唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
RX100が気になる
正直なところを云えば、実はソニーのRX100が気になっている郷秋<Gauche>である。実は、いつも持ち歩いているニコンの古いCOOLPIX S52と、必要に応じてバッグに入れるCX5の後継機として「大人」に相応しいプレミアム・コンパクトを物色中なのだが、現状の最有力候補がソニーのRX100と云うわけだ。
RX100の何が良いのかと云えば、まずはそこそこ大きい1インチ型と呼ばれるイメージセンサー、Carl Zeiss Vario-Sonnar T*レンズ、そして軽量コンパクトかつ無駄のないクリーンなデザインである。
プレミアム・コンパクトと云うと、RicohのGR-DIGITAL IV、ニコンのP7100、キヤノンのG1Xを思い浮かべる方が多いかも知れないが、GR-Dは今となってはイメージセンサーが小さ過ぎるし、P7100とG1Xはもはやコンパクトと呼べる大きさではなく、プレミアムどころかグロテスクであさえある。
いま、プレミアム・コンパクトと呼んでいいのはライカX2、シグマDP2 MerrillそしてソニーのRX100くらいのものだと郷秋<Gauche>は思うのだが、いずれも高価。ライカは論外としてもDP2が実売9万円。RX100が6万3千円程度と比較的廉価とは云え、「ちゃんとした一眼レフ」であるD3100ダブルズームキットに予備のバッテリー、16GBのSDカードを買ってもまだお釣りがくる価格だから、いかにも高過ぎる。
と云う訳で、郷秋<Gauche>のCOOLPIX S52とCX5の後継機にはいづれも高価過ぎて論外、と云うのが今日の結論だ。トホホ。プレミアムと呼ぶには今ひとつ魅力が足らない気がするけれど性能まずまず、価格もこなれて来たP310辺りが「ちょうどいい」感じかな?
補足:「プレミアム」と呼ばれるためには、その製品の高品質なだけではなく、プレミアムと呼ばれるに相応しいブランドが必要だ。その点から云うと、DP2 Merrillは難しいポジションだと云えるな。
例によって記事本文と何の関係もない今日の一枚は、昨日Facebookでご覧いただいたパッションフルーツの「その後」。調べてみると焼酎1.8リットルにパッションフルーツ6~7個と云う事であったが、頂いたのが3つ。ちょうど900cc入りの焼酎が売っていたので、これに氷砂糖300gとナイフで1センチほどの深さの傷を10か所程つけたパッションフルーツを放り込んで出来上がり。一カ月待てば飲めるようになるらしい。氷をたっぷり入れて炭酸で割ったら、残暑厳しき折にぴったりの飲み物になりそうだ(^^)
ニコンJ2と新標準ズームレンズが今日、発表
一昨日にご紹介したNikon(ニコン)J2と「1」マウントの新標準ズームレンズが今日、発表となった。噂では来週とのことだったが、どう考えても「お盆休み」の来週に発表はない訳で、郷秋<Gauche>は休暇明けかと思っていたのだけれど意外や意外、休暇前に早々と発表となった。発売は「9月」とだけされている。
yodobashi.comを見ると、現行J1標準ズームレンズ付が「たったの」34,020円(ポイント還元分差引価格。以下同様)なのに、同じレンズが付いたJ2のキットは67,320円と、倍もする。果たして買う人はいるだろうか。
郷秋<Gauche>注目の「新」標準ズームレンズ、1Nikkor 11-27.5mm f/3.5-5.6もしかり。既存の10-30mmが17,910円(単品価格、以下同様)なのに、11-27.5mmは18,720円である。価格の差は僅か810円であるが、ズーム倍率は小さくなりかつVRが省かれているのに、10-30mmより高価な11-27.5mmを買い人がいるのか。
そもそもJ2の標準ズームレンズキットのレンズは既存の10-30mmだから、J2ボディのみと11-27.5mmを、割高になるのを覚悟でわざわざ別に購入する人がいるとは思えない。いずれJ2+11-27.5mmの廉価版キットが登場するのかも知れないが、郷秋<Gauche>にはニコンのマーケティング戦略がどうも理解できんぞ。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、糸瓜(ヘチマ)。最近はトンとお目にかからなくなったヘチマだが、あらためて見ると。確かにデカい。実もデカいが花もやっぱりでかいんだなぁ。
8月末にハイエンド・クールピクスが登場?
