ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

座禅でイメージするのは呼吸に意識が集中できてから

2008-06-24 07:57:06 | 逆腹式呼吸
 友人の一人が、仏教関係の本をよく読んでいて、この本を読みなさいと本を貸してくれたりします。 一度は、白隠禅師の「軟その法」について話してくれ、座禅のときに「軟その法」に基づいて、イメージしてみていますと、話してくれました。

 今は、吐く息を体の中に吐く逆腹式呼吸を行いながら、意識を吐く息に集中できるようになったといいます。 時々、座禅をしていると、とても気持ちがよくなりますとも、話してくれます。 先日も、お経を読んでいたら、自然と涙が出て止まらなかったそうです。 

 その友人は、当初30分お経を読んだ後、30分の座禅を行うといっておりましたが、30分の座禅では肩慣らしだけで終わってしまいますよ、最低でも1時間はしてくださいよ、と話したところ、最近では1時間以上は行っているようです。 

 そのせいか、光を感じたり気持ちも落ち着き、あまり物事にこだわらなくなったとのことです。 先日も、宝くじでも当たったら、座禅仲間3人で、温泉地に行って座禅三昧の日を送りましょうと、メールを送ってきてくれました。 その日を楽しみにしております。