熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

野外でクラシック

2007年04月30日 | コンサート
星空コンサート。
初ブルックナーと同じ指揮者、オーケストラですが、目一杯カジュアルなクラシック。
大盛会のお祭りなので、愉快に盛り上げようと涙ぐましい努力が伝わってきます。

5時半開場、6時半開演。
で4時半に着いたのですが、行列の最後尾に行くのに延々ウォーキング。
開演までず~~~っと西日を睨む位置でサングラス持参は正解。
第1回目は入場者3千人の予想が1万人。
2回目の今年はなんと1万4千人!!!
超びみょーなベストシーズン。
これ以上暑ければ、落伍者続出しそう。
寒ければ、カゼひいたり、トイレがパニックになりそう。

老若男女、人、人、人なのに、トラブルも見受けられず快適に過ごせました。
準備万端の方ばかり。シートを広げて開演までお弁当タイム。
開演後は誰もがしっかり演奏に釘付け。
周囲、小学生が多かったのですがノリノリで楽しそうでした。
最後の八木節で踊りまくってました。

サンサーンスの難曲を弾いた小6の少女。
音だけ聴いているとまったくプロみたい。
インタビューに答える様子はお子様。
2月から取り組んで4月の終わりには披露できるとは。あわわ。
見渡 風雅ちゃん、未来のヴァイオリニストです。

かなり体力消耗するコンサートでした。
その甲斐あって?こんなにしっかり大阪城を見た記憶もなかったなぁ。
ライトアップした大阪城もなかなか美しいです。
神戸育ちって意外と大阪城に縁がなく、姫路城慣れしているのに気がつきました。
ああ、太閤さんの町やぁ。しみじみ。

帰りのスシ詰め電車が不安でしたが、最寄の駅が多数あるので分散されて楽に乗れました。
但し、駅までの道に迷って遠回り。大阪城は広かった。

曲 目
バーンスタイン/「キャンディード」序曲
ドヴォルザーク/交響曲 第9番「新世界より」第4楽章
J.シュトラウスⅡ世/ワルツ「美しく青きドナウ」
サン=サーンス/序奏とロンド・カプリチオーソ
J.ウィリアムズ/映画「E.T.」フライング・シーン
ラヴェル/ボレロ
チャイコフスキー/序曲「1812年」

<アンコール>
天国と地獄
童謡3曲 皆で合唱
八木節

指揮/大植英次
演奏/大阪フィルハーモニー交響楽団

芝生のフリースペースにて。写真は朝日新聞からなのです。

44回目のレッスン(通算61回目)

2007年04月28日 | チェロレッスン
記憶もおぼろげになってまいりました。
録音も電池が切れたのか、中断していました。

先生、待ち構えたように、二長調の音階攻め。
全員音階デーだったのでしょうか。

レッスンの半分、音階に苦しみました。
音階を弾くと、ボロが出るわ出るわ。
毎度毎度の拡張の指の形! 悪い癖を指摘。
スラーでの音階は、右手がフリーズ。
そもそも音階の練習をしていませんでした。
音階練習は基本。忘れないようがんばります。

○ Violoncello Schule Op 30. Lee Sebastian

P26 D-dur音階。
1.拡張の手の形をキープしたままで、1ポジばかり。
2.開放弦を使わない方法で3オクターブ
 2個スラーから数を増やし、6個まで。

ポジション移動のエチュード
◎lesson5(D-dur デードゥア/二長調)
前回と同じ注意を受けながらも、やっと通過。
1人で弾くと、味気ない棒弾き。
先生を合わせると、つられて少し生き生きと曲らしくなる。
エチュードでも気持ちをこめて弾くこと。