Nikon Rumorsに、"New high end Nikon Coolpix camera to be announced at the end of August"と云う記事が掲載されていた(Click here)。
Nikon Rumorsによれば、それには28-200mm f/2-4のレンズが付いているのだと云う。ハイエンド・クールピクスと云われて思いだすのは現行のP7100だが、F値こそ2.8-5.6とは云え既に 6.0-42.6mm(35mm判換算28-200 mm相当)のレンズが搭載されているから、びっくりする程のスペックではない。
と云うか、現行P7100でさえも400gもあるのに、これにF値2-4のレンズを搭載したら重量は500gにもなるんじゃないか? そうなるともう一眼レフの世界だ。いかに高級と云っても既に「コンパクト」ではなくなる訳で、クールピクスを名乗る意味がないだろうと郷秋<Gauche>は思うぞ。
これはEOS Mを発表したキヤノンも同じで、G1の立場が実に微妙なものになる。G1はイメージセンサーが大きいと云えども530gもあるから、差別がより難しい事だろう。勿論にニコンにしてもキヤノンにしても「レンズ交換だとかなんだとかが面倒」だからオールインワンの良いカメラが欲しいと云うユーザーはいるだろう。そう云う特にカメラが好きと云う訳なない人のための、一眼(レフ)程大仰ではないカメラのマーケットはそこそこ存在するのかも知れないな。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、今どきの庭を彩るポーチュラカ。より正しくは「ハナスネリヒユと云うようだが、道端や畑は庭に生える雑草のスベリヒユの園芸種。スベリヒユ同様、生でも茹でても食用にされるとは知らなかった。
不思議な1NIKKOR 新標準ズームレンズ
Nikon Rumorsに、新しいニコン(Nikon)1 J2と1Nikkor 11-27.5mm f/3.5-5.6の写真が掲載されていた(元ネタは、何のことはない日本語のサイトDigicame-infoである)。
しかしだ、この1Nikkor 11-27.5mm f/3.5-5.6は不思議なレンズだ。先代はもちろん1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6だが、まず気が付くことは「VR」の二文字が無くなっていること。手振れ補正を、これまでレンズにVRを組み込む方式からイメージセンサーシフト方式に切り替えたのか。これは実に大きな変更だが、それにしてはJ2の外見はロゴが無ければJ1と見分けがつかない程だ(外観が同じだから中身も同じとは限らないが)。手振れ補正方式の変更でなければ、1NIKKORは全てVR付だから、それは当然のこととしてVRの二文字をレンズの名称から外したと考えることは出来る。
もう一つ不思議なのは、焦点距離がこれまでの10-30mmから、11-27.5mmに変更されたこと。ニコン1のクロップは×2.7だから35mmに換算すると、これまでの27-81mmから29.7-74.25mmへと、広角側は狭く、望遠側は短く、つまりズーム倍率が小さくなっており、広角側はより広く、望遠側はより長くと、ズーム倍率が大きくなるのが常識である標準ズームレンズのモデルチェンジのパターンからはまったく逸脱している。広角端が24mm相当と云うのも珍しくない昨今にあって、30mmは見劣りがする。実際の撮影面からすれば30mmは悪く無い選択だとは思うけれど、マーケティング的にはNGだろう。
これについては、レンズ全長を短くしたために止むを得ずこうなってしまったという答えと、もう一つは、これまでの「1」よりもイメージセンサーが大きくなり、クロップが×2.5になったという、二つの解釈が可能だ。クロップが×2.5ならば、11-27.5mmは35mm換算で27.5-68.75mm相当となる。取り分けボケが得にくいイメージセンサーの小さなカメラの事情からすると、望遠側はちょっと物足りない気がするけれど、広角側の27.5mm相当はまずまずの画角と云える。
