熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

新レッスン6

2011年07月26日 | チェロレッスン

サポジ教本、続けます。

構え、姿勢のチェックから。
前かがみにならないように。

○63<主題と変奏> ドッツァウアー
Allegrettoの指示あり。
楽譜は初歩の初歩、易しい。
4分音符のテーマが、8分音符、3連符、16分音符に変化します。
16分音符はメトロノーム55で練習するよう先生に言われておりました。
しかし、これでは4分音符の時、遅すぎてAllegrettoにならない。
楽譜の注意事項にもテンポを変えないように、と釘をさしてあるのです。
初心者向けの本なのに、これがこの本のスゴイところかも。
16分音符の曲は、早く弾きつつ、指残しや、上弓、先弓等の指示を守り、<>強弱もはっきりせよとな。
初心者には相当ハードル高いはず。

今まで、「急ぐのは禁物、弾けるテンポでOKです。」
「フォルテやピアノは、音量にこだわらなくても、その気持ちで弾けたらOKです。」
とか言われることもあり、それに甘えてました。

せめて簡単な曲では、これくらいクリアできないとツマランと目覚めたワタシ。

まず16分音符曲、フォルテ部分の特訓。
速度は少しアップ。
細かくチェックして下さった。

弓をもう少し使う。(早く動かす)
低弦が鳴ってない。
肩甲骨から使っていないから。肩周辺が固まった感じの弾き方。
アップが弱い。
すばやく右を準備して左を待つ。(瞬間芸!?)
左手は早く動くが、力が乗らない弱い部分がある、など。
たぶん練習すれば出来そう。

64~67ポジション(1~4)移動の練習曲(ダヴィドフ他)
レガート、音が切れる問題。
左手の押さえ方が、デジタル。
音楽的な動きをするよう心がけること。
ヴィブラートを遠慮せずにしっかりかける。
ヴィブラートのかけ方は、変な癖がなくて○でした。
うれしい!
耳タコですが、移動は急がない。

68ドッツァウアー
移動の曲の次は、機械的でしつこくしんどい筋トレチックな曲。
(これくらいでへたるとはいかに基礎(体)力がないかわかる。。。)
左手が鍛えられる。ボウイングの変化技に強くなる。
最初にこの本でチェロを始めたら、この辺で嫌になってやめそう。と先生と笑いました。
4ポジションがモゴモゴした音と音程なので、効果的なエクササイズを教えて下さった。
これまた規則的な反復運動。全然出来ません!
左手の弱さとデタラメさがまた露呈。
ポジションごとで、狂う音(指)が違ってました。

これらは日々トレーニングに効果的。

一転して次の69はメロディアスな練習曲(ロンベルク)
68の時の延長で無機質に弾くなよ、と言いたいのであろう。
練習していなかったので、案の定ベタ~っとして情けないこと。
構成がわかりやすいので、理解して弾くこと。
フォルテの曲が多いですね。汗、汗。

地味な課題が次々増えますが、先生はほんとに上手にやる気にさせて下さいます。
ありがたいことです。

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