福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

表面麻酔ご存じですか?

2021-05-01 | 虫歯治療の話

歯科では、虫歯治療や抜歯などの処置の際に、局所麻酔を使用することは通常です。
歯科医側としては、痛くないように行うため、いくつか方法があります。
まずは、最初に刺入する時にチクっとする痛みは多少ありますので、これを和らげる方法です。
以前と比べると細くて短い麻酔針(33G、extra short)がありますので、これだけでも違います。
短いとブレが少ないので、痛みは軽減すると言われています。
もう一つはペースト状の麻酔薬を粘膜表面に塗ると、表面の麻酔効果がある表面麻酔です。




表面麻酔の歴史は結構長いと思いますし、特別なものでもありますせん。
塗布して数十秒で効果が出てきますので、実際の臨床では1分以上は待ってから、麻酔をしています。
普通に使ってきたので、業者さん作成のポスターは、今さらアピール?という感じはします。
ほとんどの歯科で使用していると思いますが、なぜか、私のかかりつけの一般歯科では使用していません。
もうひとつ、麻酔が痛くない方法は、軽い圧でゆっくり注入することです。
患者さんからしたら、早く終わって欲しいというご希望はあると思いますが、ゆっくり時間をかけるには理由があるんです。

 

ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

 

 

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