しかしねぇ、1型のイメージセンサーから「ニコン1」と名付けられたはずのシリーズだから、今更イメージセンサーのサイズを大きくするとは考えられない。VRの二文字が消えたことと云い、ズーム倍率が小さくなったこといい、何とも理解に苦しむ1Nikkor 11-27.5mm f/3.5-5.6ではある。ついでに云うならば、J2と新しい標準ズームレンズが来週発表になると云う予想にはクエスチョンマークが10個くらい付く。だってそうだろう、来週は日本の伝統である「お盆休み」に当たり、この時期に新製品を発表するとはとても思えない。発表されるとしても翌々週、つまり20日からの週だろうと、郷秋は思うぞ。
追記:モデルチェンジではなく、ズーム倍率は小さくVRもつかないけれど、軽量コンパクトかつ廉価な新レンズの追加と云う事もあるかな。デザインは10-30mmよりずっといいし。(8/8朝)
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、咲き始めたイネの花。判り易く云えば「米」の花ですが、米の花には花弁はなく、籾から飛び出している白い物はどうやら雄蕊のようです。まったく地味極まりない花ですが、私たち日本人にとってはあらゆるは花の中で最も重要な花であることは間違いないでしょうね。
現存5冊の「稀覯書」
「『星の王子様』現存5冊の稀覯書」。今日の神奈川新聞の記事、「『知の遺産』-図書館コレクションから」のタイトルである。関東学院大学の図書館が所蔵するReynal & Hitchcock社が1946年に発行したペーパーバック版初版初刷りが世界で5冊のみ現存が確認されている「稀覯書」のうちの一冊であると云う記事で、関東学院大学図書館の小山伸弥生氏が書かれている。
郷秋<Gauche>も『星の王子様』が好きで、数冊の違った版を持っている。そのうちの一冊は、岩波書店が2000年に発刊した、1943年にアメリカで出版され、サン=テグジュペリ自身が生前目にした唯一の版であるアメリカ版に基づいて作られたものだが、1050円出せば誰でも購入できる、ごく普通の本である。が、関東学院大学図書館が所蔵する『星の王子様』は、Reynal & Hitchcock社のペーパーバック版初版初刷りは世界でも現存しているのが5冊しか確認されていない希少本なのだと云う。
さて、ここで郷秋<Gauche>が驚いたのは「稀覯書」と云う言葉である。恥ずかしながら、郷秋<Gauche>はこの言葉を今日の神奈川新聞で初めて知った。いやはや。Windowsに標準搭載の漢字辞書にもある、云ってみればごく普通の言葉のはずなのだが、浅学な郷秋<Gauche>は今日まで見たことも聞いたこともない言葉であった。類語としては「希少本」があり、これは結構な頻度でお目にかかるのだが、稀覯書(本)は、今日までまったくお目にかかったことがなかったのだ。
Weblioによれば、「稀に出会う(覯)、きわめて貴重な本。資料的価値があり、部数が少ないほど、値段が高くなる。英語ではrare bookという。しかし、何部以内といった基準は無いので、書店などは直ぐに稀覯書、稀覯本としたがるので、成るべく厳しくすべきすべきとの意見もある。和書嘉永3年頃 (1850)、洋書では1500年以前に印刷されたものを稀覯本とみなすことが多い。」とあるから、1946年発行のReynal & Hitchcock社のペーパーバック版初版初刷りを稀覯書(本)とするのが正しいのかどうか、疑問が残るところだが、そもそもWeblioの定義が正しいのかどうかの判断のしようもないから、手に負えない。
半世紀以上も生きて来てそれなりにいろいろな言葉を ―実際に使うかどうか、意味を真に正しく理解しているかはどうか別にしても― それなりに知っているつもりの郷秋<Gauche>ではあったけれど、それは「自分が知らないと云う事を知らなかっただけ」であることをあらためて思い知らされた、今日の神奈川新聞の記事であった。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、先週土曜日に見つけた、この夏最初の空蝉。先々週にはそれほどでもなかった蝉の鳴き声が、先週の土曜日にはやけに大きくなっていた。今週末にはもっとたくさんの空蝉を見つけることが出来そうだ。
