熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

妹の弓

2008年10月04日 | チェロ
妹は‘安さん’(ビギナーセット)の弓を使っていたのですが、この度、弓を新調。
何と先生が同行して下さって、ドイツ製のお手ごろ価格の弓に決めたとか。
本人は、弓の違いはわからないので決められないと。

ワタシはわけもわからず、2年半前、今の弓を一人で選びましたよ。
正直、最後は「予算にピッタリ」が決め手になってしまいましたが。

2人とも支払った価格は10万。

久々にネットで自分の弓を調べてみたら、メーカーのサイトがひっかかりました。
同じ品番が、なんと現地価格1,100ユーロ以上!!!

(日本円でいくらだ?
ちょ、ちょ、ちょっと~!
こないだまで、1ユーロ170円近くだったのが、今145円!?
弦の値上げなんてしなくてもよかったのに。)

売れ残り気配ムンムンの弓だったのですが、買った直後から日本でも値上げ急上昇。
日本の輸入元のサイトが無くなっていて、本国のものしか出てこなくなりました。

ということはですね、今のドイツ製10万の弓と言っても、数年前の6~7万くらいになるのでしょうか。
弓の良し悪しも、値段もシロウトには、わかりにくい世界です。

楽器店で、弓の試奏はさながらコンサート。
先生の名曲のさわりメドレーでお客さんも集まって来られたとか。
弾き手が良ければ、‘安さん'でも人を引き寄せるんですねぇ。
素晴らしい!

‘安さん’のラフマニノフ「ヴォカリーズ」「チェロソナタ」聴きたかったなぁ。
‘安さん’と遠く別れて、11ヶ月。
先生にも「このチェロは長く使えますよ。」と褒めて頂けたそうで、姉もうれしい。


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