熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

クッキー作り

2012年04月29日 | 食べ物

最近、クッキーを作るようになりました。
え~!作ったことないでしょう?食べられるん?と古い友人達。

白糖、バター、卵は使わず、全粒粉を多用。
「なかしましほ」さんのレシピですが、全然生地がまとまらず、
油とメープルシロップを適当に追加。
厳密に量るように書いてありますが、そうしても私の腕前では出来ませぬ。
フードプロセッサーで手早く作っています。
素朴で地味な味ですが、はまるんですね、これが。
それに便秘に効果的。

ちなみにヨーガンレールの「ババグーリのお菓子」に出てくるクッキーも
小麦粉の替りに米粉で似たようなレシピでした。

ケロッグの製品にオールブラン、メープル&ハニーとかいうビスケットがあるんですね。
めちゃ安い?!
近所のドラッグストアでみつけて味見しました。
サクサクと軽く上手に焼けていて、さすが売り物。
メープル香料がはっきりくっきり。
ショートニング使用。却下です。

スケールについた粉を払おうとしたら、流しに落ちてチャポン。
一発で壊れてしまった。
メーカーに電話したら、買った方が安いとのこと。
今度は0.1g単位のスケールを注文。
いつ届くのかしらん。
量れないと何も作れませんわ。

新レッスン19回

2012年04月24日 | チェロレッスン
アチラで終了したチェロソナタ、積み残した課題はたくさんあります。
特に気になるところをコチラで実演して見ていただく。

一目見て、「その手の形では、~~~出来るわけない~~っ!」と先生。
グルグル回って診断して下さいます。

やみくもに反復練習しても無駄ですね。
変な癖が定着することもあるのです。

具体的な疑問質問には、俄然、類まれな分析眼を発揮する先生!
ワタシの半分しか生きてない方とは思えません!
もう大尊敬です!!!
分析して対策ももちろん述べて下さいます。
相変わらず左手が問題でした。
行き着く所、基本的なこと、当たり前のことなのですが、これが守れない。

情けないのは、指摘されてマジックのように出来てしまったらすぐ忘れてしまう悪い癖。
一時的に注意深くなって改善、しばらくすると頭も体もまた忘れるという繰り返し。
前に散々ご指導いただいたにもかかわらずお恥ずかしい限り、というパターンが増えてきました。泣
新レッスンを受けてちょうど1年になりますが、習ったことは一朝一夕に出来なくても、せめてその内容は忘れないようにしないといけません。

ゴルターマンも難所を見てもらいました。

サポジ教本で役立ちそうなエクササイズをみつけて準備運動的練習をしていましたが、
この曲では当てはまらない場合もあって難しいものです。
生兵法は怪我の元。

より具体的な練習法も教えて頂きました。
先に左指を押さえてから弓で一音弾いては止めての練習は効果的。
一旦停止で、正しい指並べかチェックすることもためになります。
左右バラバラになりそうなところにも効きます。

以後この練習方法にはまっております。

3弦アルペジオのボウイングテクに苦戦。
体の使い方が全然違います。
真似できません。泣
真似しても音出ません。
動画も撮ってもらったので研究します。

おちこぼれのための、ありがた~~い補講レッスンでした。

53回目のレッスン

2012年04月21日 | チェロレッスン

4楽章

テンポは良くなったけど焦った感じが出る。
最初はリズミカルに弾けていても後半は重くベタベタになる。
16分音符で転ばない対策として、まずメンタル面で焦らないこと。
正確な指並べできっちり押さえてから次のことを考えるくらいのつもりで。

16分音符の部分で強弱のコントラストをつけるところ、pできれいに弾けない。
しっかり鳴らしてやっと16分音符が弾けるレベルを痛感。

最後のフレーズ、指残しをすべきなのに指が届かないので辛かった。
うまくいきません。

一応長期に渡った1~4楽章ですがおしまい。

2楽章4楽章のアレグロが苦しかった。
テンポを上げてスカスカしないように弾くには余程タフでなければ。
ワタシの場合、バタバタしない正確な左手急募。
軽快なリズム、めりはり、左手等、崩れやすくスリリング。
録音を聴いたら、思っているよりも実際はメチャクチャ遅いのでガックリ。
弾きながら、ちゃんと聴けてないということ?

録画見てもゆっくり弓動かしてるもんねぇ。
もっとキビキビと出来んもんかい?

○ゴルターマン コンチェルト4番3楽章(鈴木5より)

1ページだけ弾きました。
付点地獄。リズム維持の持久戦です。
短い音符の発音が甘い。もっとひっかける。
2ページ以降の注意点もろもろ。
アレグロモルトの指示だけど、ワタシに極めてキツイ曲。
鍛えてもらいます。

7才が弾くキツイ曲

彼のおそるべき5年後







カタルーニャ豚

2012年04月16日 | 食べ物

久々にちゃんとしたフレンチ。
メインが4択で、おふらんすシャラン鴨の何とか、
子牛の・・・、カタルーニャの豚・・・、ひな鳥の・・・。
立て板に水スピーチ、一回聞いただけで頭に入るワタシら違いまっせ~!
聞きなおすと逐一「先ほどご説明いたしました通り」とちょっと気取ったウェイター氏がヌカしおった。
フランス語を「これは英語に訳しますと・・」とまどろっこしい。
先に日本語、それから英語でもええと思うけど。

カタルーニャ(カタロニアともいうから統一してほしい)と聞いて無視できるわけがありません。
巨匠カザルスも好物だったかもしれない豚をチョイス。
適度な脂肪分でうまみたっぷり。
これは正解でした。

帰りに玄関先に大きなハム状肉塊があったのでイベリコ豚ですかと尋ねたら、
フランスのビゴール豚と答えて下さった方は感じよかった。
いろんな豚があるもんですね。
(サイトを見たらシェフでした!)

