ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

深酒は気力を消耗する

2008-06-21 19:03:33 | 逆腹式呼吸
 今週は、お付き合いで2日深夜遅くまで、深酒をすることになってしまった。 最近の日課は、夜10時ごろには寝て、目が覚めるのは夜中の2時ごろ。 トイレへ行き、用を済ませた後、パジャマの上から寒くないように、長袖のシャツを着て、布団の上で座禅を1時間するのが、当たり前になってきました。

 さすがに今週は水曜日と金曜日と2日、遅くまで飲むことになってしまったため、とても疲れがでました。 出かけることも多かったため、ブログもお休みになってしまいました。

 適度のお酒であれば、血行もよくなり体調を落とすことはありませんが、お酒も飲みすぎると、体力の回復には年とともに、時間がかかるようになってきます。 体力を回復するのに、体の中にたまっていた気を使ってしまうために、体調は絶好調というわけにはいきません。 毎日少しずつ貯めてきた気力を、体力回復のために気を消耗せざるを得なくなります。 

 私たちは、何らかの形で消耗してしまう気を、逆腹式呼吸を伴う座禅によって、わずかではありますが、蓄えることができるのではないかと、座禅の雑念の中で感じたことがあります。 神経が集中する脳を絶えず刺激し、その動きの過程で、目の中心の奥にある視床下部をも、刺激をします。 視床下部にあるといわれる上丹田を刺激し、そこに宿るといわれている生命体をも、刺激をします。

 深酒が続くと、生命体も消耗され、結果的にその人の寿命にも、関係してくるようにも思います。 何事もほどほどにと、いうことでしょうか。