◎マルチェロ ソナタ ホ短調 1楽章
指使いと音取り。
リズムがかなり怪しい。久々の付点のダメ出し。

5小節目は結局、1・2、1・4×3回と弾いて、OKをいただいた。

※マルチェロ(B. Marcello, 1686-1739)
イタリア人。バロックです。

初ブルックナー

2007年04月27日 | コンサート
まったく予備知識も何もなく、タナボタ、猫に小判のチケットで参上。
1曲しかないということは、ものすごく長い?!
そう、長かったです!休憩もなし。

「寝てはいけない」と戒めつつ聴くのがクラシックならでは。
Vnの上下高速運動(ボウイング)が気になりながら、
ブルックナーっていつ、どこの人?とクイズに答えるかのような不純な聴き方。
1楽章より2楽章がきれい、と思いつつ、3楽章で睡魔と闘い、
4楽章の大団円に無事たどり着きました。

男性的なシンフォニー。
どこか世紀末の香りが・・・

帰って調べたら世紀末の香りは近かったですね。
ウィーンの人でマーラーの親世代でした。

こちらが、落ち着きのない聴き方をしていると、
オーケストラの印象も薄くなってしまう身勝手さ。
初心者です。ごめんなさい。

印象といえば、これは強烈。
今まさに、大曲の指揮棒が振り下ろされんとする緊張の瞬間に、
携帯の呼び出し音が鳴ったのですねぇ。

一瞬、奥のトライアングルか何かが鳴る曲かと思ってしまいました。
こんな、絶妙なタイミング、有得ませんもの。
もう一度、最初から仕切りなおし。
罪なお客がいるものです。

大阪国際フェスティバル2007

指揮/大植英次
演奏/大阪フィルハーモニー交響楽団
曲目/ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ハース版)

チルドレンの演奏

2007年04月26日 | チェロ
例によって身近な曲を検索してみました。

フツーの子供の演奏のようですが。。。
画質も音質もよくないのに、思わず聴き入ってしまいます。
フィンガリングも参考になりました。
Marcello Sonata 2 I.II

Cello - Sonata in C Major - Breval

ヴィブラートがかけられるということは、よほど両手がしっかりできているということでしょうか。
子供バージョンは、どこもヴィブラート有ばかり。
簡単にマスターできちゃうのでしょうね。
同じ曲を弾いても、サマになっていて雲泥の差。
余裕ですね。

あ~、いつになったら?とため息です。
ワタシが弾くと、いろいろとフラフラしているのです。
これでヴィブラートかけたら、ますます音程アヤシイ。

仮説をたててみました。何の根拠もありません。
10才が1時間でマスターできることを、
20才で2時間
30才で3時間
40才で4時間
50才で5時間!!!
いや~、50代になるもっと急カーブかもしれません。
でも平気。覚悟はできていま~っす!!!

一方こちらの利発そうなお子様は有名人?

白鳥

曲の意味と感じることの大切さを語っておられます。
ヨー様やジャン様の幼少期もこんな風でしょうか。
チェロが大きすぎても、やはり余裕です。

偶然テレビをつけたら、和久井冬麦ちゃんという12才の少女がピアノを弾いていた。
なんでも、ウィーン在住の天才少女で、世界にも数少ない脱力奏法を身につけているそう。
それで、ピアノのワンポイントレッスンとして、前腕をもう一方の手で支えながら弾いてみるのだそう。
支える手に、肘、腕を脱力して預けるような感じかな。
指だけ意識があって、あとは脱力?
支えなくても脱力ができるようにする。

と簡単に書いても、出来る人がそうそういないんじゃねぇ。
チェロに応用できないかと思ったけど、凡人以下にはいかがなものか?

アンサンブルクラス1

2007年04月23日 | チェロレッスン
メンバーは妙齢の女性6人と年嵩のワタクシの7人。
男性の生徒さん達はなぜ不参加?

