ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

座禅は宇宙の清新なエネルギーで心身を洗う

2010-01-09 17:37:27 | 座禅
座禅の時に、吐く息を出来るだけ長く吐く呼吸法によって、私達の目には見えませんが、宇宙に無尽蔵にあるといわれている清新なエネルギーである「気」を感じることになり、またその「気」が、私達の心身を清め、洗う役目をしていることを、感得します。

私達は、自分のお母さんのお腹の中にいた時には、下腹の臍下丹田が心臓のように鼓動し、気の呼吸をしながら、胎外の出来事を気を通して感じながら生長し、人によっては自分の経験ではないにもかかわらず、胎内にいた時に感じたことを、自分が経験したかのように話す子供がいるといいます。

座禅をしながら、意識は吐く息だけに集中するものの、ふと雑念は頭をよぎるものです。 長時間に渡って意識を一点に集中することは出来ないのです。 私達は人間ですので、日常的な問題解決しなければならないことが、集中する中でも頭に浮かんでしまうものです。

私は頭がシーンとなり、静かな状態で胡坐を組むのですが、私の雑念は、こんなにも素晴らしい座禅を、どのような形で多くの人たちに伝えたらよいだろうか、といいうものです。 1時間の座禅が終わって、すぐにでもメモっておかないと、いつも忘れてしまいます。

体の中を循環する宇宙の気が、脳を優しく刺激し、日常的なストレスから解放してくれます。 目と目の間の奥にある生きる元気を鍛え、胸の中心部にある情緒を司る心を刺激します。 体を動かしていては分からないことを、静かに息を出来るだけ長く吐きながら。静かに座禅をすることによって得られる、感得できるのは、何よりもまして得がたいものと、いつも胡坐を組みながら感じていることなのです。


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