江の島写真、その16(最終回)
昨日ご覧いただいた「江の島シーキャンドル」の後は、8月1日にお勧め!と書いた、LONCAFE(ロンカフェ)で「仕上げ」の冷たいハイネケンを飲んで島を後にしたのでしたが、灯台の上からの海と空が溶け合ったような写真の撮影を最も楽しみにして、その為だけに重たい70-200を持って行ったのに、光の具合が今ひとつでちょっとがっかりでした。もう少しねばってみようかとも思ったのでしたが、ビールの誘惑に負けて降りてしまいました。
そんな帰り足、弁天橋の江の島寄りから西側を狙ったのが今日の一枚。至って凡庸ではありますが、幕引きの一枚にはお誂え向きかなということでご覧いただき、全16回にわたりました今回の「江の島写真」をおしまいといたします。以下に掲載いたしました日を列挙しておきますので、ご再覧いただければ幸いです。例によって記事本文は写真とは無関係な場合もありますが、その点はどうぞ容赦ください。長々とお付き合い頂きありがとうございました。
その1(7月19日掲載)
その2(7月21日掲載)
その3(7月17日掲載)
その4(7月18日掲載)
その5(7月22日掲載)
その5(7月24日掲載)
その7(7月25日掲載)
その8(7月26日掲載)
その9(7月28日掲載)
その10(7月29日掲載)
その11(7月30日掲載)
その12(8月1日掲載)
その13(8月2日掲載)
その14(8月3日掲載)
その15(8月4日掲載)
その16(本日掲載、最終回)
江の島写真、その15
今日の神奈川新聞から
その1:「学内環境 校長自ら整備を」
自由の声(投書欄)に掲載された、横須賀市立の高校学校で民間人校長を務めたと云う方の投書に付けられたタイトルである。このタイトルは投書者が付けたものではなく、神奈川新聞の投書欄担当者が付けたものだろうと思うが、高校についての話題なのに「学内環境」はないだろう。郷秋<Gauche>はこのタイトルから、高校における話なのか、大学の話なのが、判断できなかった。学校教育法などでの規定はないとは思うけれど、「学内」とは大学内の事あり、小中高の学校内でのことは「校内」と呼び・書くのが常識である。高校の事であれば「校内環境 校長自ら・・・」となり、大学の話しであれば「学内環境 学長自ら・・・」とならねばならないのである。
その2:「列の先頭に並んだアルバイト(33)・・・」
経済欄に「ドラゴンクエスト10」の発売に際して行列が出来たことを報じる記事。渋谷のTSUTAYAでは、午前7時の発売を前に100人を超える行列ができたとのこと。その先頭に並んでいたのが都内の「アルバイト」M氏(35歳)。「(前略)帰って早く遊びたい」と笑顔を見せたと、その記事には書かれている。35歳で定職を持たず、TVゲームソフトを購入するために、平日にも関わらず多分前夜から並んで、「早く帰って遊びたい」ですか。「サラリーマンは気楽な稼業ときたものだ」とは郷秋<Gauche>よりも更に上の世代で流行った歌だが、33歳アルバイトのM氏が羨ましい郷秋<Gauche>だぞ。
その3:「稚気と悪意のバラエティー」
テレビ欄に掲載されていた記事。「『悪ふざけ』『くだらない』。そんな言葉が似合うバラエティー番組は数あれど、TBSの深夜番組『テベ・コンヒーロ』はあふれる稚気と悪意で他の追随を許さない。」と書かれている。要するに悪意に満ちたくだらなさで、これの右に出る番組は無い程に「素晴らしく面白い」と云う事が書かれているのだが、そんな、元へ、そのような番組を紹介することにどのような意味があるのか、郷秋<Gauche>にはまったく理解できない。そのような記事内容を「是」とする読者がいるからこそ、そのような記事を書く記者がいると云うことなのだろうなと、この世の多様性・複雑さを今更ながら知ることとなった。人生、幾つになっても勉強であるなぁ。
例によって記事本文とは何の関係もない写真は、江の島写真その14。今日の一枚は、江の島灯台「江の島シーキャンドル」の階段を下から見上げた図。行はエレベーターを使ったが、帰りは階段。ほぼ下り切ったところで上を見上げて撮ったもの。郷秋<Gauche>はこの灯台のオープン展望フロアから空と海、そしてトビを撮るのが好きなのだが、その日の天気によって驚くほど表情豊かな海と空とを見ることもあれば、まったく面白くもない日もある。毎日出かけるにはちょいと遠いけれど、年に数回は通ってみたい郷秋<Gauche>のお気に入りの撮影ポイントの一つである。
