熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

オフ会アンサンブル2回目

2009年10月26日 | チェロ
Purcell:Trumpet Tune
Haydn:Chorale St.Antonii
Mozart:March of the Priests
Beethoven:Hymn to the Night
Schubert:Deaht and Maiden
Flotow:The Last Rose
Sibelius:Festive Hymn
Klengel:Impromptu
Klengel:Songs without words
Stradella:Aria di Chiesa
Fitzenhagen:Ave Maria
Piazzola:Ave Maria
?:Tell me how wind blows
Goltermann:LaFoi
Goltermann:Religioso
Goltermann:Romance

★Sousa:Stars and Stripes Forever


すごい曲数でしょう!?
万年ビギナーの無謀なチャレンジは、無事終わりました。
痛気持ちよく、痛面白く、痛楽しかった!
「痛」は、もちろん、自分のド下手ぶりに心も痛み。。。

じゃん!
愛読blogのももさん、はらしまさんにも初めてお目にかかれました!
いろいろありがとうございました!

さて今回、一番易しそうなパートを死守させてもらって、一応ほとんど予習をしました。
(脳がヒートアップで時間かかりまくり)
しっかし、私の辞書に、易しいという文字はございませんね。
年数には関係なく、ビギナーそのものというのを痛感しました。
(前回は、ほとんどぶっつけだからと、自分に言い訳してた)
ほんとうに、ご一緒して下さった皆さんには心から感謝です。
アドバイスや刺激を頂いて、効果的な練習が出来そうです。

皆さん、何でもござれで、パパッと初見、パート交換とかして、サクサク弾かれます。
一心不乱に楽譜と格闘していて、上手な方々の演奏を観察する余裕がなかったのが残念。
ソロも聴きたかったです。

最後の★曲は、まったく初見。
音符3つくらい弾いただけで、沈没。
皆さん、すご~~い!大盛り上がりでフィナーレでした。
パチパチパチ!!!

ありがとうございました。


低弦

2009年10月24日 | チェロ

先日、楽器診断(簡易バージョンですが)の時に、
低音の響き、音質が軽くて安っぽいので何とかならないか質問しました。

どれくらい弾きこんでいるか、楽器を見れば一目瞭然。
新品同様?の楽器なので、もう少し様子をみて下さいとのこと。

鈴木3巻ばかり弾いていたら、3,4弦の出番はほとんどないくらい。

アンサンブルのお誘いがあって、無謀にもお受けし、予習をしています。
とにかく一番易しいパートばかり選ばせてもらったら、低弦ばかり。
絶好のチャンスです!
それに、太い弦ばかり弾くのは、慣れないとホント疲れるのでいい勉強になります。

ところが、弾き倒そうと思っても、知らない曲はワケワカメ。
音符が少ないからと、なめたらアカンぜよ。
疲れるほど弾けなくて、曲をザクッと理解するだけで疲れました。←未熟&老化
明日なんだけど。。。
ものすごく楽しみな反面、オソロシイやら、申し訳ないやら。

芸文センターで

2009年10月19日 | コンサート
何と、7時間もいました。
この日、某教室の発表会会場内で、ガダ兄の輸入元が楽器無料診断コーナーを開設。
指定された1時半に、チェロを持参。
輸入代理店に見てもらうのが一番だと思いました。

弓(輸入代理店のものではありませんが)と両方見てもらいましたが、異常なし。
4年も使っている弓なのに、まだ1年くらいですか?と言われました。
毛替えしてから11ヶ月。
もうすぐ替える頃かと思っていたら、まだまだキレイです、使えますとのこと。
チェロも新品みたいだそうです。
扱いが丁寧というより、圧倒的に練習不足のような気がしてきました。

発表会見学。
当然とはいえ、ちびっ子チェリスト達は、さっさと私を追い越し先に進んでおられます。
ついないだまで、赤ちゃんだったような園児?が、長い曲を小さなヴァイオリンで演奏するのにも感心しました。
(暗譜なんだけど、譜面読めないからかしらん?)
小さな指でヴィブラートまでかけて。
fもpもちゃんとわかりましたよ。
音楽的!
恐るべき聴力で、微妙なニュアンスも聞き分けて再現しているんでしょうね。

その後大ホールへ行き、

芦屋交響楽団 第72回定期演奏会

■出演者
指揮 松尾葉子
管弦楽 芦屋交響楽団


■プログラム
M.ラヴェル「ラ・ヴァルス」
芥川也寸志:交響三章(トリニタ・シンフォニカ)
E.ショーソン:交響曲 変ロ長調 作品20

アンコール
サン=サーンス:死者の踊り

大規模ですごい迫力に圧倒されました。
ラヴェル、とっても面白いのでまた聴いてみたいです。
ショーソンもフランスの作曲家だそうですが、全然タイプが違いました。

かつての音楽監督が、芥川也寸志氏で、没後20年になるそうです。
ホールもほぼ満席で、大御所のアマオケという印象でした。

ダンベルドアさん、tomoさんにもお目にかかれました!

