熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

遠来の友

2012年09月24日 | 日常
ここ数年、次々大病に見まわれた遠く北国に住む友。
昨年、こちらに里帰りの際、11年ぶりの再会

今年の3月に突然電話あり。
ガンが再発したからもうすぐ再手術、もしものことがあるといけないので、実家にある荷物の整理に来たとのこと。
時間的にも会える余裕がなくて声だけでもと。
もう来ることはないかもしれないという言葉が頭にガ~~ンと響き、
私はショックでなんと言っていいのやら。。。

無事手術が終わり、その後の経過もよく家庭菜園を楽しんでいるとメールが。

ところが暑中見舞いを送ってもナシのつぶて。
メールするのも、なんだか怖くてできません。
夏が終わる頃、父の時も、親友の時も転げるように容態が悪くなったことが頭によぎります。

幸い、まったくの取り越し苦労でした。
アチコチ旧交温めすぎて、どっと友達がやって来て忙しいやら疲れるやらで無精を決め込んでいたみたいです。
この度、めでたく元気で里帰りされていて、突然呼び出しの電話がありました。
夫婦ともこちらの出身なのでお墓参りツアーです。

昨年に続いて、ゆっくり話が出来ました。
大学時代のクラスメートとの激しく熱い暑い?旧交の温め方が可笑しかったです。
青春カムバック!?
海に向かって水着姿で吠えるオジサンオバサン群!?
想像したらコワイ。

何十年ぶりかの再会の連続が、目下第2ラウンド目。
そう、私も2回も会えていますもの。
旅行も今しか行けないと言いつつ、ずいぶん飛び回ってる。

でもこれからも辛い手術との戦いになるかもしれなくて、降参する時が自分の寿命だそう。
仕事もボチボチ復帰するそうで、濃い毎日を過ごす熱意に圧倒されました。
大変有能な人材なので、まだまだ活躍してもらわないと勿体ない。
元気なら政治家でもなってもらいたいタイプ。

どうか今度は再発しませんようにと祈るばかりです。

付記
おいしいランチだったのに、突然お腹ピーピーに襲われた彼女。
お疲れで胃腸が働いてないのでしょうか。
心配。。。


新レッスン25回目

2012年09月19日 | チェロレッスン

正しい音程が課題だった「アリオーソ」。
まだ甘いところがあるけど、前より断然「アリオーソ」だそうで拍手して下さった!
弾いていて気持ちいいでしょう?なんて初めて頂戴するコメント!?

次の音をイメージしながら余裕を持って弾けるようになったけど、それは今だけ?
出来てもそれをキープするのが、本当に難しいお年頃。

や~~~~~~~っと、右手のレッスン。
ヴィブラートもまだまだこれからなのですが、先に右。

正しい音程でスムーズに弾けたところで、このド素人臭さはボウイングが原因。
移弦と返しがずっと気になっていたのですが…

超簡単なボウイングエクササイズで診断開始。
な、なんと各弦で水平に弾けていない。
徐々に弓が指板の方に移動する!

手だけで弾いている。
(最初の頃にご指導受けたにもかかわらず)
手に意識が行き過ぎ。
動きが直線的。

先生のしなやかな腕全体、体全体の動きに注目。
懸命に秘訣を説明して下さる。

音の繋がりがどうしても滑らかにいかず、限界かしらんと諦めの境地でもありましたが、ヤル気がわいてきました。

これが出来ないと歌えないのです。
すぐに出来ないでしょうけど、何だか出来そうな気が。

繋ぎ目、境目に緩衝材、遊び、そんな感じです。
肘が早く仕事してくれますように。


元気モリモリ

2012年09月17日 | ベビー


肉付きのよい手。
ナヴァラ氏もどちらかというとこのタイプ!?

やっぱり食欲旺盛。



しつこい残暑で食欲減退のヒ~バアサン。
果物やゼリーに走りがち。
ツバメの子のようなひ孫の写真に大喜び。
すごいチカラです。敬老の日。

59回目のレッスン

2012年09月12日 | チェロレッスン

久々に先生のお子様とご対面。
大姪と同じうさぎ年ですが、年の終わりとはじめでは大違い。
両手に別々のぬいぐるみを持ってトコトコ歩いてお出まし。
かわいい!

両手ふさがって歩けるのもスゴイね!
成長の早さにビックリ。
さらに驚きなのは、どっちが好き?と聞いたら謎のピンクの変な顔の方を差し出してくれたのです。
言葉通じるんですね。
最愛の「モモジリ」なんだそう。
知らんかった。
可愛いウサちゃんよりも、不思議なモノ大好き?

