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故郷の山

 帰省の度に同じような写真をご覧いただいているような気がしますが・・・。


 小さな写真では見にくいかも知れませんが(クリックして頂くと大きくなります)、地平線の左1/4辺りの雪を被った山(これが会津と中通りを分ける奥羽山脈の南端あたり)の右側に磐梯山が位置するのですが、やはり冬の間は見えませんね。

 地平線の右1/4辺りに見えている、すその広い山が安達太良です。中通りの人間にとっては会津の磐梯山よりも馴染の、高村光太郎が智恵子抄の中で「阿多多羅山(あだたらやま)の山の上に毎日出ている青い空が智恵子のほんとうの空だといふ」と書いた安達太良です(読みはいずれも「あだたら」)。

 50年前には郷秋<Gauche>の家から見えた山々でしたが、都市化(郡山は仙台に次ぐ東北第二位の都市です)と共に西へ西へと市街地が広がり、今です3Km近くも歩かないとこの山々が見えなくなってしまいました。帰る度にさびれて行くよりは良いのかも知れませんが、余りにも早いテンポで都市化が進むのもどんなものなんでしょうね。

 Website「恩田の森Now」
12月28日に撮影した写真を掲載いたしております。今年最後の森の様子をどうぞご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/ondanomori/

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