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キムタク信長と綾瀬濃姫が大暴れ!映画「ザ・レジェンド&バタフライ」

2023-03-01 01:39:13 | 映画情報

こんばんは、白黒茶々です。

昨年の11月に岐阜市でおこなわれたぎふ信長まつりでは、織田信長に扮した木村拓哉さんがそのパレードに参加して、大騒ぎになりましたよね。 実は彼は今から25年前にも、TBS系で放送された「織田信長 天下を取ったバカ」というドラマでも、信長を演じていたのですよ キムタク信長には独特の雰囲気があって、私はいつかまた観てみたいと思っていました。

そうしたら岐阜でその役を務め、それが1月27日から公開している映画「THE LEGEND&BUTTERFLY(ザ・レジェンド アンド バタフライ)」のPRも兼ねていたというではありませんか さらに、その作品の第2の主役となる濃姫役を、凛とした美しさがある綾瀬はるかさんがやることに。 これは是非観に行かなければ ということで、私にとって今年初めての映画観賞は「ザ・レジェンド&バタフライ」になりました。

………といういきさつで、2月7日に仕事を終えてから、県境を越えた豊橋市にあるユナイテッドシネマ豊橋18にやって来ましたよ 映画は20時からで、それまであまり時間がないのですけど………

その前に腹ごしらえをしておきましょう。 その際には、サッと食べられるものとして、マクドナルドエグチ(エッグチーズバーガーのセット)を選びました。 それらを平らげてから、私は映画館に入っていきました。 あとは本編が始まるのを待つだけですけど………

やはり今回も皆さまにスクリーンの雰囲気を味わっていただきたいので、予告編みたいな感じでこれから公開される作品を紹介いたします。 まずは、映画ドラえもんの「のび太と空の理想郷(ユートピア)」です。 ある日のこと、空に謎の三日月形の島を見つけたのび太は「あれこそが、僕が探していたユートピアだ!」と言い張りました。 やがてドラえもんたちと一緒に、ひみつ道具のタイムツェッペリンという飛行船で探しに行くことに。 紆余曲折の末に見つけたその島の正体は、誰もがパーフェクトになれる夢のような楽園「パラダピア」でした。 そこで一行は、何もかもカンペキなパーフェクトネコ型ロボットのソーニャ(CV 永瀬廉)と出逢いました。 ドラえもんたちはすっかりソーニャと仲良しになったのですけど、パラダピアには何かの秘密が隠されているみたいで……… 果たして、のび太たちはその楽園の謎を解き明かすことができるのでしょうか?

結論から言うと、解き明かすことはできると思います。 というよりは、そうならないと物語は終わらないので。 今回の作品は過去のもののリメイクではなく、最新のオリジナルとなります。 ソーニャがどれほどデキるネコ型ロボットなのかも、気になりますね。 ドラえもん映画の「のび太と空の理想郷」は、3月3日から上映されます。 ちなみにその主題歌は、パーフェクトということで……… RADIO FISH(レディオ フィッシュ)「PERFECT HUMAN(パーフェクト ヒューマン)」にございます。
※ウソです!正しくはNiziU(ニジュー)の「Paradise(パラダイス)」ですよ!(編集部・訂正)

2つ目は「湯道 YUDO」にございます。 建築家の三浦史朗生田斗真)が、亡き父が遺した実家の銭湯「まるきん温泉」に突然帰ったきたところから、物語は始まります。 それは、店を切り盛りする弟の悟朗濱田岳)に、古びた銭湯を畳んでマンションに建て替えることを提言するためでした。 実家を飛び出して自由気ままに生きてきた史朗に対して、冷たい態度を取る悟朗。 
その一方で、定年間際の郵便局員の横山小日向文世)は「お風呂に対して深く顧みる」という「湯道」の世界に魅せられ、家のお風呂を檜風呂にするという夢を抱いていました。

そんなある日、ボイラー室でボヤ騒ぎがあり、巻き込まれた悟朗が入院することに。 従業員のいづみ橋本環奈)の助言もあって、史朗は弟に代わってしぶしぶまるきん温泉の店主を務めることになりました。 いつもと変わらず、暖簾をくぐる常連客、夫婦や親子。分け隔てなく一人一人に訪れる、幸せと笑いのドラマ。そこには、自宅のお風呂が工事中の横山の姿も。
不慣れながらも湯を沸かし、そこで様々な人間模様を目の当たりにした史朗の中で、凝り固まった何かが徐々に解されていくのでした。

この作品の予告編を観て、私は「『テルマエ・ロマエ』をまたやるのか?」と思ってしまいました。 お風呂の雰囲気がそんな感じで、最近2週続けてテレビの地上波で「テルマエ・ロマエ」の映画が放送されましたし。 しかし「湯道」のキャストをいくら探しても、「テルマエ………」でルシウス役だった阿部寛さんは出ていませんでした。 それでもこの作品を観たら、無性に銭湯に行きたくなりそうです。 映画「湯道」は、2月23日から公開されています。

