大学通りと小さな商店街
南口駅前の多摩信横にこじんまりとした商店街がある。
そこもイルミネーションで飾られていた。
雪だるまとトナカイが合体したようなモニュメントが真ん中にどんと据えられていた。
反対側の入り口にはトナカイと贈り物の包みがキラキラと輝いていた。
ギャラリー・喫茶店・宝石店・ブティック・など洒落た店が並ぶこの小さな商店街にも人影は殆ど無かった。
商店街を出て再び大学通りに出る。
その途中から見たツリーと街灯を組み合わせてみた。
再び大学通りの商店街に出て帰途についた。
旧国立駅舎が夜の灯りの中に浮かび上がっていた。
来年4月に完成披露が行われるそうだ。
老骨が国立の中学に通っていた昭和19年頃、この駅舎を通って学校に通っていた。
当時の国立は学園都市として開発されて、娯楽施設は全くなかった。
駅前に少しの商店があるだけで辺りは雑木林のみだった。
現在の駅前のロータリーの所には大きな円形の鳥かごケージが置かれ、鳥が飼育されていた記憶がある。
学校は一橋大学(当時は確か東京商科大学と云った記憶がある)と都立国立中学校・第一山水中学校(軍人の子弟のみが入学・現在の桐朋学園)・都立国立工業中学校(現在の都立第五商業高校。この学校は作りが兵舎に似ていたことから、爆撃されて損傷を被った)の4校があった。
当時は軍国主義真っ最中、一般教養科目より、軍事教練に明け暮れていた。
第一山水中学校の軍事教練将校が各中学校の軍事教練に出向していた。
そんな思い出深い旧駅舎の完成が待ち遠しい。
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