先日、新聞で「女30代、楽器デビュー」という特集があり、
何でも、大人の音楽教室は彼女達で大賑わいだそう。

まさに、アンサンブルメンバーの皆さんの印象も記事の通り。
仕事も趣味も貪欲にこなしますってイメージ。
お若い時から羨ましい限り。
やはり豊かな日本に育った余裕でしょうか。
ただし、この団塊ジュニアは、経済動向で何かと割りが悪い世代。
たくましく活路を見出してほしいです。

思えばワタシの30代とエライ違いだわ。
そもそも、大人向けの音楽教室って今みたいにあったかしら。

それは、さておき。。。

4曲をタッタカ、タッタカ弾いたらアッという間にオシマイ。
1時間半のレッスンは余りに短い!

最初とても緊張してコワゴワ小さい音を出し、
慣れてきたらイケイケムードで音は出るけど荒っぽい弾き方。

一人の時より、最終的に大胆、かつ大雑把になるのが自分の反省点。

メロディパートが難しい曲は、他の人の音を聴く余裕なし。
「テンポが早くなりましたねぇ」とワタシ。
早くしている張本人もワタシだ!

前にチェロ歴20年と2年の圧倒的な差を痛感しました。あたりまえ。
今回はなんと、こ、こ、このワタシが最古参とか。
信じられません。

楽器デビュー間もない方が多いので、メロディばかり弾かせてもらえて大変光栄。
もしも、うまく弾けたら、こんな愉快なことはありませんね。
例のフィンガリングにまだ慣れないので、ワタシだけ思いっきり音程悪かったです。
最低1ヶ月前から練習しないと無理、無理。

開放弦を使わない指使いについて、改めて先生の実演で説明。
確かに、開放弦の音が曲によってはとっても耳障り。
D線で取ると雰囲気がピッタリでした。

皆さん、音程もすごくいいし楽譜をもらったのが数日前という方でもサッサカ弾かれます。
やっぱり若い方は出来るなぁと感心しました。
何かにつけて敏捷だし、反応も早い!

メロディを弾かせてもらえるのも、たぶん今だけ。
来月、もう先を越されていても不思議はありませんわ。←弱気
この有意義なクラスに、何とかしがみ付いていたいものです。
落ちこぼれないように練習しよっと!

あわただしく弾いた4曲
Holy Night
The First Noell
Annie Laurie
The Londonderry Air

宿題 
Chaconne Henrry Purcell

マルチェロの指使い、質問する時間ナシ。


フィンガリング

2007年04月20日 | チェロ
どう呼ぶのが一般的なのでしょう。指使い、指番号・・・

どの弦をどの指で弾くかなのですが、
教則本だと既に指定されていることが多いので、
あまり考える機会はありません。

間近に迫るアンサンブルクラスは課題曲2曲。
先生からメールがあり「あともう2曲見ておいて下さい。
○○の楽譜に指番号の書き込み(手書き)があるけど、
お奨めできないので考えてください。」とのこと。
ちょうど練習するところだったので、すぐ調べて返信。
「前半は第一ポジションばかりでOKですね!(うれしそうな絵文字入り)
後半は難しいのでもっと考えます。」
そしたら、オイオイ!と苦笑が目に見えるような返事が即届きました。
「ダメです!開放弦のことを考えてください。」

あまり高望みされても、熟年劣等生は困りマス。
それに、20年のベテランVc1様がお辞めになって代わりのベテランがみつからず、
ワタシがVc1だなんて。
メロディー担当はプレッシャーです。
思わず「ここには弾ける生徒さんはいないのですか?」と言ってしまいました。
いらっしゃるけど、アンサンブルには参加しないそう。
発表会で敬遠されたに違いありません。

全部で4曲、ほとんどフィンガリング指定がない輸入版楽譜。

言われた曲は「THE LONDONDERRY AIR」で一番難しそう。
昔なら、ロンドンデリー空気って何じゃ?となったでしょうが、今は違いますよ。
大手教室のテキストにもありました、この曲。
「ロンドンデリーの唄」です。
“チェロ名曲31選”にも「ロンドンデリーの歌」が。
まだありました!“チェロのしらべ”にも別名「ダニー・ボーイ」で出ています。

アンサンブルはまず音程が大切なので、開放弦も使って1ポジ多用が確実と思ったのです。
そうなっている楽譜もありました。
な、なんと3種類+アンサンブル楽譜、調性は同じなのですが、フィンガリングがそれぞれ違います!
開放弦も極力避けたり、使っていたり。
スラーの付き方が違うと、フィンガリングも変る。

楽譜って同じ曲でも十人十色なのですね。

ちなみに、一番親切な本は“チェロのしらべ”です。
フィンガリングも2種類書いてあったり、弾き方のポイントも書いてあります。
お手本CDと伴奏CD付き。但し、表紙は無惨なまでにヘン。


フィンガリングの決め方がわからない→決められないのは当然だと思いました。
逐一弾きながら音の出方を試すしかありません。
あっという間に時間ばっかり過ぎて。。。
2通りに絞って、未だ決着つかない箇所あり。
結局、練習できてませ~ん!

あ~、問題はこのロンドン・・だけでなく、あと3曲もフィンガリングを難しくしたら弾けません。
開放弦をきれいに弾く練習の方がワタシレベルなんですけどねぇ。

先日のマルチェロ、ソナタの宿題ですが、
指1,4を4回繰り返すことしか考えられなかったのですけど。。。
フィンガリングを調べているうち、自信なくなってきました。
3回目が拡張なので指1,3を2回、1,4を2回の方がいいかもしれません。

曲と映画のシーン

2007年04月18日 | 音楽
1ヶ月くらい前のこと。
FMから曲が流れると同時に、ある映画のシーンが、
シーンというには余りにぼやけているけど、
その妖しく悲しげな情感が急に蘇ってきてかなり驚いた。
とにかく、曲名をしかとチェックせねば。
ブラームス「ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 作品25」ですと。
知らんかった。
(CD欲しくなってきたわ。)

何の映画かず~っと思い出そうとした結果、「仕立て屋の恋」???
おぼろげな記憶で自信ナシ。
音楽はマイケル・ナイマンだけど、ブラームスも使っていたのかなぁと思いながらそのままに。
マイケル・ナイマンはコンサートへ行ったことがあるので覚えているのだ。
あまり“入り”がよくなくて、ロビーでご本人が握手を求めていたので握手をしました。
ぶっとい肉厚な手が印象的。

で元の話、こういうことはググればいいのだ、と遅ればせながら気がつき、
「仕立て屋の恋 ブラームス」で検索。
いとも簡単に正解だったと判明。
あ~、スッキリした!
1989年の映画とは、時間の経つのが早いこと。

昔、ベートーベンのクロイツェルというのを聴いた時も、
ミュウミュウが街中を小走りしているシーンが鮮明に浮かんできてビックリ。
その時は「読書する女」とすぐ思い出したので、ビデオを借りて再確認しましたよ。
当時はネットもなかったもんね。
これも1988年の映画だったとは。ふるっ。

映画の記憶ゲームとしては楽しいけど、(無意識に覚えているのは驚き)
思えば曲に特定のイメージが染み付くのも良し悪しですね。
よく映画を観るヒトだと、音楽をいろいろ聴くと頭のスクリーンが大変なことになるのでは?
よく観る方では全然ないけれど、長く生きていると様々な記憶の残骸が残っていて、おもしろがったりするわけですね。
でもでも!
この年になったら、反対にどれだけ染み付きにくいのか見モノだわ。
忘却力もバージョンアップだしね。

43回目のレッスン(通算60回目)

2007年04月14日 | チェロレッスン
発表会後、約10日ぶりにチェロ練習再開。
肘はかなり良くはなったけれど、すぐヘタル。油断大敵。
指の痛みがそうだったみたいに、慣らすうちに克服できないかなと希望的観測。

