ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

体の微妙な変化を楽しむ気持ちが大切なんですが

2010-01-03 10:02:11 | 座禅
 私はこのブログで、自分自身の体験からお話をさせていただいていますが、自分自身では初めて座禅(静功)をいったときに、体に微妙な変化をもたらしましたので、興味本位で呼吸法を伴いながらの座禅を、続けられた経緯があります。

 私の友人の一人は、変化を期待してしまって、変化が起きないことへの失望から、なかなか座禅を継続的、続けられなくなっています。 私自身は、何がなんだか分からないうちに、体の変化が先行してしまって、後からものの本を読んで、こういうことなのかなあということを知るのでした。

 呼吸法や座禅を続ける上で大切なことは、ただひたすら座禅を行うことなのです。 それも30分ではなく、1時間の座禅を続けることなのです。 私はこのブログを通して、いつも30分ではなく1時間の座禅を行ってくださいと述べています。 何故か、体験から30分では野球で言えば、本格的な練習を行う前の肩慣らしでしかないからと思うからです。

 座禅をはじめて45分から1時間ぐらい経ってはじめて、体の中を流れる気の動きが緩やかになり、脳を刺激する感覚も優しくなり、いわゆるセクシュアルな喜びをはるかに超える至福感を、私達に与えてくれるからです。 この至福感は30分の座禅時間では、感得できないと思っております。

 吐く息を出来るだけ長く吐き、吐く息をイメージで体の中へ吐けば、必ず遠からずに私達の体に、微妙な変化を与えてくれます。 そんな変化を楽しみながら座禅を行えば、継続的に座禅を行えるものと思っています。 何をも期待せずとも、必ず微妙な変化をもたらすのです。 ただひたすら座禅を行うことが、大切なのです


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