今日の神奈川新聞から

その1:「学内環境 校長自ら整備を」
 自由の声(投書欄)に掲載された、横須賀市立の高校学校で民間人校長を務めたと云う方の投書に付けられたタイトルである。このタイトルは投書者が付けたものではなく、神奈川新聞の投書欄担当者が付けたものだろうと思うが、高校についての話題なのに「学内環境」はないだろう。郷秋<Gauche>はこのタイトルから、高校における話なのか、大学の話なのが、判断できなかった。学校教育法などでの規定はないとは思うけれど、「学内」とは大学内の事あり、小中高の学校内でのことは「校内」と呼び・書くのが常識である。高校の事であれば「校内環境 校長自ら・・・」となり、大学の話しであれば「学内環境 学長自ら・・・」とならねばならないのである。

その2:「列の先頭に並んだアルバイト(33)・・・」
 経済欄に「ドラゴンクエスト10」の発売に際して行列が出来たことを報じる記事。渋谷のTSUTAYAでは、午前7時の発売を前に100人を超える行列ができたとのこと。その先頭に並んでいたのが都内の「アルバイト」M氏(35歳)。「(前略)帰って早く遊びたい」と笑顔を見せたと、その記事には書かれている。35歳で定職を持たず、TVゲームソフトを購入するために、平日にも関わらず多分前夜から並んで、「早く帰って遊びたい」ですか。「サラリーマンは気楽な稼業ときたものだ」とは郷秋<Gauche>よりも更に上の世代で流行った歌だが、33歳アルバイトのM氏が羨ましい郷秋<Gauche>だぞ。

その3:「稚気と悪意のバラエティー」
 テレビ欄に掲載されていた記事。「『悪ふざけ』『くだらない』。そんな言葉が似合うバラエティー番組は数あれど、TBSの深夜番組『テベ・コンヒーロ』はあふれる稚気と悪意で他の追随を許さない。」と書かれている。要するに悪意に満ちたくだらなさで、これの右に出る番組は無い程に「素晴らしく面白い」と云う事が書かれているのだが、そんな、元へ、そのような番組を紹介することにどのような意味があるのか、郷秋<Gauche>にはまったく理解できない。そのような記事内容を「是」とする読者がいるからこそ、そのような記事を書く記者がいると云うことなのだろうなと、この世の多様性・複雑さを今更ながら知ることとなった。人生、幾つになっても勉強であるなぁ。


 例によって記事本文とは何の関係もない写真は、江の島写真その14。今日の一枚は、江の島灯台「江の島シーキャンドル」の階段を下から見上げた図。行はエレベーターを使ったが、帰りは階段。ほぼ下り切ったところで上を見上げて撮ったもの。郷秋<Gauche>はこの灯台のオープン展望フロアから空と海、そしてトビを撮るのが好きなのだが、その日の天気によって驚くほど表情豊かな海と空とを見ることもあれば、まったく面白くもない日もある。毎日出かけるにはちょいと遠いけれど、年に数回は通ってみたい郷秋<Gauche>のお気に入りの撮影ポイントの一つである。

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