「ヨーロッパで旋風を巻き起こした」そうな指揮者が一応目玉のコンサートのようですが、お目当てはヒラリー・ハーン。
ヴァイオリン協奏曲、聞いたことがあると思ったら彼女の演奏で2回目でした。(しっかりせい!)
前のBBC交響楽団の時も3楽章はエキサイティングだった記憶が蘇る。
どうしてシベリウスは続けて英国オケなのでしょう。
やっぱり無伴奏(アンコール)は最高!
泣く子も黙る?彼女の無伴奏!
誰もがハッとなって場内の空気が変わる気がするのは私だけかしらん。
はるか大昔のバッハの曲を、あんなにフレッシュに優雅に
元々ヴァイオリンの音色が苦手なので、やっぱりチェロがいいなと思うコンサートもありますが、こちらの演奏を聞く度に小さなヴァイオリンという楽器の持つ凄い魅力に嫉妬です。
(前も書いたか?)
今回行けるかどうか危ぶまれた母と鑑賞できたのが、とても嬉しかったです。
超ド素人の母もヒラリーさんにはものすごく驚嘆していました。
そうそう、ドレスはスカートが黒のシフォンのフワフワモコモコでトップスがゴールドのビーズやスパンコール。
バルコニー席だったので右斜め後ろが見えました。
肩甲骨、筋肉があちこち動くのも鑑賞。
足を踏ん張ったり、屈伸したり、上体反ったり前屈したり、リズミカルで躍動感あふれる体の動きも注目でした。
それから、お高いチケットをプレゼントしてくれた妹夫婦に感謝です。
■出演者
指揮 アンドリス・ネルソンス
ヴァイオリン ヒラリー・ハーン
管弦楽 バーミンガム市交響楽団
■プログラム
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」より 第1幕への前奏曲
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 (ヴァイオリン:ヒラリー・ハーン)
チャイコフスキー:交響曲 第5番 ホ短調
●アンコール曲
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番より “ルール”“ジーグ”(ヒラリー・ハーン)
エルガー:朝の歌
この前のケラスさんのアンコールはクルターグ:影でした。
ホールのサイトにちゃんと表示されるんですね。
@芸文大ホール