また小ホールに戻り、発表会の大人の部を見学。
時間がいつになく延長して、最後の方のチェロまで長かったこと。
でもその間、先の業者さんに弓を試奏させて頂いたり、ラッキーでした。
一番のお気に入りは、何と売り物ではありませんでした。
参考のため一緒に出して下さっていた先生の弓でした。
値段の桁が違います。

発表会をバネに元お仲間の上達ぶりを拝見すると、ちょっぴり取り残された気分。
かと言って、発表会に出たいという願望もないし。
何もなくても、練習を楽しめるように自分で持っていけたらいいな。

前の先生にもお会いできてよかった。
どこも痛くないですか?と開口一番。
思えば痛がる生徒ナンバー1だったのです。
幸いなことに長く弾けるようになりました。
チェロも担いで駅まで歩けるようにもなりました。
相変わらず這い這い状態ではありますが、こうして続けられるのは喜ばしい事だと気が付きました。

14回目のレッスン

2009年10月18日 | チェロレッスン
気温の変化が激しい時期、調弦にかなり手間取る。
涼しい室内なので、少しずつ音が高くなって安定するまでに時間がかかる。
どなたのチェロよりも世話のやけるガダ兄。

前回、忘れていたエチュードをどう取り入れるかという問題。

先生のスタンスは、あくまでも生徒の希望次第というのがわかりました。

バッハ無伴奏でも、Dotzauerでも何でも。
特にお奨めがないのです。
あれこれ迷っていても、時間が経つばかりなので、Dotzauer113曲の3番と5番。
3番は最初1拍ごとにスラーを返してよい。
4つの音が均等なテンポと強さを意識。
指がころんでしまわないように。

○ユーモレスク
一ヶ月ぶりなのですが、無残な出来。
前日、練習を録音して、成果のなさにガックリ。
試行錯誤しましたが、うまく行かず。
こうなったら、あまり考えすぎず無邪気に楽しく弾こう!
で、やっぱりダメでした。

課題の色分けが出来ていない。
単調で強弱がわからない。
最初のテーマが機械的。
(機関車の音からメロディが閃いたそうですがね)

前回、極端に強弱をつけて、不自然になってしまいました。
程よい加減が難しい。

最初のテーマは、前の先生の時も、最初から「味を出してください」と言われ、途方にくれましたね。

何度弾いても先生のおっしゃることが反映されず、先生もお困り。
袋小路に入った生徒を救済する特効薬は、まだお持ちじゃないようで。

10才若い感じで、
しっとりした感じで、
おおらかな感じで、
ドキドキした感じで、
ひそひそした感じで、などなど

いろんな注文に応じて弾きわけるワタシ。

「う~ん、あまり変わりませんねぇ。」

いつも言われるのは、同じ楽譜パターンは、同じように弾いていいのか?ということ。
味を出すためには、ニュアンスをつけて、微妙に変えていく。

それは、弓の操作。
具体的にどう変化させるかは、先生はおっしゃらないけど、センスなんでしょうね。

思いっきり具体的に、ここは弓何cm使用で、ここは長め何cmで、と決めてもいいですとも言われました。
具体的といえば、妹は先生に、そこは弓の毛一本で弾くつもりのppでとか言われたそうな。
それもわかりやすい!

