閑居シニアの写真館

リタイヤして30年、いろいろと写真を写し続けています。最近は身近な風景を見たまま気ままに写真を楽しんでいます。

すぐりの実と水滴

2008-07-09 09:41:00 | 動植物

                 写真をクリックすると大きくなります.

昨日に続き今日も水滴です。バックを鮮やかなブルーになるように撮影ポジションを変えました。。

この写真の場合、赤い実が付いている枝を取り込み画面に変化をつけています。枝の部分が少し多いような気がします。枝の上部を半分くらい切り取った方が画面が締まると思いますね。

 この写真は水滴にピントを合わせてみました。水滴が小さいので中に写っている周りの景色が良くわかりませんが、ややボケているかと思いますが、まあまあの出来かなと思っています。

この写真はおもいきって水滴をアップにしてみました。水滴の中が良く見えるようにと白バックにしました。

ピント合わせの位置が赤い実の手前に合ってしまい水滴の中がボケていまいましたね。

マクロレンズの最短撮影距離1:1の接写ですが、この場合被写界深度が非常に浅くなり、奥までピントが合いません。そこで最小絞F32まで絞り込む必要があります。

それでもこんな状態です。

それは、赤い実の手前から水滴に写り込んでいる周りの風景までの距離は、実際はすごい距離差があるのです。

例えば赤い実からレンズまでの距離3センチから、数十メートル先の風景までを写し込むわけで、いくら絞りを絞り込んでも両者にピントを合わせることは不可能なのです。

水滴を写すプロがいます。その人の話によりますと、水滴を写すには最小絞F64からF128以上が付いているレンズが欲しい、そして、撮影に当たってはそのレンズに接写レンズNO.10位のものを2~3枚用意して、それらを適当に組み合わせて取り付けて撮影する、ということを話しています。

その人はその条件を満たすレンズを探し、自分のカメラに取り付けられるように加工して使っているそうです。

以上水滴撮影に関するお話をしましたが、お判りになったでしょうか。

 

キャノンEOSKissデジタル  90ミリマクロ  F2.8   ISO400

絞 F32  1/15~8秒  WB オート   露出補正  上 -0.7 中 +0.7

 

 

 

 

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すぐりの実

2008-07-08 14:21:11 | 動植物

               写真をクリックすると大きくなります

我が家の庭にあるのですが、「すぐり」という木?らしいのですが良くわかりません。梅雨のさなか真っ赤な実をつけました。

雨上がりに赤い実に付いた水滴が実にきれいで写欲をそそられます。撮影のしにくい場所にあるので、フレーミングと露出には苦労しました。

日陰の暗いところにあるので、写真になったとききれいな赤が表現できるかなという心配がありましたが、やはり出来上がった結果はやや色が濁った感じになっていました。

暗いバックを選んだのでまあまあ赤い実と水滴が上手く出たかなと思います。

今度は逆に白いバックで実と水滴を捕らえてみました。露出はややオーバー気味にしました。

実の赤と水滴の透明感が出ていれば成功です。

バックに変化をもたせるためにスポット的に白い部分を入れてみました。

これも水滴の透明感が出ていれば御の字、花の色がオレンジがかったのは意外な結果でした。

 

キャノンEOSKissデジタルN   90ミリマクロ  F2.8  ISO400 

絞優先 F3.5 1/15~8秒  WBオート  露出補正  上 -1.0  中 +2.0

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サンバカーニバル

2008-07-07 09:17:37 | 日常

いよいよサンバの始まりです。耳を聾するような強烈なサンバリズムに乗ってテンポの速い踊りが繰り広げられます。

それぞれ工夫を凝らした衣装をまとい?サンバリズムに合わせて踊る姿は、若さあふれる躍動感いっぱいで、こちらまでが何か浮き浮きとして、いつの間にかリズムに合わせて体を動かしているといった一体感もあり楽しいものでした。

地元出身のダンサーでしょうか、男性たちの応援の声が一際高く熱狂的でもありました。この辺が地元密着のカーニバルのいいところでしょうね。

こんな怖いお兄さんもいました。髑髏の仮装でしょか、表情がいろいろと変わり、不気味なパフォーマンスでした。

こんな陽気なおばさん?お姉さん?もいました。私に向かって綺麗に撮ってね・・・・

とにかく楽しいひと時でした。

 

