横浜 vs. 札幌・京都

 とある大学(最近ブランディング戦略が話題になった、黄色がスクールカラーの大学)の卒業生向けの機関紙にこんな記事。


 よくありがちな、誰にどんな方法でどんな質問項目でどんな動機付けで調査したのかわからない、余り信じない方が良いアンケート調査結果ですが、面白くないわけではありません。

 我が横浜市は全国で第4位です。上位であることは確かですが、大抵の競技大会では表彰台には上がれない残念な順位です。ちょっと待て、「住みたい市区町村ランキング」もあったぞと思って調べてみると、こちらでは横浜市は堂々の第1位で、2位以下は京都市、札幌市、大阪市、世田谷区と続きます。

 先の調査で第1位の函館市は19位、小樽市、富良野市は50位以内にその名前を見つけることはできませんでした。旅行で行きたい魅力度では都会か田舎かは余り考慮されないけれど、住みたい場所となると田舎は外されると云うことのようです。

 両ランキングで上位につけているのは札幌市、横浜市、京都市です。いずれもその地方の大都会です。そして都会であるだけではなく、自然や歴史的、文化的な魅力を持った街と云うことになるでしょうか。

 ただ問題なのは、横浜市の魅力や住む場所としての知識の中に、郷秋<Gauche>が現に住んでいる、みなとみらいや元町、山手、中華街から遠く離れた青葉区は全く含まれていないということです。いや、考えても見ればそれは何の問題・障害にもなっていないのです。だって、この手の調査って、興味本位以外にはほとんど何の意味もないのですから。

 横浜の住宅地に残された里山の四季の移ろいを毎週撮影し掲載している「恩田の森Now」に3月26日撮影の写真を4点掲載いたしております。早春から欄春へと移りゆく森の様子をどうぞご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/ondanomori 

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