閑居シニアの写真館

リタイヤして30年、いろいろと写真を写し続けています。最近は身近な風景を見たまま気ままに写真を楽しんでいます。

三年ぶりの皆既月食

2018-02-01 10:29:21 | 写真

2018年1月31日の皆既月食

3年ぶりの皆既月食。

3年前の月食も始まりから終わりまで撮影した。

今回は残念ながら、後半午後11時30分頃から薄雲に覆われ、月が殆ど見えなくなったのが残念。

月食の撮影に当たって、月面に対する露出の問題がある。

月が完全に地球の影に入った時は、月面の明るさは非常に暗くなる。

その場合に適応する露出をあらかじめ想定して、先ずISO感度をISO1600に設定した。

写真は、月の表面を確りと描写するため、ISO 1600・ 絞り F11・ シャッタースピード1/1000秒にセットして撮影。月の欠け初めは月の左下から始める。

完全に地球の影に入った状態。

月面は赤くなる。

ISO1600・絞りF5.6・シャッタースピード1/1.3秒 肉眼では月が暗くあまり良く見えない。

カメラのモニターで見ると色合いも確りと確認できる。

月の欠け初めの露出と、完全に影に入った場合と露出の差はものすごい差がある。

地球の影が通り過ぎると左下から明るくなってくる。

露出は最初の欠け初めの時と同じになる。

以上露出に関しては簡単のようだが、実は欠け始めから元の姿に戻るまで、大体50回くらいシャッターを切っているが、その時々によって露出は微妙に変えて撮影している。

天体ショーは大体3時間30分位だったが、真冬の寒さは老骨の身には堪えた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする