唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
これは何だ? ルノー・トゥインゴだ!
クルマ好き、それもラテン車好きならすぐにわかる、ルノー・トゥインゴだ。しかも9台、しかもすべてナンバー付。こんなことってオーナーズクラブのミーティングでもなければそうそう見られるものではないが、しかもだ、ナンバーは連番だしボンネットには納車前の傷防止のためにフィルムまで貼ってある。
撮影場所がどこなのかは伏せておいた方が良さそうだが、特段秘密の場所と云うわけではない。結構ひっきりなしにクルマが行き来する県道沿いの空き地である。要するに、登録台数を稼ぐために、売れてもいないクルマをディーラー名義で登録した、所謂「新古車」と云うことなのだろう。
しかしだ、ルノー・トゥインゴ、悪くないぞ。なんだかちょっと前までのルノー車にあった奇を衒った感じが失せて、いかにもヨーロッパの「下駄」(いや、サンダルか)的な雰囲気が出ている。全長3.6mと云う小さなボディの中に、ライバルたるフィアット500やミニよりもはるかに実用的なリアシートを持っている云うことだし、価格もごくリーズナブルだ。
郷秋<Gauche>の通勤の足には持って来いのトゥインゴだ。誰か、フレンチブルーのトゥインゴを郷秋<Gauche>のもとに一台、持って来い!
撮影場所がどこなのかは伏せておいた方が良さそうだが、特段秘密の場所と云うわけではない。結構ひっきりなしにクルマが行き来する県道沿いの空き地である。要するに、登録台数を稼ぐために、売れてもいないクルマをディーラー名義で登録した、所謂「新古車」と云うことなのだろう。
しかしだ、ルノー・トゥインゴ、悪くないぞ。なんだかちょっと前までのルノー車にあった奇を衒った感じが失せて、いかにもヨーロッパの「下駄」(いや、サンダルか)的な雰囲気が出ている。全長3.6mと云う小さなボディの中に、ライバルたるフィアット500やミニよりもはるかに実用的なリアシートを持っている云うことだし、価格もごくリーズナブルだ。
郷秋<Gauche>の通勤の足には持って来いのトゥインゴだ。誰か、フレンチブルーのトゥインゴを郷秋<Gauche>のもとに一台、持って来い!
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ピンボケ写真を掲載する神奈川新聞のセンス
昨日(10月6日)付の神奈川新聞の記事を見て郷秋<Gauche>は仰天した。
問題の記事は20面にある「天候不順で狂い咲き!? ―三浦海岸の河津桜―」。Web版には記事のサマリと紙面掲載と同じ写真が掲載されているのでご覧いただきたい(see here)。
クリックして大きくした写真にご注目いただきたい。この写真の主題(テーマ)は画面上部中央の、狂い咲きした河津桜である。画面左側の何やら作業をしているらしき男性と自転車で通りがかった人を意図的に「ぼかし」、テーマである河津桜にピントを合わせて引き立たせている、はずなのだが、そのピントが見事に外れ、実際にピントが合っているのはテーマであるはずの画面中央にある河津桜ではなく、その右手後ろにある花の方なのである。
実に見事なピンボケ写真を、神奈川新聞は惜しげもなく、堂々とその紙面に掲載している。いったいどういうつもりでこんな写真を掲載することになったのか、あるいは掲載しなければならなかったのか、郷秋<Gauche>には全く理解できないし、名前は伏せるが(記名の記事である)、記者が気の毒である。もっとも、記事と共に自分が撮影した「あの」写真を使って欲しいと伝えたのだとすれば、デスクのみならず記者本人のセンスも疑わざるを得ないのだが。
「カネを取る写真にピンボケは許されない」のである。もちろん、先にも書いたが主題を引き立たせるためにバックをぼかすことはある。その一瞬こそが大切な写真であれば、多少ぼけていても、水平線が傾いていても十分な価値を持つ写真だと云える。でもだ、昨日の「河津桜」は違うだろう。こんなピンボケ写真を紙面に掲載する神奈川新聞のセンス(見識と云っても良い)を郷秋<Gauche>は疑わざるを得ない。
さてこの写真、バックのボケを意図的に作るようにしてはいるが、テーマ(であるはず)の、大きく捉えた目の前の一輪の河津桜とボケの中にいる二人の人物のとの距離感からすると、望遠レンズではなく、例えば35mm F1.4と云うような非常に明るい広角レンズを使い、絞り開放で撮影したもの思われる。中央上部の花にピントがぴたりと来ていれば、明るい広角レンズの使い方の手本となるところなのだが、いかんせん肝心なテーマがピンボケとなっている。
神奈川新聞は商業新聞であり、その社員たる記者やカメラマンはプロであるはずなのだが、プロの仕事としてこの写真はまったくいただけない。まっ、郷秋<Gauche>の場合は、このblogの記事や同時に毎日掲載している写真によって生活の糧を得ているわけではないので、記事内容が見当違いであっても、誤字・脱字があっても、写真がピンボケであったりぶれていたりしても非難される筋合いはないぞ、っていうか、クレームつけたりしないでね(^^;。
人の撮ったピンボケ写真に思いっきりケチをつけた今日の一枚は、恩田の森、白山谷戸の稲刈り前の稲田をバックにした、画面の98%はぼけている写真。この写真の場合、一輪のコスモスを浮かび上がらせるためにバックのすべてをぼかしているのです。
問題の記事は20面にある「天候不順で狂い咲き!? ―三浦海岸の河津桜―」。Web版には記事のサマリと紙面掲載と同じ写真が掲載されているのでご覧いただきたい(see here)。
クリックして大きくした写真にご注目いただきたい。この写真の主題(テーマ)は画面上部中央の、狂い咲きした河津桜である。画面左側の何やら作業をしているらしき男性と自転車で通りがかった人を意図的に「ぼかし」、テーマである河津桜にピントを合わせて引き立たせている、はずなのだが、そのピントが見事に外れ、実際にピントが合っているのはテーマであるはずの画面中央にある河津桜ではなく、その右手後ろにある花の方なのである。
実に見事なピンボケ写真を、神奈川新聞は惜しげもなく、堂々とその紙面に掲載している。いったいどういうつもりでこんな写真を掲載することになったのか、あるいは掲載しなければならなかったのか、郷秋<Gauche>には全く理解できないし、名前は伏せるが(記名の記事である)、記者が気の毒である。もっとも、記事と共に自分が撮影した「あの」写真を使って欲しいと伝えたのだとすれば、デスクのみならず記者本人のセンスも疑わざるを得ないのだが。
「カネを取る写真にピンボケは許されない」のである。もちろん、先にも書いたが主題を引き立たせるためにバックをぼかすことはある。その一瞬こそが大切な写真であれば、多少ぼけていても、水平線が傾いていても十分な価値を持つ写真だと云える。でもだ、昨日の「河津桜」は違うだろう。こんなピンボケ写真を紙面に掲載する神奈川新聞のセンス(見識と云っても良い)を郷秋<Gauche>は疑わざるを得ない。
さてこの写真、バックのボケを意図的に作るようにしてはいるが、テーマ(であるはず)の、大きく捉えた目の前の一輪の河津桜とボケの中にいる二人の人物のとの距離感からすると、望遠レンズではなく、例えば35mm F1.4と云うような非常に明るい広角レンズを使い、絞り開放で撮影したもの思われる。中央上部の花にピントがぴたりと来ていれば、明るい広角レンズの使い方の手本となるところなのだが、いかんせん肝心なテーマがピンボケとなっている。
神奈川新聞は商業新聞であり、その社員たる記者やカメラマンはプロであるはずなのだが、プロの仕事としてこの写真はまったくいただけない。まっ、郷秋<Gauche>の場合は、このblogの記事や同時に毎日掲載している写真によって生活の糧を得ているわけではないので、記事内容が見当違いであっても、誤字・脱字があっても、写真がピンボケであったりぶれていたりしても非難される筋合いはないぞ、っていうか、クレームつけたりしないでね(^^;。
人の撮ったピンボケ写真に思いっきりケチをつけた今日の一枚は、恩田の森、白山谷戸の稲刈り前の稲田をバックにした、画面の98%はぼけている写真。この写真の場合、一輪のコスモスを浮かび上がらせるためにバックのすべてをぼかしているのです。
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