ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

坐禅は上丹田の生命体を元気づける

2008-08-15 09:22:23 | 座禅
 目と目の間の奥、視床下部あたりに上丹田があるとされています。 上丹田には、私たちが生きるための元気ー生命体があるとされています。 生命体に元気がなくなったときに、この世から去っていきます。

 坐禅で、体の中の気の循環ー小周天をしながら、脳を刺激し視床下部にある上丹田をも刺激します。 宇宙の清新な気を体内に取り入れながら、気の溜まる場所である丹田ー上丹田、中丹田、臍下丹田、玉沈関、夾脊関(きょうせきかん)、尾りょう関に蓄積されます。

 坐禅を行っているときの感覚では、後頭部からあがってきた気は、脳内を刺激しながら、おでこから視床下部に入り込みます。 脳を刺激すると同じくらいに、視床下部をも刺激しますので、上丹田もそれなりに刺激を受けていると感じます。

 体を動かす運動であると感じにくいのですが、暗闇の中で一人静かに、呼吸法を伴いながら坐禅を行っていますと、微妙な体の変化を、感じ取ることができます。