エゴノキ

 昨日に続いて我が家の庭木の花、今日はエゴノキ(学名Styrax japonica、エノノキ属エノノキ属)の花。郷秋<Gauche>は、出来るだけ親しみを持っていただけるように草木のまずは名前でご紹介するようにしているのですが、このエゴノキはご紹介すべき漢字の名前を持っていないようです。


 昨日ご覧いただいた山法師は上を向いて昨花故に下からでは花が見えない、撮りにくいと書きましたが、エゴノキはその逆で花は長い花柄にぶら下がるように下を向いて咲きますので、花の下に行って真上を見上げるようにして撮ることの多い花です。

 以前に読んだものに、花が下向きに咲くのは、蜜だけを取って受粉の役に立たない昆虫を咲かるためだと書かれていたように記憶していますが、多くの植物が子孫繁栄のためにと工夫して花を咲かせる、その努力に頭が下がる思いです。

 Facebookからblogに飛んでくださった方の中には「この写真、見たことあるぞ」と思われた方もおいでかと思います。そうです、昨日からFBのカバー写真のオリジナルです。ただし、超横長のトリミング、明るさ・コントラストの調整だけではなく、FBのカバー写真は回転させ更に左右を反転する加工をしています。暗室で印画紙に焼く時に出来る程度の加工は、郷秋<Gauche>もしております。

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