休んだ分フラフラになっていると覚悟していましたが、
思ったほど後退もなくて一安心。
特にポジション移動には恐怖感が少なくなり、いい感じ。
しかしながら、久々にレッスンの録音を聞いて、
相変わらずの初心者サウンドにガックリ肩を落とすのでした。

○ Violoncello Schule Op 30. Lee Sebastian

P26 D-dur音階。
1.拡張の手の形をキープしたままで、1ポジばかりで練習。(拡張型ダメ出し)
2.開放弦を使わない方法で3オクターブ
C線 1,4ポジ
G線 3ポジ
D線 2ポジ
A線 1,4,7,8?ポジ

●悪い点
左指3,4,5の指の形が維持できず、全体に指が広がる。
小指のアーチが崩れて小指だけを伸ばそうとしている。
高いポジションは、左手を上からではなくもっと横から。

課題:スラー2コ~8コまで3オクターブを練習。

ポジション移動のエチュード
◎lesson5(D-dur デードゥア/二長調)

A線のアップで、弓が徐々に指板寄りに上ってくる。
水平を心がける。
弓の返しが不安定。音が切れやすい。

音の繋がり。フレージング。
弾きやすさの都合で、変化させない。
1小節ずつ区切る弾き方はしないこと。→小節の繋がり、グループを考える。

同じ休符があっても、ケースバイケースで扱いが微妙に違う。
しっかり止める時、つながりを維持しながら少し止める時。
(記号を機械的、短絡的に判断しない。空気を読めよ。ってことですね)

さすが二長調?ド、ファの♯の音程、何度もダメ出し。
今回、楽勝のはずが次回に持ち越し。
以前よりハードルが高くなったような。

P27H-moll音階
このテキストでは初めてのハ音記号。
高音は駒寄り。

◎ lesson6(H-moll ハーモール/ロ短調)
半分がハ音記号。
半音の音程注意。
低速で弾いたら、まずまず△の出来。次回も継続。
初回にしては、マシな先生の反応。
ハ音記号多発の弦セレ効果ですかね。

次々進んでいきましょうということですが、予習、復習大変。

新たな課題も発生
◎マルチェロ ソナタ ホ短調 1楽章
スズキ4からですが、どんな曲かサッパリ思い出せず。
(楽譜は持参してないし、見せていただいてもすぐにメロディが浮かぶような頭じゃござんせん)
先生に弾いて下さいとお願いしたら、なぜか伴奏をさせられた。
ピアノ譜の左手をたどたどしくナゾル。
メランコリックでワタシ好みの曲!うれしい!
5小節目、開放弦を使わない。指番号考えてくること。

「肘が強くなるまで、ドッツァウアーを休んでメロディーをきれいに弾く練習をします。」と先生。

アンサンブルクラス月1で開講。
前のメンバーとは無関係に募集中だそう。
レッスン料大幅値上ですがサービスではありません。有料。
太っ腹にも申し込んで楽譜をいただきましたが、レッスンの課題とあわせて日数的にきびしい。
一応、当たって砕けろ。肘は砕けるな。

チャイコフスキー三昧

2007年04月07日 | コンサート
変換して気がついたけど、ザンマイのマイはこんな字だったとは。
漢字力、減退ですなぁ。


地元のホールで9回定期演奏会初日。
ホールの名前とオーケストラの名前が、まだ馴染めない。
通称、芸文センター、パックオケでいいのかな?
いえ、西宮芸文センター? あら兵庫芸文センター?
フルネームは長すぎて正確に言うのは難しいです。

このホールがクラシックファンを新たに開拓したと朝日夕刊に出ていました。
定期演奏会の通しチケットもすぐ完売。
今回も満員で熱気ムンムンのホールでした。
ここでクラシックを聴くのが、巷のちょっとしたブームかもしれません。

