ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

小泉常雄さんの打つ蕎麦を食べて思わず笑みがこぼれて

2015-01-20 06:55:12 | 食べ物

 昨日は、私のオーナーの一人である小泉常雄さんのお宅へ伺い、週に2回打つというお蕎麦を頂きました。 食べると自然と笑みがこぼれてしまうようなお蕎麦でした。

 

 木造住宅の耐震診断の報告に伺ったのですが、9時の約束を11時にすれば、蕎麦を打つので食べて下さいということでした。 打ち合わせが終わり次第、早速、事前に練っていた蕎麦の団子を、のし板に載せてのし棒で、少しずつ薄くしていきます。

 

 見る見るうちに薄くなって大きな四角い形になってきました。 それを何枚かに折りたたんで切っていきます。 その手際のよいこと。 1人前は40回切るということでしたが、結果的にそれを4回+α切ったでしょうか。

 

 それを1人前ごとに別の器に盛る美しい手際のよさです。 そのひとつ一つの動作が、美しく見えました。

 

 湯でる時間は、30秒とか40秒とかいっていました。 事前に醤油とみりんを混ぜ合わせて熟成させたものに、その日に作った出し汁を混ぜ合わせた蕎麦つゆに、みょうが、ねぎ、チューブの本わさびを入れて食べました。

 

 とても上品な食感で、思わず嬉しいやら美味しいやらで、笑ってしまいました。 自分のデザインポリシーである、上品、シック、シンプルという言葉を、思いださせてくれました。

 

 あわてて2杯目の少し多めに盛ってくれたお蕎麦の写真を撮りました。 1枚目は、もう少し上品な盛り方をしていたのですが。

 

 常雄さんのお蕎麦つくりは、もうすぐ20年近くになるといいます。 蕎麦粉は諏訪の高山製粉製の上級者向けのものを、使用しておりました。 蕎麦作りの道具一式も、高山製粉から購入されたといいます。

 

 常雄さんは、ゴルフもシングルです。 スキーも指導者レベルで、スキー教室で教えています。 蕎麦の教室も、年2回教室を開いて、皆さんに美味しい蕎麦作りのお手伝いをされているといいます。

 

 食べ終わってから早速、お蕎麦が大好きな、親しくしている友人に電話をしました。 すると友人がいいました。 美味しいお蕎麦を食べると、思わず笑みがこぼれるでしょうと。 その通りでした。 嬉しくて食べながら笑みがこぼれっぱなしでした。

 

 小泉常雄さんは、自分が何かをして、人が喜ぶ姿を見て、自らも喜ばれる方なのかなあと、深夜の1時間の座禅をしながら、反芻しました。 楽しい一日でした。



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