着席しシートベルトを締めましょう

 歩くよりも速く移動する乗り物に乗るときには、必ず座席に座ってシートベルトを締めましょう。自動車と飛行機のシートにはベルトが装備されていますので必ず装着してください。「船」の中でも特に高速で走行するジェットフォイルにはシートベルトの用意がありますので着席してベルトを締めてください。でもフツーの船にはベルトの用意が無いですね。所謂観光バスにはシートベルトがありますが路線バスにはありません。立ったままの乗客を乗せて高速道路まで走る路線バスがありますが、あれは道路交通法違反にはならないのでしょうか。

 レーシングカーをドライブする時には必ずシートベルトを正しく装着しましょう。残念ながらレーシングカートにはシートベルトの用意がありませんのでレーシングスーツ、シューズ、グローブそしてヘルメットで身を守ってください。二輪車の場合も同様です。レーシングサイドカーにもシートベルトがありません。パッセンジャーになる時には正しい姿勢で乗車し、たとえタイムが稼げないとしても車体から身を乗り出したりしないようにしてください。自分の安全は自分で確保しなければなりません。

 ヘリコプターに搭乗する場合も、必ず座席に座ってシートベルトを着用してください。乗務員の指示であったとしても(それは、相当程度違法性が高い指示だと理解するべきです)、座るべきシートが無い場合には無理をして搭乗せず、次の便を待ちましょう。早く家(あるいは宿)に帰って冷たいビールを飲みたいという気持ちは大変よく理解できますが、「飲むなら乗るな」です。自分の身の安全は自分の責任において守ならければなりません。
 
 最後に、決して誤解のありませんように。「郷秋<Gauche>的文法」に従った半ば逆説的提言です。亡くなられた方のご家族・ご友人の悲しみが一日も早く癒えますように、怪我をされました方が一日も早くお元気になられ元の生活に復帰出来ますようにお祈り申し上げております。

今日の1枚は、雑木林のなかで。
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