30年以上前、初めてのヨーロッパ旅行。
パリとロンドンへ気ままな一人旅。
当時、パリやロンドンには日本製の商品が溢れていました。
特に衣料品。
先進国の人件費が高いからと聞いて驚いたものですが、日本もそうなりましたね。
25才のワタシ、日本製を買わないよう気をつけながら、ささやかなお小遣いで買ったものは、後になって後悔するような子供っぽいしょーもない雑貨ばかり。
ディスプレーがとってもキレイなのでつい欲しくなるんですよね。
結局捨てました。
写真は、これぞさすがフランス!ステキ~!と感動して買ったオルゴール。
よく見たら、DancingClownと書いてある。英語やん!?
もっとよくみたらサインがkojimuraiとあり、ひょ、ひょっとしたら日本製?
激しく打ちのめされました。
私にしては、かなりのお値段だったので大ショック!
でも姪っ子達が生まれて、ウチに来るたびにこのオルゴールでよく遊んでくれました。
震災でも壊れなかったし、役割が終わっても、汚くなっても、何だか手元に置いておきたいオルゴール。
今回、大姪がグズった時に超久々に出してきました。
長い眠りから醒めた「踊るピエロさん」は大活躍。
興味を一気にひきつけてくれ、一発おとなしくなりました。
オルゴールは何年経っても美しい音色。
やっぱり生の響きはいいですね。
(図体ばかりデカくて美しい音がほんとに出にくいチェロはいったい・・・)
音が鳴っている時、赤ん坊は大人達の顔をじっと見て不思議そう。
「鳴ってるね?」と目がしゃべってました。
鳴り止んだら、床をバンバンたたいて大騒ぎ。
もっとも3日目くらいから飽きてきましたけど。
他にもこんな風なオルゴールはないものかとググっていたら、
お洒落なHPを見つけて、私のオルゴールの身元判明。
ネット時代になって、大昔の謎が解明するとは!!!
これは、大ヒット商品だったそうですね。
未だわからないのはオルゴールの曲名です。
たずねてみようかしらん。