ここでは、鼻から吸って鼻から出す呼吸を取り上げますが、 鼻から吸って口から出す長息法の呼吸もあります。
数多くの発明をした政木和三さんは、子供の時に吃りを治すのに、お医者さんから長く吐く呼吸の長息法を勧められ、結果的に吃りが治ると同時に、脳が活性化し、大阪大学であらゆる学科の履修を経て大学に残り、研究開発をされました。
政木さんの著書によれば、長息法を通して数多くのサジェスチョンを受け発明し、特許を取ると同時に無料開放をされて来ました。 欲がない方でした。
出来るだけ長く吐く長息法の呼吸によって、脳波がβ波からα波に変化し、更に深化の過程でα波からθ波に変化するというのです。 θ波になった時には、宇宙の叡智との交信が可能になるというのです。 勿論、無心・無欲であることが前提ですが。
長く吐く呼吸を通して「静か」になります。 静かは表面的な静かではなく、体の深層部までもが、静かになる必要があります。 長く吐く呼吸は、時間の観念がちょっと違う感じがします。 1時間の座禅は、あっという間に過ぎて行きます。
長く吐く呼吸を通して「静か」になり、結果的に脳波は、θ波になるのです。
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