「ヘメロカリス」について2回で終わるつもりでしたが、雄しべ中心の写真についてもう少しお話したいと思います。
この写真も前回のものとあまり変わりはありませんが、横位置で撮影しました。花弁の筋のようなものが奥から手前へと放射線状に流れています。その中心に雄しべを置いています。
写真から受ける流動感と雄しべの先端の黄色い花粉が印象的になっています。
上の写真とはアングルが少し違いすが、雄しべを中心に置き全体をソフトな感じに仕上げています。
この写真は私のイメージとしては火山の噴火?です。火口から吹き上げる溶岩流と火山弾、雄しべはその火山弾?です。
バックの白い斑点は火山灰?といった所です。
このイメージに近付けるためにパソコン上で赤の彩度を高めに設定しました。
パソコン上の加工というか補正は時には違ったイメージを作り出すことが出来ます。
かといって何でも補正をして良いというわけではありません。自分のイメージを高める時以外にはあまり使用しないほうが良いと思います。
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