ニコンD70  18~55ミリ  F3.5~5.6  ISO1250  絞開放  1/30~15秒

WB オート  露出補正  -0.7

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七夕まつりサンバカーニバル

2008-07-06 11:45:34 | 日常

昨日5日小平市一ツ橋学園商店街で、毎年恒例の七夕まつりサンバカーニバルが催されました。

今迄勤めの関係で、見たことが無かったのですが、昨日は時間があり、夕方サンバカーニバルを見に行きました。

      狭い商店街                 一回目の踊りが終わり寛ぐ若者たち

初めての町でしたが、商店街の道の狭いのには驚きでした。道幅は5~6メートルでしょうか、ここでサンバ?大丈夫なのかななどと思ったものです。

       

     浴衣姿の少女たち                      何と言うのでしょうか タトゥー?

浴衣姿の少女たちが大勢いました。夏のお祭りは浴衣が良く似合いますね。出来れば老若男女すべてが浴衣姿だったら・・・・などと思ったりして。

子どもたちに人気があるのはこのコーナーでした。カラフルな絵の具でボデーペイント?今様には何と言うのでしょうか。順番待ちの子どもたちは、小学生くらいの少女ばかりでした。

サンバダンサーのお姉さんたちの登場です。皆さんは近くの大学生のようです。

踊りを一番よい所で撮影したいと思っていましたが、何と目抜きの所は道幅が狭いためか撮影禁止の立て看板があり、残念ながらちょっと離れた所からの撮影になりました。

撮影は薄暗くなりかけた6時過ぎのため感度をISO1250まで上げてフラッシュなしで撮影することにしました。フラッシュを使うと奥が暗くなってしまい、雰囲気がなくなってしまうためです。

それでも被写体ブレは起きますが覚悟のうえでの撮影です。

 

ニコンD70  18~55ミリ  F3.5~5.6  ISO1250  F3.5  1/30~15秒

WB オート  露出補正  -0.7

 

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ヘメロカリス

2008-07-05 09:56:47 | 

                写真をクリックすると大きくなります

今日で「ヘメロカリス」については終わりたいと思います。

皆さんは花を撮影するときにどんなレンズをお使いでしょうか。マクロ撮影以外は、多分標準レンズ(35ミリカメラ換算 50ミリ)近辺のレンズを使っているのではないかと思います。

ここには例になる写真はありませんが、出来た写真は当たり障りの無い無難な写真が出来ると思います。

しかし、もっとドラマチックにとか、自分はこの花をこのように見たんだ、ちょっと違う視点で見たいんだ、花とその植生環境を同時に見せながら花を確りと強調したいといったような場合には、広角レンズの使用をお勧めします。

広角レンズの何ミリくらいがいいのか、出来れば(35ミリカメラ換算 28ミリ)以下の短焦点レンズが良いと思います。

上の写真は横位置、下の写真は縦位置、似たようなフレ-ミングですが、縦のほうがバックの花が確りと写しだされていますし、ピントも深くなっています。これは絞りの関係でこうなっています。

撮影のポイントととしては、花にピントが合うぎりぎりの所まで接近して、花にピントを合わせます。このとき広角レンズの特性が発揮され、手前のものは大きく写り、奥のものは小さく写る、という表現になります。しかも絞りを少し絞るだけで奥までピントが合い、従って遠近感も誇張されるというわけです。

花を確りと描写しながら、周りの雰囲気も表現できるという一石二鳥の写真が出来るのです。

 

リコーGX8 5.8~17.4ミリ  F2.5~4.3  ISO100  絞、シャッター オート  WBオート

露出補正  -0.7

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ヘメロカリス

2008-07-04 09:42:48 | 

「ヘメロカリス」について2回で終わるつもりでしたが、雄しべ中心の写真についてもう少しお話したいと思います。

この写真も前回のものとあまり変わりはありませんが、横位置で撮影しました。花弁の筋のようなものが奥から手前へと放射線状に流れています。その中心に雄しべを置いています。