メンバーは同い年でも健啖家ぞろい。
元気が何より!
でも「最近頭が…もの忘れが…」という失敗談も多かった。
ホールのヒトも「何回言わすんじゃい」と思ったのかしらん。
わかるまで聞く姿勢は評価してほしいわ。
それからフランスやイタリアなんかメニュー決めるのに結構長い間
ウェイターさんと皆で楽しそうにワイワイするでしょう?
久々のご馳走なんやから。

ちなみに豊中の名店、おいしくてお値打ち、お料理は大好評でした。



フレッシュコンサート

2012年04月10日 | コンサート
日本音楽コンクール受賞者によるコンサート。
20歳前後の若い方ばかり。
チェロはなんと高校3年!
以前、N響トップ奏者との共演コンサートで感動した彼のチェロがお目当てでした。
余裕を感じさせるステージで、高校生とはとても思えません。
フラジオがちょっと残念な個所もあったけど、チェロの魅力、技や可能性を存分に発揮した凛々しい演奏でした。
客観的にみると他の楽器や歌に比べたらチェロは地味な世界かもしれませんが、彼の演奏後大きな拍手が起こったのでチェロ好き以外にも伝わったのでしょう。

ヴァイオリンの方も以前同じく聴いたことがあるのですが、今回の方が惹かれました。
育ち盛りかもしれませんね。

楽器や歌のバラエティに富むコンサートも楽しいですね。
充実の2時間半。
ソロ以外でもピアノは伴奏があるので同じピアノでも弾く人によって音が変わるのが面白かったです。

(チェロも同じ楽器を弾き回したらどうなるのかしらん。←前から興味ある)

たっぷり楽しませていただき千円!
当日券を求めている人も目立ったのですが販売なし。
まったく空席がないわけじゃなかったし、立ち見でも入れてあげたらいいのに。
融通がきかないホールでお気の毒でした。

<プログラム>


日橋辰朗(ホルン)
ラインベルガー:ホルン・ソナタ 変ホ長調 作品178

富岡明子(声楽)
モーツァルト:「皇帝ティトの慈悲」より “私は行くが、君は平和に”
ビゼー:「カルメン」より “ハバネラ”
ロッシーニ:「シンデレラ」より “私は苦しみと涙の中に生まれ”

岡本侑也(チェロ)
ボッケリーニ:チェロ・ソナタ 第6番 イ長調 G.4 より Iアダージョ IIアレグロモデラート
黛敏郎:BUNRAKU(文楽)
パガニーニ:ロッシーニの主題による変奏曲

浜野与志男(ピアノ)
メトネル:ピアノ・ソナタ 第10番 イ短調 作品38-1 「回想ソナタ」
ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調 作品3-2 「鐘」
ラフマニノフ:前奏曲 変ニ長調 作品32-13

藤江扶紀(バイオリン)
イザイ:無伴奏バイオリン・ソナタ 作品27 第2番 イ短調
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ 作品28

@堺市のホール

ご対面

2012年04月07日 | ベビー

春の猛烈嵐もおさまったので、母を連れて静岡県の姪っ子宅訪問。
ひ孫との対面が果たせました。
神奈川県の妹と、下の姪っ子も静岡駅で合流。
賑やかなひとときもあっという間に過ぎてトンボ帰りでした。
母が日帰り希望なもので。
帰宅後、寝こむことなく足が痛むこともなく、とりあえず一安心。
昨年夏の椎間板ヘルニアが足を鍛えるきっかけになり、怪我の功名です。

母は乳がんの再発転移で抗癌剤と分子標的薬の治療を始めてもうすぐ5年になります。
平均余命は2年半くらいだそうですが、本当によくがんばっています。
ひ孫に会えるなんて、思えば夢のような話。
はかなげに見えて、じつはしぶといヒト。
頭が下がります。


52回目のレッスン

2012年04月02日 | チェロレッスン

3楽章
早く元気に弾きすぎてラルゴの感じが出ていない。
○出だし
弾き直すクセが治りません。
出だし発音のいくつかの方法について。
自分では躊躇と思ってましたが、気負いすぎ頑張りすぎだそう。
○フレーズ感。
先生の説明は少し鈴木の本とは違う解釈だったので、帰って別の楽譜を見たらその通りに書いてありました。
なるほど。楽譜の差も勉強になります。
○指使い
苦難の箇所もあっさり変更して弾きやすく。それも楽譜の差の一つ。
○弓の配分
○力の配分 ヴィブラートも含めて
両者、指示のようには弾けず、時間ばかり過ぎて苦しみました。
何かを改善しようとすると他が悪くなる不器用さ。
この章だけで残り時間が10分ほどに。

4楽章
遅すぎてアレグロの感じが出ていない。

テンポを上げると16分音符の並びがマズい。
弓が浮き気味。要部分練習。
なめらかにつなぐ練習法。

半音上がったり下がったりするのがバロックの特徴の一つだそうですが、
音程が悪かったので、不穏な?響きの小節から突然弾くように言われると、
音痴の発作が久々に出ました。
頭真っ白。最初から弾かないと音が取れません。
音程センサーが戻るまで、またもや時間かかって、今回のレッスンはかなり延長。
手のかかる生徒で恐縮です。

課題満載で長期戦かと思ったら、次回、次の曲も用意してくるようにと。
でも、今度全楽章お聞かせしたら。。。想像つきますです、ハイ。