熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

ブログつづき

2019年09月15日 | 番外
ボケ防止に書いております。
最近、鈍くさくなり、ミスタイピングで誤字脱字が多くなっております。
新しいパソコンに慣れなくて、お節介な候補が色々でてきて、それを引きずることもあります。

いつものように、前に書いたご贔屓ブログをチェックしたら、まあ何と!

1年下の後輩、彼にとっては1年先輩が音頭を取って、部活の近い学年で集まることになった話が。
音頭を取った彼のことも、すごく良く、そして尊敬の念をもって書かれて驚きです。(あのやんちゃ坊主!と先輩風のワタシ)
私にも声がかかっているので、お目にかかることになったのです。

ブログは読み逃げだし、会うこともないだろうと思っていました。

還暦過ぎて、急激に建築設計の仕事が大繁盛。
お盆もお正月もなく働いておられ、それがまた面白くて仕方ないという様子。
そんな超多忙なお方が、この集まりを
「今からもうドキドキ、ワクワクしている自分がいる。ホント待ち遠しい。」とあり、嬉しくなりました。

群れない、連絡とらない、無精者の我関せずのクールな部員ばかりだったので、こんな機会は稀。
これを逃したら、一生みなさんとは疎遠でしょう。

何十年ぶりかの再会です。
あ、でも1年下のやんちゃな後輩とは、たまにやり取りがありました。
思い出した!チェロを習っていると知った彼。
「僕らの罰ゲーム、フルさんのチェロの発表会聴きに行かされる。これどう?」

発表会なくてよかったわ。何言われるかわかりません。
これ、昔書いたかも。


ブログ

2019年09月07日 | 番外
久しぶりに編集画面にログインしたら、体裁がまったく変わっていました。
初めましての画面です。

何しに来たかというと、アクセス数がゼロに近いことを確認しに。
なぜそんなことを?

最近、大学の部活の後輩のブログを偶然発見し、面白くてはまってしまいました。
寡黙で地味な男子という印象しかなかったのに、楽しく興味深いネタが多いし、意外に熱い心の持ち主で、しっかり伝わる文章も魅力です。
頻繁に更新されているBLOGなので、アクセス数も多いかと思ったら、なんと1日10人程度。
誰が読んでくれているのかさっぱりわからないとのこと。
3年半でアクセス1万を超えて、読者にお礼を述べておられる。

そういえば、すっかり飽きて放置している我がブログ、どうなってるの?と来てみた次第。
pv,uu ページビュー、ユニークユーザーという欄がありました。

昨日は101uu!
なんと毎日、ほぼ100人も!?信じられません。
人じゃなくてロボットでもアクセスしてるのかしら。


彼の最近の記事に、新入社員時代の職場の大先輩の思い出が書かれていました。
実名でその先輩に呼びかけるように最後の言葉が終わっていました。
ひゃ~、その大先輩、友人の夫やん!
友人に電話でたずねると、夫も電話に出てこられ、2年ほど同じ会社にいてそれ以後疎遠な関係だそう。
びっくりしていました。
読者一人、増やしてあげられたかな。



大往生

2017年04月30日 | 番外
先日、高3担任が眠るように亡くなられました。

先月までテニスと囲碁を楽しまれ、私達とのお花見計画が、ちょっとお腹の調子が悪いとのことで中止になりました。
入院経験もホームドクターもない先生。
お腹が治らないので一応検査をされたものの入院拒否。
自宅でおとなしくなさっていて、寝たきりになったのは最後の3日間だけ。
痛みも苦しみもなく永遠の眠りにつかれたそうです。

大勢の教え子がご自宅までお別れに押し寄せました。
変な言い方ですが、とってもお元気そうな普通のお顔でした。
理想的な終わり方を示して逝ってしまわれました。

95年の生涯は全部健康!
ダンディな先生のまんま!

6月には著名な方と共に講演会の予定があったのに、果たせなかったのが何とも残念です。

年とともに先生の魅力がわかってくるようになりました。
どうして皆にあんなに慕われるのか、若い頃は正直、謎でした。

何歳になってもロマンチスト。
文学的。
おしゃれ。

思い出を検証してみると。。。

一切、えこひいきなさらなかった!
これを女子校以来、完璧になさってきたことはスゴイことです!


