福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

小児歯科のなかでの矯正歯科

2021-05-11 | 歯並び、矯正の話

小児歯科の患者さん来院は季節性もあって、5月はわりとゆっくりした時期です。
福岡ではコロナの緊急事態宣言も発出間近で、やはり患者さん来院は減少かと思います。
午前は時間もあったので、ちょっと矯正関係の勉強や調べもの。





矯正材料カタログの1ページと、JETシステムといって、私が参考にしている専門書の一つです。
ブラケット矯正でも色んな方法や材料が異なっていて、患者さん側は判別できないと思いますが、それぞれの材料の機能や特性をよく理解することがマストです。
矯正をやっていない先生には、カタログページの各ブラケットのスペックは??だろうと思いますが、歯科はどの専門分野でもオタク的な部分はあります。

小児歯科をやっていると、むし歯の治療や予防はもちろんですが、歯並び噛み合わせの相談も少なくありません。
当院は小児歯科に加え障害者歯科と矯正歯科も行っています。
私自身は今までの経歴で、一般的な小児歯科のみではなく矯正歯科や障害者歯科のキャリアもあって、そのようにしています。
ですから当院の場合、成人以前であれば、矯正歯科や障害者歯科は特別なものではなく、小児を包括的にケアするなかで普通に行っています。
矯正関連の書籍もかなりありますが、新刊を購入するだけではなく、時々見直すことで新発見があったりします。
歯科に関わらず、どの分野でもこれで充分というのはないでしょうね。
小児歯科で歯並び噛み合わせの治療をするにあたっては、将来的に永久歯になり骨格成長が終了した段階までをイメージして、どこでどのように介入するかを計画できることが一番重要と思います。
もちろん、各ステップでの治療選択肢と技術が必要なのは、言うまでもありません。
患者さん側は、今見える問題が気になって相談されますが、プロは先まで見通してカウンセリングや適時の治療介入をすると言うことでしょう。




ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

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