ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

長く吐く呼吸を通して脳波が変化する

2012-01-22 15:03:02 | 座禅

 ここでは、鼻から吸って鼻から出す呼吸を取り上げますが、 鼻から吸って口から出す長息法の呼吸もあります。

 数多くの発明をした政木和三さんは、子供の時に吃りを治すのに、お医者さんから長く吐く呼吸の長息法を勧められ、結果的に吃りが治ると同時に、脳が活性化し、大阪大学であらゆる学科の履修を経て大学に残り、研究開発をされました。

 政木さんの著書によれば、長息法を通して数多くのサジェスチョンを受け発明し、特許を取ると同時に無料開放をされて来ました。 欲がない方でした。
 
 出来るだけ長く吐く長息法の呼吸によって、脳波がβ波からα波に変化し、更に深化の過程でα波からθ波に変化するというのです。 θ波になった時には、宇宙の叡智との交信が可能になるというのです。 勿論、無心・無欲であることが前提ですが。

 長く吐く呼吸を通して「静か」になります。 静かは表面的な静かではなく、体の深層部までもが、静かになる必要があります。 長く吐く呼吸は、時間の観念がちょっと違う感じがします。 1時間の座禅は、あっという間に過ぎて行きます。

 長く吐く呼吸を通して「静か」になり、結果的に脳波は、θ波になるのです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