説教じみたことを言わない。
自慢もしない。
愚痴も言わない。

上二つは高田純次氏の名言でもあるのですが、皆で先生と彼は見た目も雰囲気も?似ていると意見が一致。

恐るべき記憶力の持ち主で、昨秋の京都で私にチェロ等の激励の言葉をかけて下さった。

元作家志望だっただけに筆マメで、年賀状の返信だけでもいろんなメッセージを皆に送り続けてこられた。
そんな先生に出会えた幸運に感謝し、これからの励みにしたいものです。

合掌



こっちもめでたい!

2016年10月09日 | 番外
アラ古希の友人宅に昨年から彼氏が住み着いて1年。
めでたくいろんな点で事実婚になったようです。

20年近くにも及ぶご両親の看病、介護に終止符がうたれ、晴れて自由の身になったと思ったら、
せっせと彼氏の世話を焼いていらしたのでした。

どちらも結婚に失敗した似たもの同士で、とてもうまくいっているとのこと。
幸せいっぱい、のろけたくてしょうがない様子。

驚いたのは、不健康でしかも自営の仕事も絶不調だった彼、
今は健康を取り戻し仕事も急に上向いてきたとか。

弱りきっていた彼を受け入れた彼女はすごい。
菩薩かマリア様か。。。

ちなみに前述の花嫁も、アラ古希さんも猪年。
そしてワーキングウーマン。
思い込んだら猪突猛進、一途にがんばるので、
パートナーのお世話で倒れないように気をつけてほしいと思います。


余談・これを書いているとテレビで「口の悪いおじいさんと、体の弱いおばあさんの戦い・・・」と。
政治家、それもトップは高齢者に向いている職業なのか。。。

哀悼

2015年11月17日 | 番外
加古隆クァルテット『パリは燃えているか [Takashi Kako Quartet / Is Paris Burning]』


報復の連鎖にならないのでしょうか。
益々平和が脅かされる嫌な時代になってしまうとは。
人類ももはや進歩できないということ!?

じぶんでできるもん

2015年09月05日 | 番外
8月は暑かった!
初盆も暑かった!南無阿弥陀仏。

何とかバテずに、ジムも通いつつ乗り切れて9月。
さあ、そろそろ所有者移転登記をせねばと法務局へ。

友人たちの話によると、とても親切に相談に乗ってくれるので自分できるとのこと。
彼女たちの行った支局は同じで、私のところは違っており、残念な対応を受けるはめに。

15年前の父の時、母の手続きを私が代行したのですが、
まず電話で問い合わせたら「自分でできないことはないけど病気になった人もいるくらいですよ。」
という話にビビッて、司法書士に依頼。

今回は直接出向いたのですが、雰囲気変わってませんね。
一応紋切り型の説明を受け、早すぎて消化不良。
わからないことは電話してよいか尋ねると、それは出来ないと言われてビックリ。

無理して自分しなくても、と思われてる気がしたら、急に闘志がわいてきた!

父の時と違って、ネット様様!
疑問も2点でてきて困ったけれど、検索すれば無事解決!

*〇番と〇番地の件
*鉄筋コンクリート造1階建の件

揃えるべき書類はほぼ手元にあったので、ネットのお陰ですぐ必要書類も書けて、翌日また相談窓口へ。
申請を受け付けてもらい、不備がみつかって携帯が鳴ることもなく翌々日にすべて完了。

計算間違い、転記間違い、押印もれ、の常習犯なのにミスがないとは自分でも奇跡的。
ああ、すっとした。

リケジョ

2014年01月31日 | 番外
リケジョって言葉はいつから普及したのかしらん。
女子力とか、ジョがつく造語が増えて、正直、気持ち悪がる還暦ジョシ!?のアタシ。

ともあれ小保方さん、日本女性の希望の星ですね。
あっぱれ!!!ステキ!!!
後に続く若い人達にも大きな刺激でしょう。

小6でキュリー夫人の伝記に大感動して、ワタクシもそんな仕事に憧れましたっけ。
大それた夢を見る我が子に「きゅうりでもなすびでもならんかい。」と冷たく言い放つ父。

それでも、とりあえず白衣が着たくて中学から理化部に所属、高2まで在籍しました。
食品添加物、河川の水質、化粧品などの調査が印象に残っています。
キタナイものアヤシイものを暴く実験に夢中でした。
合間に花火を作って遊んで、職員室に呼び出され大目玉をくらったこともありました。

顧問の先生が大学受験のことしか頭にないバーサンだとわかってきて、次第に居心地悪くなりました。
すみませんねぇ、理系の成績悪くて。

すっかり夢はしぼんで逃げました。

残る言葉

2013年05月28日 | 番外


とある対談を拝聴したのですが、10日経って印象に残っている言葉といえば。。。

内容が多岐にわたり、かなり取り留めがなかったのと記憶力低下のせいで。。。情けない。

ミラーニューロン。それがどなしたん?やったか忘れた。

山本耀司のダンディズム。ワタクシが講師先生の本を読んだのもこの方のお陰。

リーダーはいらない?
シンガリに注目。

脳はいらない?

