フラッシュメモリ、恐るべし

 8GBのフラッシュメモリを購入した。勿論DSLR用だ。
 D200での撮影は、ここ1ヵ月程RAW+FINE Lで撮影しているが、1ショット20MBにもなるために、手持ちの2GBのCFでは一日の撮影で2枚必要になることから6GBのMicridriveを使用していた。

 6GBあればさすがに容量的に不足することは無いのだが、書き込みスピードが遅いことと、万が一のハード的トラブルを心配していたところ、格安の8GB CFを見つけたので思い切って購入してみることにした。同じネットショップで同容量のSDHCも格安で販売していたのでこちらも1枚を注文。

 トランセンド製のCFとSDHCは各々1GB当たり2000円と1500円と、俄かに信じられない程の価格であったが、今のところ順調にその仕事を果たしていてくれる。驚いたことに双方ともに永久保障なのだという。果たして3年後に壊れたからと連絡して、無条件に新品に交換してくれるかどうかは定かではないが。

 CFはD200、SDHCはD40x用であるが、RAW+JPEGで撮影するとそれぞれ1ショット当たりおおよそ20MB、10MBのデータ量となるのだが、先に書いた1GBあたりに価格から計算すると、1ショット当たり42円と15円となる。

 リバーサルフィルムで撮影すると、フィルム代と現像代の合計で1ショット40円、ネガフィルムだと20円程度(プリント代別途)のはずだから、郷秋<Gauche>が今回購入した8GBのCFとSDHCでの1ショットとほぼ同価格となる。勿論CFとSDHCは繰り返し使う事が出来るから2回目以降はまったく「タダ」と言う事がフィルムでの撮影とは大きな違いなのだが。

 それにしてもフラッシュメモリの価格下落は恐ろしい勢いである。1年後には16GBが、2年後には32GBのメモリが、今回郷秋<Gauche>が購入したのと同じ価格で登場すること必至である。とすると、4、5年後には100GBのフラッシュメモリ搭載、つまりゼロスピンドルのノートパソコンが登場することになるな。「フラッシュメモリ、恐るべし」である。

マイクロドライブについてはこちらを参照ください。
3月8日に書いたこちらの記事もよろしければ併せてご覧ください。

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