生き生きとした曲らしくするのは、どうしたらいいのか頭と右手パニック。

まず、どう弾きたいか、もっと明確にすること!だそうです。

もっと、追求してみます。

フォルテが出しやすい楽器です、とそれだけ褒めていただいたレッスンでありました。

耳のお正月

2009年10月16日 | コンサート
ウィーン・ヴィルトゥオーゼン

「音楽の都ウィーンの歴史と伝統を継承する世界の名門、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。世界最高峰と謳われるその至高のハーモニーが凝縮された“小さなウィーン・フィル”、それがウィーン・ヴィルトゥオーゼンです。」
だそうです。
いずみホールと芸文大ホールと両方の公演がありますが、いずみホールへ行きました。
最後列に初めて座ったのですが、ゴージャスなシャンデリアが輝くホールを一望。
今回のラグジュアリーなコンサートにはヴィジュアル的に大正解。
(写真、借りてきました。)
いつも前へ、前へ、と席を取るので、ホールがどんな眺めか記憶にありませんでした。

ホールの規模も大き過ぎずピッタリ。
楽友会ホールがお手本のこのホール。
後半、まさに気分はニューイヤーコンサートでした!
バレエの映像が頭の中でクルクル。
本場ウィーンの独特な3拍子も聴けました。
耳のお正月、出来ました。

ウィーンの作曲家クライスラーもヴァイオリンソロがありました。
やっぱり「愛の悲しみ」はチェロが好みです。
金婚式をしつこく習ったのは、いつかこの曲を弾いてみたいから、な~んていつになることやら。

各楽器、それぞれソロパートの聴きどころあり。
パンフにもありましたが、よほどの指揮者でない限り存在価値のないオーケストラなんですね。
指揮者がいなくても、見事なコンビネーション。
今回、オーケストラが各1人ずつみたいな編成で、それぞれ責任重大。
それぞれの奏者が輝いて見えました。
それと、皆さん足の長いこと。
ピアノの椅子、どんだけ上げますねん。

■演 奏 曲 目
W.A.モーツァルト:
フルートと管弦楽のためのアンダンテ ハ長調 K.315
交響曲 第29番 イ長調 K.201
R.シュトラウス(ヘーゼネール編):
ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら
ウェーバー:舞踏への勧誘-華麗なるロンド 変ニ長調
クライスラー:愛の悲しみ/愛の喜び
ブラームス:ハンガリー舞曲 第1番/第6番
J.シュトラウスⅡ:
ウィーンの森の物語/トリッチ・トラッチ・ポルカ
オッフェンバック:オペレッタ「天国と地獄」より序曲

アンコール
チャイコフスキー:くるみ割り人形 トレパック
シューベルト:グラーツのギャロップ


■出演者
コンサートマスター フォルクハルト・シュトイデ
ヴァイオリン ホルガー・グロー
ヴィオラ エルマー・ランダラー
チェロ フランツ・バルトロメイ
コントラバス ヨーゼフ・ニーダーハマー
フルート ウォルター・アウアー
オーボエ ハラルト・ヘルト
クラリネット エルンスト・オッテンザマー
ファゴット シュテファン・トゥルノフスキー
ホルン ヴォルフガング・ヴラダー
ヤン・ヤンコヴィッチ

時は流れて

2009年10月13日 | ファッション
追われていた仕事も一段落。

そして、先の連休、姪っ子と二次会新婦のドレスの相談も一件落着。
七難隠すデザインは大成功!
本人もすごく喜んでくれました。
まさに人生バラ色の時期で、ほんとに微笑ましいこと。
こっちまで、幸せ気分が伝染します。

今時のフォーマルドレスは、お水系と見紛うような傾向。
町で披露宴におよばれの「女子」群を見かけると、そこまでセクシーにせんでも、と思ってしまう。
せくしーにした時、貧相はNG。
なのに、生地がチープだったり、中味が貧弱だったり。

ほんの10年前と比べたら、恐ろしく露出度アップ。
素材からデザインまで、どうしてこう画一化なのか。
不況の割には、チャラい系が好まれるとは。
というか、そういうものしか売ってなかったら買うしかない!?

時代を越えても、色褪せない、違和感のない、そういうモノを作れたらと願う。
昔の写真を見て、そんなことをチェックするのも面白い。
趣味と実益で、仕事の楽しい一面。
苦しい一面は書かないでおこう。


そうそう、ヨウジヤマモトが民事再生。
同様なケース、ラクロアには仏政府が文化保存の意味もあり支援したとか。
ヨウジヤマモト復帰を願って、昔のY'sを出して着てみた。
真っ黒は今も着られる。

リスの気持ち

2009年10月06日 | 食べ物
先週、予約していた見事な丹波栗(無農薬)が届きました。
いつもなら、鮮度が命!虫に食われてたまるか!と即茹でて、
なくなるまで思いっきり食べまくるのですが、
今年は違います。

