熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

2月コンサート

2018年02月17日 | コンサート


寒い中、人混みでインフルや風邪をもらってくる不安もあってコンサートへ行くのも億劫になってくるお年頃。
でも思い切って連日出かけたコンサート、どちらも大満足でありました。

○チェロリサイタル

出演者
チェロ
エドガー・モロー
ピアノ
ピエール=イヴ・オディク

プログラム
モンティ:チャルダッシュ
グラズノフ:吟遊詩人の歌
グルック:精霊の踊り
フォーレ:エレジー
プーランク:愛の小径
ドヴォルザーク:森の静けさ
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
パガニーニ:ロッシーニの「エジプトのモーゼ」の主題による一本の弦での変奏曲
シューマン:アダージョとアレグロ
チャイコフスキー:感傷的なワルツ
タンギー:スパイラル
サン=サーンス:あなたの声に心は開く(歌劇「サムソンとデリラ」より)
ブロッホ:祈り(ユダヤ人の生活より)
ショパン:序奏と華麗なるポロネーズ(ジャンドロンによるチェロとピアノ編)
●アンコール曲
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調より 第2楽章
エルガー:愛の挨拶

どうです!いろいろ思いっきり詰め合わせてみました的プログラム!

これはお得です!

エドガー君は羽生結弦君と同じ年齢。

チェロ演奏もアスリート的要素があるとしたら、まさに若さ炸裂、旬ではありませぬか?
早送りしたような鮮やかな超絶早弾きには驚きでした

*羽生結弦君の演技、本日TVに釘付けで大感動でした。金メダルばんさ~~い!
 追記:なんと将棋の羽生さんが藤井君に負けた!羽生デー!

1曲だけ初めて聴いた曲がありました。
タンギーという作曲家ですが、エリック・タンギーという方?
日本語のページがみつからなかったので詳細は不明。
とにかくその超難易度高そうな現代曲で度肝を抜かれたお次は、切なく歌い上げるオペラのアリア「あなたの声に心は開く」で涙腺が緩む。

彼が特に好きな曲だそうですが(お若いのに渋いですね)誰もがうっとりする、それは美しい演奏でした。

初お目見えのエドガー君、大ホール全体とてもいい感じに熱くしてくれました。
サイン会は長蛇の列。


○ヴァイオリン オーケストラ

サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲 第3番(ヴァイオリン:樫本大進)
チャイコフスキー:交響曲 第4番 ヘ短調

一度樫本氏の生を聴いてみたかったので念願かなってすごく幸せ。
安定感のある重厚な演奏にすっかり魅了されてしまいました。

サン=サーンスの協奏曲はチェロ協奏曲ばかり聴くはめに?なっていますがヴァイオリンもドラマチックでいい曲です。

最初の掴みが作曲家の特徴なのかなあ、なんて。

アンコールの無伴奏。
個人的な理由ですが胸が熱くなりました。

一昨年、故郷にUターンして結婚なさったチェロの先生の披露宴で、元同じオケのコンミス嬢が見事に弾き切った曲。
田舎でコンサートもないと言う先生ですが、今は一児の母で着々と夢を叶えていっておられます。

私の中で幸せを祈るガヴォットになっておりました。


指揮者、ソリスト人気もあいまってか、ほぼ満席で、大歓声が上がりました。

私の席はランク3番目でしたが、それでもバルコニーの良く見える席。
ここのホールが好きな理由の一つかな。
前記のホールはランク1番目の席でも、え~~?ってことが。


ホールのロビーにアンコール曲を貼り出す場合、なぜもっと高い位置に貼らないのでしょう。
大勢の観客が低いパネルに近寄ろうと殺到して危険です。
私も強く押され突き飛ばされそうに。
1曲目は知っていたので、2曲目を見ようとしたけどチラッとしかみえず、
断片的に見えた「アザラシ」「グルジア」を覚えて帰りました。
チェロの主旋律ではじまる聴きやすいロマンチックな曲でした。

日本センチュリーのHPより↓
♪ソリストアンコール

J.S バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番第3楽章ガヴォット

♪オーケストラアンコール

アザラシヴィリ※:ノクターン

※ジョージア(グルジア)の作曲家 (1936~)

見つけました!
V.Azarashvili - Nocturne

知らなさすぎ?

2018年02月02日 | 日常
iPhoneデビューから1年半、様々な機能のいったい何パーセント使えているのかしらん。
氷山の一角だけ使ってる?

スマホのカメラはアンドロイドにしてもとても優秀で、使いこなせば一眼レフもいらない時もあるとのこと。
先日、詳しい方からカメラの機能を少し教えてもらいました。

今まで何も考えずに、主に「写真」たまに「ビデオ」のボタンを押していただけ。
ピントや明るさを操作できることを知らなかったなんて!
パノラマだけは、面白がって撮っていました。
でも調整は不可能だったので、偶然の産物。
手すりの歪みがどうしようもありませんね。



ピントを合わせてみる練習。







icloudでスマホの中身がパソコンで見られるのが便利だと感心していたら、icloudに入っている写真とスマホの写真と合致しないのが謎。