池の周囲の花
別の池に来た。この池の周囲の花も何となく雑然とした感じで、どこをどう切り取ったら良いのか、望遠レンズを付けてなるべく水面に花が浮き上がるようなところを探して歩く。
ここでは紫色の花が水際近くにあり、それを何とかフレーミングしてみた。
大分すっきりとした絵になったが、花菖蒲の特徴なのだろうか、花が重なり合って咲いていて思うようなフレーミングが出来ない。
写真も花と花径が重なってしまった。
水面の変化の面白さと花を組み合わせて見た。
花数を少なくしてフレーミング。この場合バックをぼかす事により、奥行き感や主役を引き立たせる効果を出す。
やはり花に花径が重なっている所があり、その部分がすっきりとしない。
同じような感じで明るい色彩の花を3輪同じ高さの花を選んで横一列に並べてみる。
面白い画面になったが、花の形が今一良く分からない。
花を一輪に絞った。全体にすっきりした写真になったが、左端の蕾と葉の部分がややうるさい。
その部分をカットすればもっとすっきりした写真になっただろう。
フレーミングのむつかしさは使用したレンズの焦点距離にもよる。上の写真のように、もう少し左をカットしたくてもレンズがそれ以上長くならない場合にはカットは不可能だ。この場合、それでも仕方ないと云って我慢するか、或いは撮影を断念すると云う二つの選択肢がある。そのどちらかを選ばなければならない場合が結構多い多い。