さて、レッスン。

新レッスンで、もっとよく聞いて音程を正しく、と指導されて以来、
課題曲の録音を聞くと、今まで何を聞いてたのかと思うくらいヒドイ音程。
音程が非常に難しい曲とは感じていましたが、これではあんまり。
最後まで弾きこなすことばかりに気を取られていました。

とにかく音程のレッスンを希望。
やっぱりテーマを絞ったレッスンは濃くなります。
先生も徹底指導できるし、本音を語られます
ポロっと「録音聞いていたら音程全部ダメ、みたいになってくるでしょう?」と。
最初のシ♭のとり方が悪かったら、ドミノ倒しで全部狂ってくる恐ろしさ。
怒涛のダメ出しの嵐でしたが、全楽章通しました。

途中、ビックリして、「え~!ここはこんなに響くんですか?」と叫ぶ私。
ドンピシャで弾けば、美しい音響効果がアチコチに。
弦楽器ならではです。

まだまだ、まだまだですねぇ。。。

冷凍中国松茸

2012年09月09日 | 食べ物

1ヶ月前、大量の松茸を戴いた。
こんな時はお裾分けすればよいのですが、
受け取りに手間取ったせいもあって、悲しいかな鮮度に問題あり。
もちろんクール便だったけど最初からベタついていて、
切ったらまるで変質しているものも。
香りも芳しい国産のようなわけではありません。

当日松茸ごはん、焼き松茸、お吸い物にしたけれど何か違う。
季節柄、すだちは干からびたものしか売ってなかった。

選別して痛んだ箇所は捨てて、薄切りとまるごとの2種類をラップ+アルミホイルで冷凍。

一度、少しだけ土瓶蒸しを作ってみたら、おいしかった。
すだちも良いのが手に入った。
一番出汁に新鮮なエビとハモで、お出汁が濃厚で松茸を補った。

味をしめて、また作った。
今度は具が異常に多すぎて、松茸とハモと銀杏のごった煮になった。
淡路のハモが安かったので、エビをやめてハモ増量。
丁寧にお出汁を取らなくても魚から出るだろうと手抜きしたら、全然旨味成分が不足。
松茸も香りの抜け殻みたいになって、激マズ料理であった。

まだかなり冷凍庫にあるが、インスタントの松茸のお吸い物を買ってきて、
そこに入れてみようかと思う。
昆布と佃煮にする案もあるが、まだ残暑きびしい。

送り主が親しい間柄だったら、旬の時期に国産マツタケ1本がありがたいと言えるけど…
せっかくのお気持ちが。。。。

新レッスン24回目

2012年09月03日 | チェロレッスン

基礎レッスンの効果が上がってきて喜んでいたのですが、
サポジ教本の旋律的エチュード、易しい曲ですが録音を聞くと先生とのあまりの落差にガックリ。
チェロで美しくメロディアスに歌うことは、易しい曲だから出来るというものではなかったのです。
その後ろに十分な下地が必要なんですよね。
それはやっぱり基礎力。。。

しかし、この辺で1曲くらいチェロらしいゆったりした曲を弾けるようにならないと、いくら期待していないとは言え、母に対しても申し訳ないとちょっと焦ってきました。

1年前、ゆったりした美しい曲は一朝一夕には弾けないからと、こちらから打ち切らせて頂いた「アリオーソ」を練習してみたところ。。。
ヴィブラートもかかっているしリズムのヨレもないし、かなり進化したとは思いたいけど初心者臭がプンプンと臭うイタイ出来栄え。
これは新レッスンで荒療治していただかねば!!!

こちらの先生の本心は、こういう曲はもっと修行してから、というお考え。
でもまあ基礎練を続けながらトライするのもよいでしょうということで。

見た目はずいぶん良くなっているそう。笑
左手が暴走することもなくて、それはよかったです。

ただ、曲のレベルに関係なく、レイトスターターが美しく歌えるために超えなけれはいけないハードルは結構高いのであります。

今回のポイント、曲想とか表現とかいう前に、1にも2にもまず正しく安定した音程。
美しい旋律、美しい響きの元。

ト長調の明るい響きが全然出ていない。
音程の不安定さとヴィブラートのかけ方に原因。

ヴィブラートは音符の音が高い方になるようにかける。

暗く響きがなくて短調っぽいと言われましたが、墓穴に足つっこんで歌ってる歌だからと無意識にそうしていたのでしょう。(???)

最初が肝心。
一音目の音がすべてを決める。
出したい音はイメージできますが、でません。
たとえ出たとしても打率は低すぎます。
でもこれが出来なければ始まらないのです。

何箇所か自分流の音程の癖がついてしまっているので、一旦リセットしなければ。
耳の慣れは恐ろしい。

ストライクゾーンがすごく狭いです。
先生には当然の世界ですが、ワタシには聞き分けが難しいくらい。
そのアバウトさから抜けないと音楽にならないのです。
この音程しかないという音で弾いて下さいね。

練習あるのみ。練習量が必要。
あ、それと良い耳ね。