VOX ONE
四国松山に住む古くからの友人、TがCDを送って来てくれた。「とにかく聴いてくれよ、こんなに凄いコーラス・グループは『シンガーズ・アンリミテッド』以来じゃないか? しかもアルトの松岡さんは学園の卒業生だよ!」と云う、紙面からもその興奮振りが伝わってくる手紙。ご丁寧にWikipediaのコピーまで同封されていた。
早速お礼の電話を入れたら、挨拶もそこそこにVOX ONEの素晴らしさを10分以上聞かされた。そして「録音じゃなくてコンサートで聴いてみたいよ」とT。「そうだね、こういうものはライブに限るね。今月19日に金沢でコンサートとワークショップがあるから聴きに行ったら」と郷秋<Gauche>。 「えっ?!」の後にしばしの沈黙。そして「知ってるの、VOX ONE?!」
知っていますとも。ジャズコーラスのファンなら常識でしょう。演奏を聴く前に松岡由美子さんにお目にかかりその後にCDを拝聴。日本で発売になったアルバムは全部聴いているし、FB友達だよと伝えると更にびっくり驚くT。FB始めるそうです。なんか、動機が不純だなぁ・・・。雀百まで踊り忘れず。Tはいつもそうだ(^^)
と云う訳で、今月19日に金沢で行われるコンサートとワークショップについては
http://kanazawa-acptown.main.jp/VoxOne.html
VOX ONEの基本情報は
http://www.singers.com/group/Vox-One/
及びWikipediaをご覧くださいな。取り分け北陸方面の皆さん、応援よろしく!
例によって記事本文とは何の関係もない写真は、江の島写真その13。今日の一枚は、二人で鳴らせばきっと結ばれると云う、恋愛パワースポット「恋人の丘」の「龍恋の鐘」。
江ノ島写真、その12
「東洋のマイアミビーチ」だと藤沢市は主張しているが、ようするに片瀬東海岸である。いくら何でも 「東洋のマイアミビーチ」は云い過ぎだろうと郷秋<Gauche>などは思う訳だが、藤沢市は1959年に姉妹都市提携を結んだことから、当時からそのように呼び習わしているようである。いかに提携していようとも、関係者以外でまじめに頷く人はいないだろうな。繰り返しになるが、ようするに片瀬東海岸である。
はい、この写真を撮ったのは、江の島随一のお洒落スポット、日本初めてのフレンチトーストの専門店、LONCAFE(ロンカフェ)の店先からである。LONCAFEは江の島の頂上付近の平坦地に所在するサムエル・コッキング苑の陸側に位置している。つまり、サムエル・コッキング苑に入場(有料)すれば、上の写真の撮影スポットまでは行くことが出来るのだが、やはりLONCAFEに入店し、フレンチトースト登場までの間に遠望・撮影するのが王道だろうと「江の島マイスター」の郷秋<Gauche>は思うぞ(^^)。
さて、たまさか今日の神奈川新聞に折り込まれていたODAKYU VOICEが江の島特集だったのだが、お洒落スポットとして紹介されていたのは残念ながらLONCAFEではなく、小田急グループが経営するらしいイルキャンティカフェ江の島であった。江の島に来たらしらす丼を食べるのが必須なわけだが、その店もまた、郷秋<Gauche>お勧めとは違う店が紹介されている。まっ、確かに眺めはそちらの方が良いとは思うのだが・・・。
「江の島マイスター」の郷秋<Gauche>的には江の島のどこを見るかはともかくとして、江の島に行ったのなら、江ノ島亭でしらす丼をもしくはしらす三昧御膳を食し、食後のデザートはLONCAFEのフレンチトーストが良いのではないかと書いておく。独断と偏見に満ちたお勧めではあるけれど、2回目もしくは3回目のデートで江の島を訪れた太郎くんと花子さんなら、このプランで89点は間違いないだと思うぞ(^^)
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