いずみホール企画、ベートーベン弦楽四重奏全曲演奏会全8回のうち、2度目のコンサート。
前期公演ではアルティに行き、後期公演の今回はハーゲン。
前期、後期公演に1冊ずつパンフが作られています。
今回で2冊になったので、全曲の解説が揃って有難いこと。
アルバンベルクの全曲CDの解説は、日本語じゃないので読めませんの。
今回が圧倒的人気のようで、満席。
世界最高レベルのクァルテットだそうな。
本場ウィーンからです。
舞台上の左側バルコニーは初めて。
ちょうどチェロと向かい合っています。
えもいわれぬ美音が飛んでくるのを堪能できました。
なんと、ふくよかで優しい音!
ハーゲンは激しくせめぎ合うテーマより、おだやかなさりげない部分の演奏に惹かれました。
優雅で気品があるのです。そして、しみじみ味わいが深いのです。
何と言っても、今回のキモは14番の4楽章。
身を乗り出して聴きました。(普通に座ったら何も見えない)
素直な、というか単純なワタシは上村氏のお話を思い出し、ウルウル。
*4月29日付でおバカ丸出しのレクチャーの感想書いてました。
あれから5ヶ月もたったのか。。。
パンフの解説を読むと、14番はある意味特別らしいのです。
ベートーベンが自分の最高傑作と言ったとか。
それを知っている人には、益々感動の輪が広がるはず。
ワタシも先のレクチャーで、いきなりこの4楽章を聴かされたのでした。
何の説明もなくても、チェロが面白いから、印象に残りました。
レクチャーでは、上村氏のご推薦とロマン・ロランも賛美したことはインプットできました。
ベト氏が最高傑作と言ったことは知りませんでした。
変奏の作曲テク、ここに極まれりなんでしょう。
音楽に解説も何も入らないという考えもありますが、
やはり弦楽四重奏などの室内楽になると、かなりマニアック。
お客も入らないと言われているジャンル。
もぎぎ氏も仰せのように、人間、わからないと寝る。
実際、寝息も聞こえておりました。
だから、レクチャーやパンフで後押ししてもらって、ドシロウトにはちょうどいいくらい。
似非感動かもしれないけど、生演奏でベートーベンの前衛性に触れられて至福の時間。
そうそう。比較する意味で組まれたドビュッシー。
いかにも印象派みたいなドビュッシー節。
頭にいろんな風景を浮かばせてくれますが、睡魔もちょっとだけ呼ぶ。
<ベートーヴェン弦楽四重奏曲全曲演奏会(全8回)
Vol.6 ハーゲン弦楽四重奏団>
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第11番 ヘ短調
「セリオーソ」op.95
ドビュッシー:弦楽四重奏曲
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第14番
嬰ハ短調op.131
前期公演ではアルティに行き、後期公演の今回はハーゲン。
前期、後期公演に1冊ずつパンフが作られています。
今回で2冊になったので、全曲の解説が揃って有難いこと。
アルバンベルクの全曲CDの解説は、日本語じゃないので読めませんの。
今回が圧倒的人気のようで、満席。
世界最高レベルのクァルテットだそうな。
本場ウィーンからです。
舞台上の左側バルコニーは初めて。
ちょうどチェロと向かい合っています。
えもいわれぬ美音が飛んでくるのを堪能できました。
なんと、ふくよかで優しい音!
ハーゲンは激しくせめぎ合うテーマより、おだやかなさりげない部分の演奏に惹かれました。
優雅で気品があるのです。そして、しみじみ味わいが深いのです。
何と言っても、今回のキモは14番の4楽章。
身を乗り出して聴きました。(普通に座ったら何も見えない)
素直な、というか単純なワタシは上村氏のお話を思い出し、ウルウル。
*4月29日付でおバカ丸出しのレクチャーの感想書いてました。
あれから5ヶ月もたったのか。。。
パンフの解説を読むと、14番はある意味特別らしいのです。
ベートーベンが自分の最高傑作と言ったとか。
それを知っている人には、益々感動の輪が広がるはず。
ワタシも先のレクチャーで、いきなりこの4楽章を聴かされたのでした。
何の説明もなくても、チェロが面白いから、印象に残りました。
レクチャーでは、上村氏のご推薦とロマン・ロランも賛美したことはインプットできました。
ベト氏が最高傑作と言ったことは知りませんでした。
変奏の作曲テク、ここに極まれりなんでしょう。
音楽に解説も何も入らないという考えもありますが、
やはり弦楽四重奏などの室内楽になると、かなりマニアック。
お客も入らないと言われているジャンル。
もぎぎ氏も仰せのように、人間、わからないと寝る。
実際、寝息も聞こえておりました。
だから、レクチャーやパンフで後押ししてもらって、ドシロウトにはちょうどいいくらい。
似非感動かもしれないけど、生演奏でベートーベンの前衛性に触れられて至福の時間。
そうそう。比較する意味で組まれたドビュッシー。
いかにも印象派みたいなドビュッシー節。
頭にいろんな風景を浮かばせてくれますが、睡魔もちょっとだけ呼ぶ。
<ベートーヴェン弦楽四重奏曲全曲演奏会(全8回)
Vol.6 ハーゲン弦楽四重奏団>
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第11番 ヘ短調
「セリオーソ」op.95
ドビュッシー:弦楽四重奏曲
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第14番
嬰ハ短調op.131
ドビュッシーは昔まだ室内楽の事を知らないまま生まれてはじめて弾いたカルテットでした。半分以上弾けなかったけれど,ぞくぞくするような綺麗な曲だった事を覚えています。
その後のドビュッシーは、ファンジックで喉ごし滑らかな口当たりに感じました。
はじめは集中して聴いていたのですが、寝息が聞こえてきて、緊張感がゆるんでしまいました。
ふと客席を見たら(バルコニーからは良く見えます)、下を向いている人が多いのでびっくり。
ベートーベンでは皆起きているのとは好対照でした。
ドビュッシーはドビュッシーだけで、ゆっくり、ぞくぞく感を味わいたいです。
四重奏って演奏する側も燃えるでしょうね。
わたしはね、ぢつはね、ちょと物足りなかったんどす。チェロはよかったんだけど、VnとVaの音がね。数日前にアルティ聴いちゃったもんだから、特に。
アルバンベルグでは完璧さ、ハーゲンでは優雅さ、を感じたけどこれは好きずきですな。
室内楽はどこまで行ったら完成ということがない、って藤村さんが言ってたけど、ほんと奥が深い。
さて、次は何行かはりますのん?
本場産より、京都産がめっぽうお気に召したようですね。
ワタシは正直、まだよくわかりません。
ただ、後期のベトベン四重奏は恐ろしく難しいみたいで、「おっと~」というところもあったりして。
やっぱり、アルバンベルクは凄かった、という印象が残りました。
>室内楽はどこまで行ったら完成ということがない、って藤村さんが言ってたけど
どちらの藤村さんどす?
>さて、次は何行かはりますのん?
両陛下は、チェログランドコンサートだったのですね。
今、妹からメール。
アルティは、ウィークデーの夜なので諦めました。
京都は間にあわしまへん。
次はブルネロかいな。いえいえ、まだどす。