熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

浮腫み

2014年06月23日 | 健康
昨年末から、緩和ケアも出来る開業医の先生にお世話になっている母。

鎮痛剤を少しずつ増やしつつ、何とかQOLを保って機嫌よく過ごしてきましたが、暑さ到来とともにそうもいかなくなりました。
5月末から利き手が浮腫み、ひどいだるさで横になっていることが多いです。
骨や皮膚の転移も見た目にも隆起したり変色したりで痛々しい。
先生は進行はゆっくりなので命に別状ないとのこと。

転移再発がわかってから7年。
今までは、治療にも耐えた甲斐があって、楽しいこと嬉しいことに次々出会えた母ですが。。。
たぶんあと一人、ひ孫が増えるので見届けてほしいです。
ひ孫たちのおしゃべり、歌、踊りの動画を見ている時はいつも笑って楽しそう。

無邪気に可愛い幼子の存在感は強力です。

ただし実際に会いに来てくれることになっていた計画は辞退しました。


このところ、毎日、「今日は特にだるくて辛い。」と言い、悪化の一途かと心配していたら、
今日はなぜか横になる時間が減って、会話も多く陽気な母に少しもどっています。
だるさがほんの少しマシになったとか。


薬の量や飲み方を工夫したり、ストレッチをしたり、台に浮腫んだ腕を乗せてみたり、
どれかが効果があったのかしら。


あまり弱ってしまうと「白鳥」が聴きたいとか、そんなことはぶっ飛んでしまいそう。
私の上手な白鳥を聴くまで死ねないからねと言ったら、「まだまだやね」と笑われました。


新レッスン60回目

2014年06月20日 | チェロレッスン
かなりいいのですけど、なんかねぇ、なんかねぇ、と歯がゆい先生。

いつものテーマ、根本的な体の使い方が気になっておられる模様。


特に後半、音にのび、粘りがなく、一音一音ポンポンと鍵盤楽器のような音の出し方に。

弦楽器ならではの音の繋がりを生かした弾き方を!


@細かい注意点。


弓の返しの浮き。

低弦の発音。(弦にはじかれない。左手も確実に)

フラジオの鳴らし方。(特に高音は毛を少なく駒より)


@体の使い方。


体で音を安定させる感じ。

背中に支点があるつもりで肩甲骨で弾く。

弓は正しい面の上を動かす。




良くなった点もいろいろ指摘されてちょっといい気分。

フレーズ感、曲らしさが出て来たそう。

抑揚をつけることを第一に練習しましたが、大げさにしたつもりでも、少し変化がでた程度。

小指苦戦の箇所は全然気にならないと言われ、バンザイ!


それにしても弦楽器の音って、月とスッポンだと痛感。

どこか痛い時、美しいチェロのCDを聴いたら心地よくなることがあるけど、

ちょっと不調な時、自分の録音を聴いてたら頭が痛くなってビックリして止めました。

弾きながら頭が痛くなったことがないのはラッキーだと思うことにします。


ココナッツオイル

2014年06月13日 | 食べ物
有機ココナッツオイルを、馴染みのパン屋さんで見つけて買ってみました。
パッケージに書いてあったオススメの食べ方は、ハチミツと混ぜてトーストと。

かなりイケます。
ここにココアを入れてみても、なかなかよかったので、
残り物の冷凍パイシートを小さくカットして焼き、
ココ&ココハニーペースト?を塗ってみました。
おいしいココナッツチョコパイにランクアップ!
お茶と合う!

ココナッツオイルのレシピを調べていたら、認知症という文字がよく出てくるのです。
両者で検索したら、なんと認知症予防に効果ありと?

認知症関連のブログもヒットしました。
いつもガン関連のブログを追っている私ですが、認知症も多いことに改めて驚きです。

予防のために摂取する量が一日大さじ6杯とは多すぎるのが困りもの。
飲む感覚になりますねぇ。

新レッスン59回目

2014年06月03日 | チェロレッスン
音階のボウイング、音は褒めていただきました。

でも曲になると。。。

正しい音程の音を出さなくては、正しいリズムで延ばさなくては、それで手一杯、みたいな。

音を発することの後は、その音を次にどう繋げるか?
長方形のワンパターンの音では音楽にならない。
ブザーを正しいリズムで鳴らしているのと違います。
そして音が固い。

音もリズムも体から出る感じがほしい。

いい音に散々こだわって狙っているつもりだけど、打率が超低すぎるんですよねぇ。
どっか空回りしてるんですね。(と内心私はおもう)

少しずつでもコントロールして、滑らかな音の繫がり、音色のバリエーション、音の表情、ニュアンス、を手に入れよう!

このワンパターンの壁から脱皮しないと今後チェロが楽しくなくなるであろうと、
先生の熱が入ります。

体と楽器の諸問題。
大きな筋肉を使う。→ダイナミックな音、早いパッセージ。
肘をキープする筋力。

左手親指離さない。、
雑音を出さない気づかい。

手先を動かさなくても体の動きで弾ける音もある。

重さを乗せるのと同様、重さを逃がすのも重要。→やわらかい音。

長丁場になり、おそらくじれったい思いの先生。
どう伝えたらいいか、懸命に考えている先生をよそに、
すごくお腹が空きましたね、とか、もう○時です、とかつぶやく不肖の弟子。
申し訳ございません。

スタミナがなくて、継続して弾ける時間が短いのは困ったものです。

このレッスン後、何日も経っていますが、相変わらず出だしのフレーズから苦労。
半音でも、もっと響いてくれないかなぁ。
装飾音を弾くには私の小指がすごく短くて、弾きにくい。
テンポはゆっくりにするしかなさそう。
できると信じて、粘ってみよう。