あれ?たったこれだけ?

男について女について論じる時、
時代は変わっても旧態然な部分と、変化した部分が年を取るとわかってくるのは面白い、とワタシの感想。

老若男女の聴講スタイルもいろいろ。
机の上にノート、スマホ、タブレット、ノートパソコン人それぞれ。
顔面に何か装着している方もいて、気になりました。
ワタシは恥ずかしながら手ぶらでして。。
オバサン何しに来たん?
集中力が年々落ちてくるのでリハビリですねん。

話は違うけど、ラジオで楽器演奏を聴いていも男女差はわからない。
ブラームスチェロ・ソナタ2番、男前な演奏と思ったらデュプレだった。
そう、最近、男前を女性に使うことも話題になっていました。
宮沢りえの「男気」も。




虎は死して。。。

2012年12月25日 | 番外
BSで再々々々放送?の「スティーブ・ジョブズの子どもたち」を見ました。

名門スタンフォード大学卒業式での彼のスピーチを直に聞いた卒業生の、その後のルポです。
スピーチの影響力と、彼らの鋭い感受性や生き方に、驚きと感動でした。
偉大な教育者の一面をジョブズは持っていたのですね。

ちなみに自分のいくつかの卒業式でのスピーチ、まったく記憶にないのはやっぱり私が悪いから?

60才で急逝された先輩の回顧展へ行きました。
個人的なお付き合いはなく学生時代の記憶だけですが、忘れがたい方でした。
屈託のない笑顔、陽気でおおらか、才能を秘めた自由人という好印象。
苦学されて、ドラムやギター演奏のバイトに追われておられたとは。
(ジャズはどこで身につけたのか今頃気になる・・・)

作品もさることながら、どんな人生を歩まれてきたのかがわかりました。

人間力は存分に開花され「私もこんな先生に出会いたかった!」と思うような魅力的な教師に。
中学からはじまって高校校長、最後大学教授までのバラエティにまたビックリ。
美術作品も多く残しながら、現場の仕事も精力的に取り組み、
また論文では幼児教育を憂いておられました。

彼への思いが詰まった大勢の追悼文を読みながら、名もない先輩の影響力はジョブズに負けていないと胸が熱くなりました。

ジョブズも彼もまだまだこれからの仕事があったでしょうに。南無。
(今日はキリストの命日じゃなくて誕生日)

彼らの子どもたちに幸あれ。


こんなはずでは??

2012年08月05日 | 番外



新聞を見て応募したら5倍の難関なのに当選。
オペラといい当選率高い今日この頃。

数年前草笛さんがミュージカルで軽やかにダンスなさるのに感動。
最高にかっこ良かったです。
そのお姿を拝見するのを楽しみにしていましたが、席が遠すぎました。
でも遠くても「女優の輝き」が届いていたのはさすがです。

机と椅子が(それも上等の)用意され、大教室という雰囲気。
お固いテーマで真摯な討論かと思いきや、話題が定まらず、発言力のある人の独演になりがち。
聴講者の多くの意見、政治不信等をよそに、日本は大丈夫、自信を持てとのご発言。
自称モテない本売れない京オトコ氏と、モテて本バカ売れ色事氏とのバトルで話題がソレて行き、結局人生モテなきゃ損損で合意し、男性向けモテる方法のアドバイスで終わった。
アホらし。
それを生業としているいわばプロと一緒に出来るわけないのに。

草笛さんがお気の毒でした。
おっしゃらなかったけど超ハードなトレーニングを続けながら、現役で輝かしい仕事をしておられます。
これこそ焦土から生き延びて鍛えられた忍耐力では?
今回、出番が難しかったですね。

自分のポリシーを持つことは大事だけど、臨機応変にその場のテーマに対応して客観的に意見を述べることは何歳になっても難しいみたい。
いや逆に年とともに話の展開について行くのが大変そう。

帰ってからまだ見てなかった吉田秀和さんのクロ現録画を見て口直し。
おおいに日本を憂いておられますぞ。