栗の保存方法を調べました。
4~6週間冷蔵すると糖度が3,4倍になるそうです。

○虫食いを防ぐために、お湯につけてから冷蔵庫に保存する。
○生で零度(チルド)で保存する。

など、いろいろ説があります。

熱を加えてからでも糖度が増すのか、どうもよくわかりません。

少しだけ茹でて味見をして甘さを記憶しました。
丹波栗は大きいけど、甘味はそんなに強くありません。
ホクホクで食感は最高です。

残りは生のままチルドルームへ。

5日ほど経ちました。
白い粉がふいていたら虫なのだ!と恐る恐る見たら、
白いモノがいっぱいついていて、頭がクラクラに。

霜だった!水分がどんどん抜けて大丈夫か?
艶やかで豊満な栗達は一応健在に見えます。

リスは秋に木の実を土に埋めて隠し、それで冬場をしのぐとか。
賢くないので、あちこち埋めた場所を忘れるらしい。

チルドに入れっぱなしで、ワタシもそのうち忘れるかもしれない。
というわけで、ここに書いてみました。


レッスンがとぶ

2009年10月04日 | チェロ
チェロの先生が急な発熱で、レッスンお休み。
新型インフルエンザでないことを祈っています。
2週間後の予約になったので、1ヵ月空くことに。

2週間ごとにコンスタントにレッスンを受けるのがすっかり習慣になっています。
時間と経済的余裕があれば、毎週でもいいくらい。
やはり上達の道は、悪い弾き方をしないように常にチェックしてもらうこと。
音楽が不得手な中年(ワタシ)は、放っておいたら、トンデモナイ弾き方を開発することもあるのです。
そして、過去の事はすぐに忘れます。
次のレッスンまで、心して自習しなくては。

坂本さんと太田さん

2009年10月01日 | 音楽
録画は便利。
でも油断していると、元々少ない容量のHDがすぐにいっぱいになります。
チープなレコーダーなもので。

放送から時間が経ってましたが、爆笑問題と坂本龍一のトーク「台本のない音楽会」に大爆笑。

坂本「教授」は、例えばサザンなど人気のポップスには感情移入できない、良さがわからないとおっしゃる。
どちらかというと歌詞は邪魔。
歌も音として聞くので意味が入ってこないそうです。
こりゃ、凡人とは違うわとビックリ。
カラオケも嫌いで、歌えるのは「黒い花びら」と「あの日に帰りたい」だけ。

そして番組後半で、
「赤ちゃんは生まれた時から、人の声、つまりお母さんの声や言葉はメロディとして捉えて聞き分ける。これは一種の音楽!?」という説を披露。

書いていて急に思い出したのですが、Nスペで赤ちゃんの脳の特集があって、生後かなり早い時期に母国語が聞き分けられるという実験を紹介していました。
そうか!母国語独特のメロディや音の特徴を記憶していているので、意味はわからなくても反応するのだ!

そこでNHKを検索したら下記の文だけが。DVDを発売してますのでヨロシクとのこと。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「私たちの一生で、もっとも脳の潜在能力が高いのは、いつの頃か?」
―――この問いに最新科学が明らかにした答えは驚くべきものだ。
じつは生後8か月頃から1歳前後だというのだ。
脳のなかで神経細胞同士の情報伝達を担うシナプスはその時期ピークに達したのち、早くも減少に転じてしまうのである。
生まれた直後の赤ちゃんの知覚能力がきわめて高いこともはっきりしてきた。
たとえば、赤ちゃんは世界中の言語の微妙な発音の違いも区別できる。
つまり私たちは、いったんできたことが成長とともにできなくなるという不思議な道のりをたどっているのである。
いったい、なぜそんな遠回りと思える道のりがあるのか?
そこには、人間らしい能力を獲得・発達させるための秘密が隠されている。
赤ちゃんの最新研究からは、自分の環境に最も適した能力を選びとっていく姿が浮かび上がってきた。
番組では、赤ちゃんの1年にわたる成長を実際に追い、最新の測定技術を駆使して画像化した赤ちゃんの不思議な成長のプロセスを探る。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それはさておき、

そこからの2人のツッコミがケッサク。

じゃあ、教授は単に幼児性が抜けてないってことでしょ?
一緒にピアノを習った連中は、気がつけば皆やめたと言ってたけど、
言葉がわかるようになって音楽やめたんだ。
でも、教授はまだメロディにこだわって作曲の方に行った。
赤ちゃんプレーとか好きでしょう?
彼女といる時は赤ちゃん言葉とか使ったりしません?

教授、思わぬ方向にタジタジでした。