閑居シニアの写真館

リタイヤして30年、いろいろと写真を写し続けています。最近は身近な風景を見たまま気ままに写真を楽しんでいます。

小さな訪問者1

2021-07-30 09:28:50 | 昆虫

小さな訪問者

オリンピックは連日ゴールドラッシュ?に沸いている。

老骨もテレビに釘付け。

侍Japanの緒戦でのサヨナラ勝ちにはプロ野球ファンとしては大感激。

柔道の試合は凄かった。

阿部一二三、詩、兄妹の金メダルの快挙。

目を離せない状況が続いている。

そんな中、東京のコロナ感染者はついに3865人と急拡大。

先行きの不安は高まるばかり。

外出を自粛し、庭の景色を眺める毎日。

そんな昨日の朝、軒先に下げた簾にアブラセミが止まっていた。

例年夏になると朝簾にセミが止まっている事が時々ある。

その殆どが我が家の庭で孵化したセミたちだ。

庭の柿の木やモミジの木などにセミの抜け殻が無数についている。

庭にはセミのはい出た穴がやはり無数に空いているのだが、今年はその数が数えるほどしかない。

今年孵化するセミたちは地中生活7~8年を経て地上に出てくる。

10年程前から我が家近辺の雑木林が宅地化され、雑木林は全く無くなってしまった。

以前はうるさいほどのセミの鳴き声だったが、今は全く聞く事が出来ない。

セミたちの生息する場所が無くなり、十年後の今年、我が家の庭のセミたちにも異変が起きているのだろう。

簾に止まるセミは何時も雌に限るのが不思議。

 

セミだけではない。

鳥たちもいなくなった。

雀は15年程前から全く見られなくなってしまった。

それまでは毎朝向かいの家の屋根に十羽位が止まっていたものだ。

餌付けをして楽しんでいたメジロは全くいなくなり、シジュウカラも今年は殆ど姿を見せなくなってしまった。

自然破壊と云うか身近な所の緑が無くなることで、小鳥や昆虫たちの居住区が無くなってしまっているのだろう。

誠に残念な事だ。

地球温暖化が進み、世界各地で天候不順による災害が絶えない。

人類が生活の利便性を追求する事によって自然破壊が進む。

人類自らが人類の滅亡に向かって動いているとしか思えないと、そんな危惧を覚える今日この頃だ。

コメント
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