配られるプログラムにも、初心者向けに工夫アリ。
詳しいマナー情報、そしてビックリしたのはこの記事。
<PACオーケストラ探検隊>
春のおけいこ事始め~チェロ編~

体験レッスンはじまりはじまり!(写真入り)
教えてくれるのはPACオケからチェロの貴公子・マキト先生。
「先生の言うとおりにしたら、本当にキラキラ星の最初のフレーズが弾けちゃいました!」
「カンタンでしょう?」

これに騙されて?チェロ教室にGO!の皆さん、全然カンタンではないところが楽しいのですってば。
それと、マキト先生直々にレッスンしてください、とメール殺到したりして。

それからこの記事。
<リレー式PAC楽屋トーク~チェロ弾きの10の質問~>
お2人が答えていますが、初心者にアドバイスをというQでは
とにかくボウイングに細心の注意を払うこと。が共通でした。
あ、音階の練習も欠かさないそうです。
当たり前のことを毎日コツコツちゃんとしなくてはね。

今回はチェロファンが多いとみて、こういう構成になったのでしょう。

で、肝心な演奏はですね。
先週からエルガーが頭で鳴りっぱなし。
何だか、まだお腹一杯なのにまた食べに行ったみたいで鈍な人になっていました。
初日の緊張感と熱気のなか、熱演をしてくださったのに。
順序、逆だとよかったなぁ。

チャイコフスキーは弦セレでお付き合いしていたし、やっぱり稀代のメロディーメーカーだと実感しました。

ロココ風の主題による変奏曲
生で聴くのは2回目。1回目はチェロアンサンブルでした。
一つのテーマを7つのバリエーションで弾くのですが、超絶技巧が見所。
古川さんは(顔の)表情豊に楽しそうに演奏。
ただ、ヨー様の強烈、独特な映像が頭をよぎるので、2重写しになって見えました。
いかに超絶難所なのか納得。

チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」
チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲

アンコール:前聴いた曲、なんとかオー
わかりました!Mark Summer: Julie-O こちらでみつけました。
ルーツはyoshiさんの記事からです。おもしろそうな曲がいろいろ!


休憩

チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調
指揮 佐渡 裕
チェロ 古川 展生
管弦楽 兵庫芸術文化センター管弦楽団

ゆーちゅーぶ笑回

2007年04月05日 | 日常
ちょっと寒いですが、春爛漫、桜満開。
ワタシもまわりも頭がほころんでおります。

*クリックで音が出ます。ご注意を。
遠くに住む妹に発表会のスナップを添付し、この曲をチェロばかりで演奏したことをメールでご報告。
弦楽セレナーデといっても当然通じないものね。
「おーじんじ」と言うのもすっかり飽きました。

「おーじんじ」は友人から、弦楽セレナーデってコレのこと?とご丁寧に確認されて知りました。
それにしても保存版のCMなのですね。知らなかった。。。

パソコンを見ていなかったのか、数日後やっと姪っ子から「すごく上手だね。」とおかしな電話。
「写真と同じ建物?」なんて聞いてくる。
(スナップ写真はロビーで全員で撮ったもの。ホール内は撮影禁止でした。)
全然話がかみ合わない。

ひょ、ひょ、ひょっとして動画を発表会のものと勘違い?
親子そろって何たる大ボケファミリー!!!
いつから姉は、叔母は、外人になっちまっただ?!

え~っ、前列の黒い髪で黒い服を着た人がそうだと思って見てたって?
(あとで見たら、ヴィブラート、バリバリかけてますね。そんなに弾けるわけないっしょっ!)

メンバーも建物も、写真と全然違うや~~ん!
天然一家の様子が心配です。

姪っ子は幼稚園の激務でお疲れなのかな?
大奮闘で充実の毎日らしいけど。
激励の動画も送っておきました。
不思議とワタシには大受けで、これを見ると発表会でアガらなくなる気がしたのです。
でも、姪っ子には酷かな。
笑ってらんない!と怒られるかもしれないと思ったけど、
「もっと大きな子だから大丈夫。」と返事が来てホッとしました。