022-07-27 00:43:53 | 映画情報

こんばんは、白黒茶々です。

以前から情報を小出しにしてファンの関心をあおり、注目を浴びていた映画「ゆるキャン△」がいよいよ7月1日から公開されることになりました。 私も最初から観に行く気だったのですけど………

今までは、公開が始まってしばらく経って落ち着いた頃に映画館に足を運んでいたのですけど、映画「ゆるキャン△」のほうは数量限定で、来場者に単行本の13.5巻の特典があるというではありませんか 映画のほうも、少しでも早く観に行きたいですし。 こうなったら、もう迷いません 公開初日の夜に、映画館に走ります

………という勢いで、やって来ましたよ もうすっかりお馴染みとなった、県境を跨いだ豊橋市にある、ユナイテッドシネマ豊橋18に。 しかし、月初の映画割引デーに週末の金曜日の夜が重なっているからでしょうか?いつもはガラ空きの駐車場が満車で、かなり離れたところにまで車を止めにいかなければなりませんでした。
さらに、今回の目的の映画「ゆるキャン△」のチケットも、表示が残りわずかとなっていました。 なんとか買うことはできたのですけど、私の席は前後左右がすべて囲まれていて、300人以上も収容するスクリーンがほぼ満席でした。 そうしたら、次は来場者特典の13.5巻を手にすることはできるのでしょうか?

………と心配になってしまいましたけど、まだ間に合いました。 その小冊子は非売品で、オリジナルの話や映画のちょっとした添付資料だけではなく、アニメ化された話の概要も載っていました。 第2段階はクリアしたので、あとは映画のお供のパンフレットを買って、席に就くだけです。
その公式パンフレットは、通常サイズの「のーまるえでぃしょんズラ!」(1200円)と、ページ数が多い特別版の「すぺしゃるえでぃしょんズラ!」(3000円)の2種類があるそうです。 どちらも値段に見合った内容、いや、それ以上に充実していると思うのですけど、「ズラ!」って誰の言葉でしょうか? 「ゆるキャン△」には語尾に「ズラ!」をつける人物はいないので、もしかしてコマさん それはさておき、どちらを買うのかは売店で見比べて決めるようにしましょう。

ところが、このようなことになっていたのです 公開初日に品切れなんて、前代未聞の事態です。 私は今まで、映画を観る際にはパンフレットを欠かせたことがなかったので、なんか穴が空いたようで落ち着きませんでした。 このまま本命の映画に突入するのもナンですし、皆さまにより映画館の雰囲気を感じていただきたいので、予告編的にこれから公開される作品を紹介いたします。

まずは劇場版仮面ライダーリバイス「バトルファミリア」と痘痕労せん対丼ブラザーズ……… いや、暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 「新・初恋ヒーロー」です。 後者をスマホ変換したら、このような面白い名前が出てきたので、そのまま載せてしまいました 私は最初、それらのヒーローの絡みが観られると思っていたのですけど、それぞれの話を同時上映するみたいです。 同時上映といえば、私が子供の頃に映画ドラえもん「のび太の恐竜」を観に行ったら、一緒に「モスラ対ゴジラ」も上映されていました。………って、年齢層がバレてしまいますね。
近年の特撮ヒーローものは以前のようなお約束の勧善懲悪ではなく、ストーリーが凝っていて、意表を突く展開となっていたりするので、大人でも楽しむことができるのですよ。 それぞれの内容に触れるスペースがなくなってしまいましたけど、この「仮面ライダーリバイス」と「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」の豪華2本立ての映画は、7月22日から公開されています。

次は「今夜、この世界から恋が消えても」です。 なんとなく無色透明に生きてきた神谷透道枝駿佑)はクラスメイトに流されて、日野真織福本莉子)にウソの告白をします。 「お互いに絶対に好きにならないこと」という条件付きでその偽りの恋は受け入れられたのですけど、それがやがて本物へと変わっていきました。
ところがその頃透は、真織が夜眠ると1日にあったことを忘れてしまう「前向性健忘」という病気になっていることを知ります。 その日にあったことを日記に記して記憶を繋げていこうとする真織。 その彼女に、ある作戦を立てる透。 そんな2人の恋の行方は………

私は今まで、恋愛をテーマにした映画を観たことはないのですけど、「これは!」と感じるものがあったら入り込んでみたいです。 その対象にならないこともない映画「今夜、世界からこの恋が消えても」は、7月29日から上映が始まります。

そうしているうちに、お約束の「ノーモア映画泥棒」の映像が流され……… 今どき、こんな分かりやすいビデオカメラで映画を盗撮する人なんているのでしょうか? ………なんてことを思いつつも口にするのを控えつつ、映画「ゆるキャン△」が始まるのを待ちました。

その配給元の松竹の象徴でもある富士山がばば~んと大映しになってから、それに被るように出てきた富士山を臨みながら、志摩リン各務原なでしこ大垣千明犬山あおい斉藤恵那と、野外活動サークル(野クル)の顧問の鳥羽美波先生がキャンプをするシーンから始まりました。
さらに、夜になったらキャンプ飯を囲って、打ち上げ花火も観ることができて、それは楽しい思い出の一場面となりました。

