唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
レンズフードは必要か
昨日の続きである。
昨日は、余り役に立ちそうにない華奢な三脚をお使いの方が多いことが気になったと書いた。実はもう一つ気になったことがある。それはレンズフードである。レンズフードを逆向きに着けたまま撮影している方を多く見かけたのだ。
逆向きに着けたまま撮影できるということは、レンズ(カメラ)はAFでフードはバヨネット式だということだが、収納している時の姿のまま、レンズキャップだけを取って撮影しているのである。
レンズフードは画角外からの不要な光を遮り、フレアやゴーストを防ぐためのものであり、特に屋外での撮影の場合にはかなり重要なアイテムであると郷秋<Gauche>は思っている。順光の時にはさほどではなくても、逆光や斜光の中での撮影の場合にはフレアやゴーストを避けるためには必備のはずである。
最近のフードは、フィルムや撮像体が横長であることに合わせて出来る限り深く被さるようにするために画面の角に当たる部分をえぐった、所謂チューリップ型が多く、不要な光を遮る性能は随分と上がっているが、それでもフレアが出る場合には、郷秋<Gauche>小さなレフ板をかざして不要な光をカットすることもある。
勿論、意図的にフレアを出すこともあるけれど(最近のレンズは出にくくて苦労することもある)、一般的には、特に風景写真を撮るときにはレンズフードは必備なんじゃないかな。もう一つ言えば、レンズフードを逆向きに着けたまま撮影しているということは、フォーカスは完全にカメラ任せということになるが、郷秋<Gauche>はAFレンズでも結構MF操作するぞ。
手前の花と花の間のわずかな隙間から奥の花を狙うような時に手動でのピント合わせが必要になることがある。もっともニコンのAF-SレンズはAF時にも手動のピント合わせが可能だからモードはAFのまま。どうしても機械任せに出来ない時に手動で補正するのだが、この時にレンズフードが逆向きに着いたままだとピント環の操作が出来ないし、だいたいズーム環の操作が出来ないんじゃないかと思う。
ということは、レンズフードを逆向きに着けたまま撮影していた方は単焦点のAFレンズと言うことになるのか。フレーミングのために遠くに近くにと動き回り、必要の都度レンズを交換するのか。いやはや、高倍率のズームレンズの便利さにどっぷりと浸かってしまった郷秋<Gauche>には、とても真似が出来ないぞ。今日もまた、脱帽だ。
今日の1枚は、湯河原梅林、遠望の図。
☆☆☆
今日、恩田の森で撮影した写真をこちらに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
恩田Now
昨日は、余り役に立ちそうにない華奢な三脚をお使いの方が多いことが気になったと書いた。実はもう一つ気になったことがある。それはレンズフードである。レンズフードを逆向きに着けたまま撮影している方を多く見かけたのだ。
逆向きに着けたまま撮影できるということは、レンズ(カメラ)はAFでフードはバヨネット式だということだが、収納している時の姿のまま、レンズキャップだけを取って撮影しているのである。
レンズフードは画角外からの不要な光を遮り、フレアやゴーストを防ぐためのものであり、特に屋外での撮影の場合にはかなり重要なアイテムであると郷秋<Gauche>は思っている。順光の時にはさほどではなくても、逆光や斜光の中での撮影の場合にはフレアやゴーストを避けるためには必備のはずである。
最近のフードは、フィルムや撮像体が横長であることに合わせて出来る限り深く被さるようにするために画面の角に当たる部分をえぐった、所謂チューリップ型が多く、不要な光を遮る性能は随分と上がっているが、それでもフレアが出る場合には、郷秋<Gauche>小さなレフ板をかざして不要な光をカットすることもある。
勿論、意図的にフレアを出すこともあるけれど(最近のレンズは出にくくて苦労することもある)、一般的には、特に風景写真を撮るときにはレンズフードは必備なんじゃないかな。もう一つ言えば、レンズフードを逆向きに着けたまま撮影しているということは、フォーカスは完全にカメラ任せということになるが、郷秋<Gauche>はAFレンズでも結構MF操作するぞ。
手前の花と花の間のわずかな隙間から奥の花を狙うような時に手動でのピント合わせが必要になることがある。もっともニコンのAF-SレンズはAF時にも手動のピント合わせが可能だからモードはAFのまま。どうしても機械任せに出来ない時に手動で補正するのだが、この時にレンズフードが逆向きに着いたままだとピント環の操作が出来ないし、だいたいズーム環の操作が出来ないんじゃないかと思う。
ということは、レンズフードを逆向きに着けたまま撮影していた方は単焦点のAFレンズと言うことになるのか。フレーミングのために遠くに近くにと動き回り、必要の都度レンズを交換するのか。いやはや、高倍率のズームレンズの便利さにどっぷりと浸かってしまった郷秋<Gauche>には、とても真似が出来ないぞ。今日もまた、脱帽だ。
今日、恩田の森で撮影した写真をこちらに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
恩田Now
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