ツッコミどころ満載です

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画像は自動車関連情報専門サイト
https://response.jp/article/2024/08/01/384760.htmlより転載

 所有しているクルマのボディタイプの数字(割合)のようですがセダンが7.1%って、近頃不人気なボディタイプであることは知っておりますが、こんなに少ないんですかね。メルセデスとかBMW、アウディ辺りだと今でもセダンの比率が高いように思えますが。

 90年代には大ブレイクしたステーションワゴンは5.4%と更に少数派。メルセデスやBMWのワゴンは結構見かけるけれど、国産だとカローラ・ツーリングとレヴォーグくらいかな。シビック・カントリー、シビック・シャトル(これはショートワゴン。でも中は広い)、アストラ・ワゴンを計30年乗った経験から云えば、一家に一台だとすれば最も優れたボディタイプだと思うんですけれど、今は絶滅危惧種。

 ところで、コンパクトカーとハッチバックの違いって何なんでしょうね。今時のコンパクトカーはほとんどすべてハッチバックでしょう。4m+αまではコンパクト、それ以上はハッチバック? それじゃあゴルフはコンパクト?それともハッチバック? クラウンスポーツは随分とでかいけれどリアハッチがあるようだからハッチバック?自称スポーツだけどSUV?

 スポーツカーはボディタイプによる分類ではなく、用途による分類ですね。スポーツカーのボディ形状は主としてクーペとハードトップそしてオープンですが、フェラーリのプロサングエ(ハッチバックでもある)やマツダのRX8のように4ドアのスポーツカーもあります。シビックのType Rは4ドア+ハッチバックですが、これはスポーツカーと云って良いでしょう。クーペやハードトップでもエンジンや足回りがお粗末でとてもスポーツカーとは呼べないクルマもありました。

 そして何よりも面白いのはボディタイプとして「軽自動車」があること。軽自動車にもスポーツカー(ダイハツ・コペン、ホンダS660)もあるし、主流のハイトワゴンは4人乗りのミニバンだし、背の低いセダンタイプのスズキ・アルトもあるけれど、これはハッチバック? そもそも軽自動車は「規格」であってボディタイプじゃないでしょ。自動車関連情報専門サイトとしてはなんともお粗末なカテゴライズ。

 お粗末と云えば「EV」がボディタイプとされていることも。EVは原動機の種類による分類。EVにも軽自動車もあればハッチバックもコンパクトもSUVもセダンもミニバンもスポーツカーもありますからね。

 と云うわけで今日は、クルマのボディタイプによる分類と規格(車体の大きさや原動機の出力による区分)や原動機の種類による区分、あるいは用途による区分はそれぞれ別なものであると云うお話。そう云えば最近は「空飛ぶクルマ」と云う摩訶不思議な乗り物もありますね。あれは道路を走るわけではないのでクルマではなく航空機、つまりヒコーキの仲間。まぁ、どんな分野においてもカテゴライズは難しいわけですが、人の書いたもの、特にネット上の情報を鵜呑みにするのはとても危険ですので、ホントにそれが正しいのかどうか自分でよくよく考えないといけません、と云うのが本日のオチでございます。

横浜市青葉区の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影・掲載しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは7月27日に撮影した写真を5点掲載いたしております。梅雨明けと同時に酷暑に見舞われた森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/add0508c3609b4b201455eb5c3c923c2

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