閑居シニアの写真館

リタイヤして30年、いろいろと写真を写し続けています。最近は身近な風景を見たまま気ままに写真を楽しんでいます。

北山公園 13

2014-07-15 09:28:02 | 

撮りかた色々

真のように望遠レンズを使用し、手前にある花をボカシ、奥の花にピントを合わせるのも面白い。

ボケた中にも透明感がありバックが透けて見えるくらいのボケ具合が良うように思う。

 

同じ花をアングルを変えて写す。

左の写真はやや低めのアングルで、バックの睡蓮の葉に花が重なり、遠くに睡蓮の花がボケて入っている。

花自体のバックの水面も遠くの物の映り込みで暗くなっていて、写真全体が蓮池に咲く一本の花菖蒲と云った雰囲気がある。

右の写真は、やや高めのアングルで撮影。

花のバックは影の無い水面で、遠くにスイレンの葉が入るのみで、スイレンの花は入っていない。

全体的に風景が単純化されていて、花菖蒲の花が強調されて見える。

どちらも写真的には申し分ないと思うが、やはり見る人の感覚で意見が分かれるところだと思う。

 

2輪の花を縦位置でまとめてみる。

全くと云ってよいほど似たフレーミングだ。取り込まれている蕾の位置形までが似ている。

写真は比較的アップに近い描写だが、もう少し離れて、情景描写を取り入れることも良いのではないかとも思う。

同じ被写体でもポジション、アングルの違いによって表現効果が違ってくる。

ここぞという被写体を見つけたならば、あらゆることを想定しながら右に左に上に下に、そして周囲を回るようにして、被写体を数枚、いやそれ以上の枚数を撮影したいものだ。

一発勝負では余程幸運に恵まれない限り満足のいく写真は撮れないのではないかと思う。

スナップ写真等は全く違い、決定的瞬間を一枚の写真で切り取ることが重要になってくる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする