熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

つくりました

2010年05月27日 | ファッション

結婚式・披露宴は数年ぶり。
いろんなトレンドがあるものです。
ウェルカムボードは初めて作りました。
子供の頃の同じポーズの写真を使ってみたのですが、
難しかった~~

お次は2次会のドレス。
出来るだけシンプルに。
生地はコモ湖畔の老舗メーカーのシルク。
持て余していたキラキラの白い布を使うラッキーチャンス。
ウェディングドレスのトレーンが重くてぎっくり腰ってか!?
心配しましたが、2次会は友人ばかりで大いに楽しめたそうです。

 この10年くらいでベアトップのドレスが主流になったみたいですね。
体格がよくなって着こなせる人が多いということでしょうか。
しかし、このタイプばっかりで選ぶ余地がないくらいで驚いた。
「水色・・」の片腕が写っておる。

次はこの人のドレスも作らねば。
花嫁の妹ですが秋に結婚式。
振袖で花嫁に負けないくらい目立っていました。
この着物、私が二十歳の時に誂えてもらって、
何度も着て、妹も確かお色直しでも着たような。
私から数えて4人目の彼女、大きく動くたびにビリッバリッと音がすると言ってました。
あちこち糸がほころんでいたそうです。
次の世代まで着られかどうかはわかりません。
着物も流行がありますが、今でも可愛くて素敵と好評でした。


急変

2010年05月21日 | 健康
明日、母を連れて横浜へ行きます。
姪っ子の結婚式。

母は一生癌闘病の身なのですが、(私がもらった)風邪引き以来快調で、
列席できると楽観していたら、一昨日、急に体調を崩し、激しい嘔吐下痢。
一時は行けるのかどうか、(もし行けなければ私も欠席!)
危ぶまれましたが、本人が行けると断言。
ぼちぼち快方に向かっています。
まんざら強がりでもなさそうなので、決行することに。
但し、フルコースディナーは眺めるだけになるねぇ。。。
いえ、孫の晴れ姿が見られるだけでも、ラッキーだと思う!

年寄りの体調って、変化が激しいです。
以前、副作用がひどくて、この調子だと無理かもと思ったことも。
幸い、近頃は耐え難いほどでもなく、気分もよさそうだったのです。
それで、ちょっと無理して疲れも出たのです。

前に書いた、同じマンションの凛としたオバアサン、
最近お見かけしないと思ったら、かなり弱っておられると聞いて悲しかったです。

今日、久々に階下の別のオバアサンに出会いました。
「音がうるさかったら、だまってませんからね!」と
チェロの音について訊ねた時の、あの威勢のいいオバアサン。
介添え人に支えられ、道を歩くのがやっとで挨拶も返す余裕もありません。
お元気な時とのギャップが大きすぎます。

オバアサンは急激に弱るのだということを学習しているところです。

それから、新幹線とホテルのパックいわゆるツアー仕立てのものは、変更がきかずリスキーなことも学びました。
帰りの時間を早めたい場合は、新たに自腹になるとは!!


26回目のレッスン

2010年05月17日 | チェロレッスン
神戸の1000チェロから5年も経ったのですね。
当時、参加資格がなかったので次回こそと思ったものですが、叶いませんでした。
いくつかのブログを興味深く拝見しています。
当時の自分の初々しい?ブログも読んでみた。
あの頃は、屈託なく未来を信じてたなぁ、なんて。。。

さ~て、
簡単な曲で、音色追求みたいなレッスンでありました。
どうしたら、自他ともが望む聞きやすい出るの???

指示が細かく、難しく、たくさんあるので、
録音を何度も聞いて、理解、練習しなくては。

○荒城の月

先生「ヴィブラートはきれいにかかるようになってきているので心配ありません。」
全然自覚はなく毎度苦戦中なのですが、録音を聞いていたら稀にハッと驚く箇所あり。
自分じゃないみたいに弾けてる!こともある!?
ちょっとうれしいじゃないですか。
但し、3,4の指の関節が痛い。

で、「やはりボウイングが気になります。」と先生。
左手に気が行くと、右手の仕事がおろそかになっているとのこと。
前回も言われました。

・ト短調バージョン

クレッシェンドに至る弓の分量が少ない。
鳴りやすい音は、つい飛び出す。
(自分の耳では、この程度ならスルー、になってしまうのも問題)
前に言われたところは治っている。
言われなくても、気がつくようにしたいもの。
付点付きスラー+テヌート、前から上手くいかない。
テヌートにもヴィブラートをかける。
レーーレド~、なんですが、短い方のレがきれいに発音できないか、レの前が切れるか。
弓に力をかける方向を試行錯誤。

教訓・一生懸命間違った方向にがんばっていることもある。

上手くいかない時は、逆転の発想も。

・ホ短調バージョン

音が高い分、終わりの音の残響が少ないことを考慮して弓を使う。
こちらの方が苦手で弾きにくい。
指の力のなさから来るもので、すぐには改善できません。

○メヌエット3 バッハ

ここでもボウイングに終始。

8分音符が固い硬い音。

一拍目の重要な音もベターっと大きくしただけ。
メヌエットの優雅さ、軽やかさを出す。
「ぶーちゃっちゃっ」ではなく「ブンチャッチャッ」みたいに。

音を出した後も、出た音をコントロールするつもりで。

どこに向かって音を出しているか忘れない。

転調後、弓の分量、スピードと毛の量を変えて短調の音質にする。

・硬い音を柔らかくするには?

8分音符が硬いのは、この曲で最大の悩みでした。
わかっているのに、治らない。
ゆっくり弾くと柔らかくなるが、テンポ通り弾けないと意味がない。

先生曰く、発音をとても気にして、カッカッと短い分量で弾く傾向がある。
移弦の角度も大きい。
習い始めたころの上滑りな音が減って、発音が良くなったのは確か。
しかし、すべての曲をその弾き方で弾くのは間違い。
同じ音の並びでも、曲によって弾き方が全然違う。

もう少し、弓の分量を増やして滑らかに流れるように弾く。
移弦の角度も減らして、衝撃を少なくする。

な~るほど。
これをテンポ通り弾くには、弓のスピードを上げるということですね。
昔だったら、重みが乗らず、上滑りのスカスカ音になってお手上げだったわけですか。

最初はこうだったと私のモノマネで、レッスン成果の変遷を示す先生。

楽器をもっと良く知って覚えること。
ごく簡単なパッセージで、弓の分量、毛の量、
弓の位置、弦の位置、弓のスピードを変え、どんな音になるか実験してみて下さい。

はは~っ

大幅時間延長で、熱心にご指導下さって感激です。

亀みたいな生徒にとって、大変ありがたいことです。



忙中に道草

2010年05月15日 | 日常
いつになく多忙なのですが、レッスンはちゃんと行きます。
帰り道、いつも前を通る額縁屋さんで見逃せないポスターを発見。
何と、神戸の知る人ぞ知る伝説のアーティスト「えのちゅーさん」の個展?
先を急いでいたし、チェロも重いので中には入らず。

今度はその並びすぐのところで、新築工事を発見。
その工事の掲示に見入るが、チェロ担いだオバサン何の用?
という視線を感じたので立ち去る。

小さな音楽ホールが出来るのはここだったのか!
実はどこに出来るのかな、と気になっていた。
「今度行く湘南のサロンコンサートのオーナーが
おねーちゃんとこの近くにもホールを建設するよ。」と妹から聞いていたのだ。
日本はせまいね。

アートに音楽に、この界隈の変化が楽しみ。

帰ってググったら、額縁屋さんのブログが見つかった。
やっぱり、個展開催中で、
京都からかけつけた彼のファンだというチェリストのお写真が!
チェリストというのも奇遇。
こんな近くで彼の名作が見られるとはこれは是非見に行かねば。

さて、充実のレッスン記録は後日あらためて。

同窓会

2010年05月08日 | 日常
4年ぶりに集まったミニ同窓会。

8人のうち、りんご好きの2人がiPhoneを持っていた。

画面に鼓の絵を出してきて、ポンポンと打ち鳴らすいい年のオッサン紳士。
よ~ぉ、と掛け声まで入る。

「このうれしがり!」との声もあがったが、
よく働きよく遊ぶアラ還の集まりは久々に愉快だった。

映画の話題では、なんと「のだめ」が大好評。
クラシックへの興味がわいたとさ。
そういえば、別の友人の集まりでも89歳の母上に大受けだった話が出た。
私まだ見てません。

さて、好機到来とばかりに「チェロを習ってる」と周知徹底を図るも、
誰も聴きたいとは言わぬ。

賢明かつ辛口な連中であ~る。



才能

2010年05月06日 | 音楽
大竹しのぶを追ったドキュメンタリー、思わず見入ってしまった。

憑依型女優とは言いえて妙。
瞬時にして、素から劇中の別人になりきる。
憑き物がついているようだけど、一方で冷静に自分を見ているとは凄い才能です。

その人物を理解するまでの掘り下げ方が尋常ではないらしい。
せりふの記憶力も超人的。
過去の芝居もその人になりきると正確に台詞が思い出せるそう。

類まれな能力そして体力!

「自分を開放していない人の芝居なんて見る気になれない。」とのこと。

芝居を演奏に変えても通用しそう。
音楽を深く掘り下げて、自分を開放した演奏家こそ聴きごたえがあると思う。
ショパンがとりついてイっちゃってる演奏家、でも冷静に分析は出来ているみたいな。

話は前後しますが、大竹さんの好みの男性は、才能のある人。
なのに、一緒になるといつも相手の才能がしぼんでしまい破局。
ずいぶんはっきりお話になります。
でも、なるほど。。。



チェロ箸置き

2010年05月02日 | チェロ
どこかに彼女のことを書きましたが、ピアノ、チェロがご堪能な陶芸家の一品。
友人がみつけて、プレゼントしてくれました!

4日まで、西宮阪急のアートギャラリーにて。
昨日行ったら、藤原さんの作品はほとんど完売状態でした。

写真の隅に色が。。。無視

25回目のレッスン

2010年05月01日 | チェロレッスン
なんと7週間ぶりのレッスン。
チェロを担いで歩くのも久々。
ダッシュできるくらい体力が戻ってうれしい。

鈴木3巻に、ポジション移動の練習のために、
荒城の月が、調性違いで2種類掲載されています。
3ポジションバージョンと4ポジションバージョン。

♭2個ト短調と♯1個のホ短調(♭、♯見て調性を判断するのが未だ苦手)
両方でヴィブラートの練習をすると効果的では!?
我ながらいい考えだと思った。

いつまでたってもヴィブラートビギナーで情けないのですが、
今回、やっと重点的に見てもらえました。

左に注意が行くと、ぜっかく教えて下さった右手のアレコレがおろそかに。
両手に注意をすること。

かけ方は良いそう。
ただし親指が離れるのはよくない。

まだ慣れていないことばかりで、注意点満載もいいとこなのですが、
とにかく、音楽を理解してかけることが大切ですね。

先生の演奏は、まさに「荒城の月」そのものでした。
簡単な楽譜でも、弾き方が変わればこうも変わる。

この曲をちゃんと弾いて、母に聴かせたくなりました。

これだけでほとんど時間が来てしまったのですが、
バッハ・メヌエット3もほんの少し見て下さいました。

前半は鈴木2巻にも載っているので、楽勝と思ったら、
初っ端から、1拍目の音色、強さにダメだし。

だいぶ賢くなって、1拍目をしっかり弾くことくらいはわかっていて、
ヴィブラートもかけて、心持長い目にひっぱったつもり。
でも、録音聞いてもぜ~~んぜん、そうはなっておりませんでした。
おまけに3拍目がド、ドと重くなったりして。

それから8分音符ドレミファが、硬い。
滑らか弾けないのはなぜだ?
移弦が悪いのか?

で、時間切れとなりました。