熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

猛暑去る?

2013年08月27日 | 日常
室温34~35度という日が続いていましたが、やっと30度に。
今年の夏はこたえました。



本日の東京中央銀行 大阪西支店前
灼熱の街も少し歩きやすくなりました。

新レッスン41回目

2013年08月26日 | チェロレッスン
気がつけば長い間、性懲りもなくレッスン記録を書いてきたもんです。
有難いことに読んで下さっている方がいらっしゃるのか、アクセス数もず~っと安定しています。

でも時々、変な内容も多々あるので被害を被っておられないかしらと思います。

まったくの門外漢、右も左もわからず突然チェロを始めて、その時々の思いを気ままに書いてきました。
レッスンに対する考え方も結構変化し、回り道も多かったです。
今となっていろいろ過去の間違いに気がつくのです。

大人のレッスンは本当に千差万別。
たとえば同じ先生に対する評価でも、生徒によってこんなに差がある経験は始めて。
相性の合う先生に出会うことが大切ですね。

ある教室の宣伝文句に、(先生に対する)生徒の悩みを解消しますとあり、
その悩みとは、楽器を売りつける、上から目線というのは納得ですが、
基礎ばかりさせる、というのがあって苦笑しました。

ほかの教室ではチェロは簡単にいい音が出せますとか、1年で白鳥が弾けますとか。。。

未だにいい音も出せず痛い白鳥しか弾けないワタクシはアホかいな?
とつっこみたくなります。

何を隠そう、ワタシもこういう宣伝に惹かれていた頃を経て今に至ります。

何が言いたいのかわからなくなってきたわ。

そうそう、レッスン記録は非常に個人的私特有のもので参考にならないのでスミマセンと申し上げたく。。。

前置きが長くなりましたが、レッスン記録。

スタートから思うように音が出ない、響かない。
調子が出るまで、かなり時間がかかる日もあるんですね。

一応弾けているから細かいことが気になると先生。
スタッカートの音色が標的に。

そこから右腕の重さを乗せる、がテーマに。
ちょっとした実験的な動きをいろいろ命じられたのですが、すごく難しい。

手先だけで弾き過ぎ、と。
いつも意識しているのに。。。

スタッカートは弦に縦に、垂直に力が乗るように。

ほかには、

弦との弓の接点に意識が行くように。

粘り。
どうすればそれが出来るのか。。。
弓のコントロールしかないですが。

姿勢はかなり良くなったそう!
ずっと第一目標に練習していましたから。

先生のコントロールされた音色の連なりと、私のたまたま出てしまった音色の寄せ集めの落差にガックリ。

右手問題は膨大。
小さなことからコツコツ先へ行きたいものです。


伴侶

2013年08月20日 | 日常
友人が昨年、再婚しましました。
姦し演奏会をした3人のうちの1人、ピアノ担当。
東京へ嫁いだので音楽会はアレっきり。

姦し演奏会のもう1人と一緒に依頼していた結婚祝いの作品がやっと仕上がって発送。

画家ロセッティの妹が詩人で、熟年カップルにピッタリのいい詩がありました。
とてもセンスのある友人のカリグラフィ作家がその詩をご提案下さり、時間をかけて丁寧に作品にして下さいました。
(残念ながら写真掲載はナシ)

ページ最後に詩の内容

同じ頃、別の友人の最愛のご夫君が亡くなりました。
元気ハツラツ、スポーツマンの彼と友人はおしどり夫婦。
降って湧いたような5年間の、壮絶だけれど前向きな明るい闘病生活でした。
二人三脚で闘う夫妻から、逆に周囲が励ましや希望を与えてもらっていました。
葬儀でも立派に喪主の挨拶を述べ、冷静に振る舞う友人でした。
しかし悲しみ、喪失感、無念さ、の計り知れない大きさに潰されそうになる友人を知り、心が騒ぎます。

どんな状態でもいいから生きてさえいてくれたら…

この言葉が深く突き刺ささっています。



追記

病に倒れても書道が玄人はだしの彼は、ずっと書き続けました。
請われて教えもしたそうです。
和洋ともカリグラフィは命の支えになる趣味だと知りました。

暑い

2013年08月12日 | 日常
今年の夏は特に暑い。
閉めきった室温は35度でした。

暑いから頭がモウロウの人が多い。

今日は前髪に大きなダブルピンを止めたまま出かけようとして、たまたま玄関にいた母に注意されてラッキーでした。

友達はムースの白い塊をつけて歩いている人を見たと言っていたので、使う時は注意しています。
でも最近は使っていません。

駅前で後ろのジッパー半分開けっ放しのミニワンピースを来たオバサンを見ました。
後ろに手が届かなかったので諦めた?
それにしても、半分以上白髪で超ミニ、生足、背中パックリは奇抜でした。
注意できる雰囲気でなく、皆振り返って見るだけ。

知人から贈り物が届いたのですが、のし紙が見知らぬ名前。
受け取っていいものかメールしたり。。。

2軒に送った果物が互い違いの発送で延着。
荷物追跡したり、傷んでないか気を揉んだり。。。
(実際猛暑の輸送中、少し傷んでいたそうでショック)
ヤ○トでも伝票番号入力ミスなんていうのがあるんですね。

日本の夏、不注意の夏。
用事が増える。

チェロカルテット

2013年08月11日 | コンサート
N響メンバー4名様のラ・クァルティーナ。
個人的にはCDで大変お馴染みなのですが、生は初めて。
関西公演はごく稀のようです。