それから幾らかの歳月が経ち、彼女らは大人になっていました。 志摩リンは愛知県一宮市のアパートから満員列車に乗って、名古屋市の小さな出版社に勤務していました。 ちなみに彼女の愛車は、お祖父ちゃんから譲り受けたと思われるトライアンフ・スラクストン1200R

各務原なでしこも故郷を離れ、東京郊外のアパートで1人暮らしをしつつ、アウトドアショップの店員を務めていました。 そんな彼女は、スズキのジムニーに乗っています。

大垣千明は東京のイベント会社に就職したのですけど、故郷に戻って山梨県庁の観光課で働くことに。 ちなみに彼女の愛車は、日産マーチにございます。

犬山あおいはなんと、地元方面の小学校の先生になっていました。 教え子たちから「あおいちゃん」と呼ばれるほど親しまれていたのですけど、その学校は近いうちに閉校することが決まっていました。 彼女もやはり車を所有していて、それはホンダのN-ONEでした。

斉藤恵那は、横浜市のトリミングサロンのスタッフとして働いていました。 それでも、年老いた愛犬のちくわの世話をするために、週末には山梨県の実家に戻る生活を送っていました。 そんな彼女は、フィアット500に乗っています。

大垣千明には、観光課のほうから廃墟となっている野外研修施設を再生する話が持ちかけられました。 飲み屋からいきなりそこに連れてこられた志摩リンは、なにげなく「ロケーションもいいし、こんなに広いのならキャンプ場にできるのでは?」とつぶやきました。 その一言で火が着いた千明は、なでしこたちも巻き込んでキャンプ場を造り始めたのですけど………

当初の彼女たちは、鎌を持って手作業で広大な敷地の草刈りをしていました。 "庭の草刈りで音を上げたことがある私は「この労力とペースでは厳しいのでは?」と心配になったのですけど、大丈夫でした。 彼女たちは草刈り払い機に持ち変え、近隣の住人たちの手も借りて、キャンプ場の整備を順調に進めていきました。 ところが、そこで思いもよらない事態となり、彼女たちの夢は絶体絶命の危機にーーー

この作品は、キャンプ場の新設をめぐって野クルのメンバーが奮闘するのをメインに、彼女たちの大人になってからの仕事や生活などの様子も描かれています。 成長とともに変わっていく中で、変わらないものもあるということに、ホッとさせられたりもしました。

それから、なでしこの幼なじみで浜松市に在住している土岐綾乃の出番もあってよかったです。 彼女は地元のバイクショップで働いていて、キャンプ場造りの途中で立ち寄ったリンのバイクのオイル交換や点検をしたりしました。

そういえば、犬山あおいの妹のあかりも出てきました。 小学生だった彼女は大学生になっていたので、10年は経ったということに。 それでも、相変わらず千明にお年玉をせがんだりしていました。

先述したように、あおいが勤務している小学校は、春に卒業生を送ってから閉校しました。 ちょうどその頃、みんなで造りかけたキャンプ場が頓挫したので、私はてっきり廃校となった学校を活用して新たなキャンプ場にすると思っていました。 ちなみにこの画像は私が先日訪れた廃校のものですけど、あおいの小学校にもこのようなタイヤの遊具がありました。

野クルのメンバーの髪型の変化からも、時間の経過を感じました。 なでしことリンは腰まであった自慢の(?)長い髪をバッサリと切ってしまい、私はけっこうショックでした。 それでも、性格や表情はそのままだったので、安心して観ることができました。

千明はリーダーシップを発揮していました。 野クルのメンバーをまとめて、彼女たちが塞ぎ込みそうになっても明るく持ち上げたりして、彼女のムードメーカー的な姿は見ていて頼もしかったです。 しかし、大人になってからは酒豪で、鳥羽先生のあとを受け継ぐ「2代目グビ姉」と呼ばれるように。

あと、恵那の愛犬のちくわが存命だったのもよかったです。恵那の「もうおじいちゃんだから」というセリフから、男の子だったということが判明 そんなすっかり年老いて動きが鈍くなったちくわに、恵那が「ゆっくりいこうね」と微笑みかけた場面で、私はウルっときてしまいました。

この映画は、「ゆるキャン△」の世界観はそのままなので、その空気に浸りつつ観ることができました。 それと、主題歌はアニメと同じ人が担当しています。亜咲花さんが歌うオープニング曲の「Sun Is Coming Up」は、これから何かを始めようという気分になりますし、佐々木恵梨さんのエンディング曲の「ミモザ」は、楽しい時間が去ってゆく寂しさと新たな一歩を踏み出す情景を、しっとりと聴かせてくれました。
この映画「ゆるキャン△」は、第2、第3の来場者特典を用意しつつ、現在も上映されています。 私も第2、第3の観賞に心が揺れているところです。 気になる方がいましたら、迷わずに映画館にお駆け込みくださいませ。



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