写真から受ける流動感と雄しべの先端の黄色い花粉が印象的になっています。

上の写真とはアングルが少し違いすが、雄しべを中心に置き全体をソフトな感じに仕上げています。

この写真は私のイメージとしては火山の噴火?です。火口から吹き上げる溶岩流と火山弾、雄しべはその火山弾?です。

バックの白い斑点は火山灰?といった所です。

このイメージに近付けるためにパソコン上で赤の彩度を高めに設定しました。

パソコン上の加工というか補正は時には違ったイメージを作り出すことが出来ます。

かといって何でも補正をして良いというわけではありません。自分のイメージを高める時以外にはあまり使用しないほうが良いと思います。

 

キャノンEOSKissデジタルN  90ミリマクロ  ISO200  絞優先   F2.8  1/250

WB オート  露出補正  -0.7

 

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ヘメロカリス

2008-07-03 10:28:00 | 

 

昨日に続いて「ヘメロカリス」の撮影について考えて見ます。今日は雄しべを中心ににしてフレーミングをしました。

花を横から見て、雄しべにピントを合わせ、雄しべを引き立たせるために、絞りを開きバックの花弁をぼかしました。花のプロフィールといったところでしょうか。

同じようなフレーミングですが、横位置にして雄しべが花弁の外側に来るようにしたものです。絞りは開放で前後の花弁をぼかしました。

お気付きでしょうが花弁の色が違いますね。どうしてか私にも分かりません。バックのブルーが影響しているのか、色温度が違ったのかもしれませんね。この辺がデジタルのシビアというかあいまいな所だと思います。

正面から雄しべを中心に、雄しべがやや湾曲している所を捕らえて、画面に視覚的動感を与えるようなフレーミングをしました。

雄しべを中心にフレーミングをする場合、そのバックになるものをどのように選択、処理するかによって、様々な表現が可能になると思います。

 

キャノンEOS KieeデジタルN  90ミリマクロ  F2.8  ISO200  

絞優先  F2.8~3.5  1/250~125秒  WB オート  露出補正 -0.7

 

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ヘメロカリス

2008-07-02 14:45:23 | 

今日明日と「ヘメロカリス」の撮影について考えて見ます。まず庭の「ヘメロカリス」が咲きました。

奥行き感を出すために縦位置でフレーミング。奥にはこれから咲くであろう蕾をぼかしながら取り入れ、これからを予感させるようにしました。

花が素晴らしくきれいだったのでそばにより、花だけの全体像を表現しました。

バックはなるべく省略することにして、上の写真の左奥の暗いところを選びました。

この写真はバックが真っ黒になっているので、上の写真の左奥と違うのではないか?という疑問がおきますね。

これは花に露出を合わせ、しかも露出補正を-側にしているためバックの薄暗い所は露出不足になり真っ黒になっているのです。

上の写真の花より下の写真の花はやや暗めに写っていると思います。

さて、花を正面から見ると雄しべの色、形、並びが花芯の黄色とマッチしてとても印象的でした。

花の正面に接近して写してみました。雄しべの並びを変えることは出来ませんので、並び方にやや難点があります。

やや左斜め方向から写してみました。花芯と雄しべの間の広さが表現され、立体感が出たように思います。

明日はもう少し違った撮影方法というか、フレーミングについて考えて見たいと思います。

 

キャノンG9  4.7~44.4ミリ  F2.8~4.8  ISO200  絞優先 F8  1/125~60秒

WB オート  RAW撮影  露出補正  -0.7~1.0  下二枚 チューリップマーク

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黒揚羽蝶

2008-07-01 10:14:45 | 昆虫

   

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昨日たまたま600ミリ望遠レンズの手入れをしている時に「ヘメロカリス」の花に黒揚羽蝶が飛来した。

あっ!黒揚羽だ・・・とニコンD200ボデーにその600ミリレンズを装着、感度ISO400、露出補正 -1.0、絞5.6開放にセット撮影する。

これらのカメラ設定は日頃の経験から瞬時に頭の中で状況に合わせて計算し設定する。

アッという間の出来事で、チャンスは一回しかなかった。カメラと被写体との距離は約6メートル、フレームに丁度いっぱいに入った。

写真はノートリミングです。本当にこの一枚で蝶は飛び去ってしまった。

ワンチャンスをものに出来たことは本当にラッキーだと思う。日頃のフレーミングに対する即応性がものを言う場面でもある。

 

ニコンD200 ニッコール600ミリ F5.6 ISO400 絞優先 F5.6 1/125秒

WB オート RAW撮影 露出補正 -1.0

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