閑居シニアの写真館

リタイヤして30年、いろいろと写真を写し続けています。最近は身近な風景を見たまま気ままに写真を楽しんでいます。

サイバーショットHX5

2010-06-14 09:47:48 | カメラ

サイバーショットHX5ハイビジョン動画より

黒鐘公園の向かい側には武蔵国分寺跡尼寺跡があります。その敷地はかなり大きなものです。

昨日に続いてサイバーショットのもう一つの弱点についてお話します。

モニター側から見て左端にあるねじ穴(シャッターボタンは右端)

このカメラの三脚取り付けネジが、マイクの真下にあります。写真は小型三脚にカメラを取りつけたところをモニター側から見たところです。

カメラ正面より(シャッターボタンは正面に向かって左端)

上下の写真を見て分かるように、カメラが三脚の雲台部分から半分以上飛び出しています。非常に不安定な感じです。

そしてシャッターボタンは飛び出したボデーの端にあります。つまり三脚取り付け穴の正反対の位置にあります。

このことは何を意味するのか・・・折角三脚に付けたにもかかわらず、カメラブレが起きやすいということです。

実際に撮影して見ますと、シャッターを押すたびに微振動が起き、再生してみると画面が振動しています。

カメラの設計上こうなったと思いますが、設計者はムービーカメラを使ったことが無い人だと思います。

ムービーの撮影は少なくとも撮影中はカメラを動かさずに10秒から20秒、時には30秒以上カメラを保持しなければなりません。三脚無しでアマチュアが撮影した動画を見て、画面が絶えず動き気分が悪くなるようなことを経験された方もいると思います。

ムービーの撮影には、三脚を使用しカメラブレ手ブレを押さえて撮影するのが常識のようになっています。HX5がコンデジだからムービーの撮影時にも三脚は不要とはいえません。コンデジだからこそカメラブレ手ブレが起き易いのです。

ムービーに限らず静止画においてもカメラブレは許されません。撮影に慎重な人はコンデジと言えども三脚を使用する人もいるくらいです。

これらのことを考えれば三脚ねじ穴は、カメラを三脚に取り付けたとき、カメラブレが起きにくい所につけるべきで、理想的にはシャッターボタンの真下、もしくはボデーの真ん中に作るべきと思います。

現在使用しているコンデジは6台ありますが、HX5を除いてすべてネジ穴はボデーの真ん中にあります。

昨日も言いましたが設計者はユーザーのことをあまり考えていないような気がします。

コメント (2)
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