そうしているうちに、「ノーモア映画泥棒」の注意喚起の映像が流れました。 ビデオカメラ男は最初の場面では、ポップコーンを持ちながら逃走しているということに、私はこの日初めて気付きました。 しかし、次のシーンでは手ぶらになっているのですよ 落としたり捨てたりしたらイヤなので、その間に完食したと信じたいです。 それはさておき、このあとに本編が始まるハズなのですけど、今回はさらなる予告編が続いていたような。 前フリがかなり長くなってしまいましたけど、いよいよ「THE LEGEND&BUTTERFLY」が始まります

天文18年(1549年)2月24日に、美濃の斎藤道三北大路欣也)の娘の濃姫綾瀬はるか)が、尾張の織田信長のもとに輿入れするところから物語は始まります。 その頃の信長は「うつけ者」と呼ばれていて、奇抜な身なりで腰に縄を巻いていました。 そんな彼ですけど、初対面の濃姫の前では威勢を張って、飲めない酒をあおって吹き出したり、横暴な態度を取ったりしました。 一方の濃姫は、名目上は政略結婚だったのですけど、信長を暗殺する刺客として送り込まれたのでした。

彼女は最初は父・道三の言いつけに従って無口を決め込んでいたのですけど、初夜の場で大暴れ なんと、信長を抑え込んだのです。 というように、この夫婦の最初は最低最悪なものとなりました。

弘治2年(1556年)4月に美濃で内乱が起き、道三が命を落としました。 それによって濃姫は自身の存在意義を失い、自害しようとしたのですけど、そんな彼女に再び生きる意味と場所を与えたのは、他ならぬ信長でした。

その信長は、永禄3年(1560年)5月に今川の大軍に迫られ、窮地に立たされました。 濃姫の前で弱音を吐き自暴自棄になった信長を、濃姫は鼓舞しました。 それによって、信長は桶狭間の戦いで大勝利を収めたのです。

これらのことをきっかけにして、夫婦の間に芽生えた絆は強くなり、いつしか天下統一が2人の夢となりました。 しかし、戦いに次ぐ戦いのなかで、信長は非常な「魔王」へと変貌していき………

この映画は東映創立70周年記念作品ということもあって、制作者側には気合いが入っていました。 その制作費は20億円にもなり、お城などもあまりCGには頼らず、セットがかなり立派でした。

馬も本物なので、役者さんには乗馬テクニックが求められ、大変だったと思います。 さらに、上映時間は3時間を越える大作となり、私は途中でトイレに行きたくならないか、心配していました。

これから観に行かれる方のためにも、なるべくネタバレにならないようにその内容を振り返ってみると………
織田信長と濃姫の初夜の際に、部屋の外に控えていた前田犬千代(のちの利家和田正人)らが「(濃姫の)乳房も大きいとみた」と言っていたところから、私は綾瀬はるかさんが「おっぱいバレー」という映画に出ていたことを思い出しました。

それと、信長が勢力を拡大していくのに伴って、那古野城清州城岐阜城安土城と、築いたりして移り住んでいったお城がだんだんとデラックスになっていくのも、よかったです。

ただし、清州城に高い石垣を積むのは時代的に合っていませんし、その次に少しでもいいので小牧山城も入れてもらいたかったです。

それから、信長が濃姫とのお忍びで出かけたところや本能寺の変などで殺陣のシーンがあったのですけど、木村拓哉さんの刀さばきが見事でした。 スタントを使わなかったというので、そこからも制作者側の本気度が窺えます。

あと、全体のストーリーは信長と濃姫の関係が主体で、桶狭間の戦い、美濃攻略、金ヶ崎の退き口、髑髏の盃、安土城での接待、本能寺の変、………などのエピソードの中での2人の様子がよく描かれています。

それと、徳川家康の特殊メイクがスゴ過ぎでした。 そのおかげで、彼の役を斎藤工さんがやっていたなんて、私はまったく気付きませんでした。 安土城での家康の接待役をやっていた明智光秀宮沢氷魚)が、やがて謀叛を起こして………

そういえば、この作品のタイトルにも出ているバタフライは濃姫のことを比喩しているのですけど、彼女のことをまたの名の「帰蝶」と呼ぶところは一切ありませんでした。 その濃姫も、信長の正妻なのに謎が多い人物で、史料への記述もほとんどなく、没年は不明。 それでも逆に考えると、わからないところは自由に描いていいということになります。

ただ、ラストシーンはあまりにぶっ飛んでいたのですけど、私が「これもアリかな、いや、こうであって欲しい 」と思い直したところで………
全体的には、私が想像していたのとは違っていたのですけど、このような信長と濃姫もいいと思いました。 なので最後まで目が離せず、私がトイレ以上に心配していた観賞中に居眠りするようなことはありませんでしたし。 トイレのほうも、なんとか堪え切りましたし。 ただ、私が観に行ったのは平日の夜だったのですけど、300席以上もあるスクリーンに10人ぐらいしか入っていませんでした。 映画「THE LEGEND&BUTTERFLY」はスケールが大きく、見どころや見応えがあるので、私からもオススメです。 気になられた方は、ぜひ映画館にお駆け込みくださいませ。



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