edu(エデュー)という小学校保護者が対象の月刊誌があって、当院の待合室雑誌のひとつです。
本が届いた時に内容をパラパラ程度は見てみますが、よく付録が付いていて「4字熟語辞典」など小学生対象でも最近の大人はこのうちどの程度知っているのかな~?と思うものが多々あります。熟語というと漢字ですから、これを正確な漢字で書くとなると私自身もちょっと怪しいものがあります。
今月号の付録に「子どもの心にひびく 古(いにしえ)の言葉101」という小冊子が付いていました。1ページにひとつ、そして簡単な解説がされています。その中に「人事を尽して天命を待つ」という言葉を見つけました。戦中派の私の父からよく聞かされた言葉です。「努力と根性」世代でもあって、そのせいか私自身は「努力」とか「根性」という言葉はどうも得意ではありません。父は「人事を尽して天命を待つ」ということをやって来て、わが息子にそのような一言が言えたのでしょう。
この冊子の言葉というか諺を見てみると、「明日は明日の風が吹く」とか「親の心子知らず」とかわたくし的なのですが、さて我が子にどのような言葉を言ってあげることが出来るのだろう? と考えると、「ん~~」ですね。
いにしえの言葉は子どもに伝えるどころか、まだまだ自分自身が学ばねばならないようです。
大人に役立つ付録なんですよね。
右ページ、小寒の氷大寒に解く。 左ページ、上手の手から水が漏れる。解りますか? この解説読んで、もっともらしく子どもに言い聞かせてもね~~?
やっぱり英語教育より日本語教育ですし。