唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
異常気象
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土曜日ですので、恒例の散歩、恩田の森を歩いて来ました。今日は少し涼しいなと思ったのですが、確認すると案の定33度程度であったようです。しかし、33度で涼しいと感じるあたり、すでに暑さに対する感覚が狂っていますね。
夏の季語に「涼し」があります。盛夏を過ぎた晩夏や初秋の涼しさとは違う、暑いさなかに吹き抜ける思いがけない一瞬の涼風、絽の着物で凛として歩くご婦人の姿、風鈴の音色、打ち水の後の涼しさ。決して涼しいわけではないけれど、そんな刹那の事物から感じる「涼しさ」です。決してクーラーの効いた部屋の涼しさではないのです。
そんな涼しさを感じることが少なくなった昨今ですが、数日前に届いた横浜の広報誌に30年前との暑さの比較が掲載されておりました。
1993年 2023年
真夏日(30℃以上の日) 18日 84日
猛暑日(35℃以上の日) 0日 9日
熱帯夜(最低気温が 1日 63日
25℃以上の夜)
確かに暑い。たった30年でこれですよ。まさに異常気象。でも、考えてみればこの変化の原因ほとんどは人間、もっと具体的に云えば私たちが作り出しているのでしょうね。なんとも切ない、不都合な数字です。
横浜市青葉区の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影・掲載しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは7月27日に撮影した写真を5点掲載いたしております。梅雨明けと同時に酷暑に見舞われた森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/c28a9e2d984f8d023203fdbe813563c7
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#異常気象 #猛暑の夏 #続く酷暑 #地球温暖化