熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

8月のコンサート

2016年08月31日 | コンサート


国際色豊かな音楽家達が年に1度大集合!?
モーツァルトから影響を受けた曲がプログラムのテーマでした。

女性チェリストは私がファンの志保さんです。
ベルギーから2才前の双子ちゃん連れてお里帰り。
お姿を拝見するだけて、楽しく元気になれました。

皆さんの音楽をする喜びにあふれ、創意工夫もあって実に楽しく感動的なコンサートでした。
音楽家の自主企画のコンサートの良さを再認識しました。

余談ですが、
普段オーケストラではルールがあり、同じような格好をされていることでしょう。
でもこのコンサートではかなり自由。裸足のコンミスさんにびっくり。
コントラバスさんはルックスで女性かと思っていたら男性でした。
来年はどんなコンサートになるのか、今から楽しみです。

もうひとつコンサートに行きました。
神戸のゴージャスなホテル(いつの間にできてた?名前忘れました)でのコンサート。
サロンでお茶とケーキ付。
客席数が少ないので、当然かなりお高い。
チェロだけではなかったのですが、チェロのソロが残念でした。
華やかなマダム客は、満足なさっていたようですけど。

前記のコンサートと違い、いかにもノルマをこなすビジネスのような演奏で、心に何も届かない。
結婚式やラウンジでのバイトと違いまっせ。
サロンで、なんだかお茶を濁された感じ。







チェロ合宿

2016年08月25日 | チェロ

この年になってチェロ合宿体験をさせていただきました。
妹の先生が主催された合宿です。
先生には、私も今まで3回ほどレッスンを受けていました。
遠いのでコンスタントに行けないのが残念。

驚いたのはレイトスターターたちのパワーのすごいこと。
やっぱり首都圏は、チェロ人口も多くて刺激やチャンスが多いですね。
地方の井の中の蛙で、すっかり圧倒されてしまいました。

家に帰って、自分の持っている楽譜の少なさを見て苦笑です。
合奏もソロも経験値が乏しすぎ。

毎日、練習はしてるんですけどねぇ。
同じことばっかりしていたわけですねぇ。
でもそれはこちらの先生が丁寧に根気よく時間をかけて学習能力の乏しい私に、
チェロの基礎を教えて下さっていた証でもあって、
そのありがたさもしみじみ感じました。

大昔このブログに最初にコメントを下さったゴーシュさんにもお目にかかれました。
楽器に関するアドバイスがガッテン!です。

ゆるゆるボーイングも教えていただきました。
だまされたと思って?毎日忘れず日課にしようと思います。
ゴーシュさんありがとうございました。

先生はじめ皆さんに大変お世話になって感謝でいっぱい。
刺激もいっぱい。
台風のオマケはいらんかった。


帰りの新幹線、最後列のスペースには車いすやスーツケースが先客で、チェロを寝かせることができず苦肉の策。
そんなこともあろうかとスーツケースのベルトを持参。
これさえも出来ない場合はどうするかまだ不明。

7月のコンサートなど

2016年08月01日 | コンサート
わ、もう8月!

地元の人気ホールで月初めに利用希望者の抽選会があります。
昨年6月そこでのチェロの会以来、お役目を引き受け参戦していたのですが、余りにも狭き門。

2年目ともなると、くじ運のなさに足取りも重くなっておりました。
毎月無駄足を重ねるのは悔しいので、これからはこの日にあるコンサートを何でも聴いてみようと思いたち、7月からチケットを買うことに。

そしたら、抽選にあったってしまいました!
1日コンサートプランは7月で最初で最後となりました。


今まで打楽器ばかりのコンサートは行ったことがありません。
同じホール(来年使用させていただける小ホール)でも、楽器によってこんなにも音量が違う!
チェロなんてささやかなもんです。
ものすごい音量でした。
リズム音痴の私には、とてつもなく雲の上の演奏に驚嘆でした。

9日はお待ちかね「ベルリンフィル12人のチェリストたち」へ。
いつものかなり郊外のホール。

今まで満席だった記憶があるのに、後方部は空席だらけ。
なんともったいない!地元の方には一巡したのでは?
小さめのホールで彼らの演奏を聴けて実に贅沢。
お客さんは少なくてもスタンディングオベーション拍手喝采でした。

このホールではキッズ特別プランがあって、開演前に直にお話や演奏が聴けたそうです。
うらやましい限り!!!小学生になりたい!!!

最高のハーモニーを聴くと、耳が清められる感じがします。
少しずつメンバーが入れ替わってますね。


2曲目、フォーレの組曲「ドリー」より子守唄でしたが、チェロで聴くのは初めてです。
亡き親友と私の母に背中を押され、暇をもてあましていた大学1年の時ピアノを再開しました。
一緒に習うと後で遊びに行ける、それが理由でOKしました。
動機が不純で出来の悪い生徒に先生は手を焼き、じゃあ「ドリー」の連弾で皆で楽しくやりましょうということに。
先生のご好意に応えることもなく、練習もせず結局すぐピアノはやめてしまいました。
苦い思い出と友人が弾くショパンがよみがえってきました。
チェロでこの曲弾けたらいいのに。。。いつか天国でね。