今回はまさにチェロファンにとって夢のような贅沢なコンサートでした。
100人も入らない小さなホールで、スタートからアットホームな雰囲気。
休憩においしいフルーツジュレと飲み物も提供いただき、大恐縮。
大変おいしかったです。
間近でバッハ、クレンゲル、タンゴ、映画音楽の数々。
落ち着いた大人のチェロアンサンブルを、心ふるわせながら堪能いたしました。
(シンドラーのリスト、特に好きなんです。)

あふれる美音を浴びた後の練習の悲しかったこと。。。
ショボ過ぎる。。。

余談ですが、4名さまのチラシの写真と現実と照合いたしますと。。。合いません。
1名さまは体調を崩され、代役の方。
(早いご快復を祈っております。)
もう1名さまは髪の色がグレーでお顔の輪郭もほっそり。
ロマンスグレーはリチャード・ギアっぽくて、すごくカッケー。
写真とは別の方のように見えましたがご本人でした。

N響にそんなカッケーチェリストいらしたのかと、その後N響アワーをチェックしたのは私だけではありませんでした。笑
一緒に行った同い年の友人もテレビ見て、「別人28号でした。」とメールがきて可笑しかったです。
いつの間に変身なさったのかしらん。
私らも染めるのやめる?と一瞬血迷いましたが、逆効果になって老けるだけ、とお互い納得しました。

子供の音楽教育

2013年08月08日 | 音楽
昨日の新聞に、指揮者、大野和士さんのインタビューが載っていました。
都響の音楽監督に決まったそうで、抱負を語っておられたのですが、
その中で子供の音楽教育を上げられていたのが印象的でした。

クラシック界も様々な面で先細りの危機感が強まっているのでしょう。
子どもや若い世代にどれだけアピールできるかが、もはや音楽家の必要条件です。

フランスやベルギーでは子供に音楽を聞かせるノウハウが発達していて、
ただ受動的に聴くだけでない参加型が主だとか。

大野氏の例、一つのテーマを取り上げ、絵や詩を書いたり、音楽を聴いたりするアイデアは面白そう。
豊かな情操が育ってほしいものです。

実はコンサート記録もサボり気味なのですが、
ベルギーからお里帰り中の日本人妻カップル二組の演奏家がなさった「子どものための音楽会」に行きました。
まさに参加型質疑応答型で、「ステージの楽器に中で、ぞうさんのダンスを演奏するなら、どれがいい?」などの演奏者の質問に、子供達は元気に答えていました。
コントラバスだって、何となくわかるんですね。


主催者は「育てなきゃ!」という意欲に燃えておられました。
お子様達はステージの前の特設こどもコーナーでおとなしく聴いている時もあれば、
走り回ったり、親の席に行ったり、ステージに上がろうとしたり、寝っ転がったり、泣き喚いたり。

私は目まぐるしい変化を観察するのに気が行ってしまいました。
子供は元気で正直です。

子供の心をつかむのは難しそうですね。
でも、これって一つの特技、才能で、亡き親友が本当に上手で、子どもの心ワシ掴みのヒトでした。
そして音楽的才能も豊かでした。
そういうスタッフと音楽家と協力してもいいかもしれないと思いました。


スマホ衝突未遂

2013年08月07日 | 日常
先日来、スマホねーちゃん、スマホあんちゃんに怖い目にあわされています。

自転車が突進してきて飛んで逃げました。
見たらスマホに気を取られて運転するおねーちゃん。
ただでさえ自転車事故の多い地域に住んでいるのに、まったく。。。

ビルの階段を降りきった見通しのない踊り場で、いきなりあんちゃんの顔とスマホが飛び出て目の前にへばりついた。
こちらは避けようがないので恐ろしかった。
人の気配はもちろん、階段を降りてくる足音もキャッチ出来ないということ。

こういうことを防ぐアプリを真っ先に準備すべきだ。
プンプン。

新レッスン40回目

2013年08月01日 | チェロレッスン
ピアノあわせ。
先生、なんと中学時代以来のブランクを経てピアノ再開。
全然弾けてないとおっしゃるのですが、ご謙遜。
楽しく最後まで通せて私にはゴキゲンなレッスン。
ピアノに合わせて弾くとこうなる!!という感触が、しっかり掴めて助かりました。

不肖の弟子のためにがんばって練習して下さって感謝と尊敬です。

ピアノの先生から、ブランクがあっても復活できる実力がつくよう教わったそうで、まさにその通り。
自分の習い事の過去を振り返ると、その逆ばかりで情けないこと。
不良債権ばかりナリ。

ピアノがあるとワルツのリズムが感じやすく、一人よりマシな出来に。
音量に負けないよう、どうしても力むのが悩み。
攻撃的な弾き方と言われました。笑

発表会レベルになっています、という思いがけないお言葉に大喜び。

もっと自分の思うよう遊んで良い。
そのためのボウイングをしっかり決めて覚えこむ。
右手で歌いたいものです。
ボウイングの振り付け、お悩み中。

里帰りしていた妹に聞いてもらったら、「白鳥」(他の曲も)は痛いけど、こちらは痛くないと。
痛いチェロをわざわざ人様に晒したくはありません。
はじめたばかりという言い訳もとっくに出来ません。

老醜のイメージが頭をよぎる。。。
それにチェロのイメージが悪くなる。。。

妹は毎日、開放弦からみっちり練習している成果で、ガダ兄を私以上に鳴らせる人になっていました。
すごい!!!
もっと練習しないとワタクシ、やばいです。