熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

チェロアンサンブルの愉しみ

2015年02月28日 | コンサート
もう何回目になるでしょうか。
長寿チェロアンサンブルを見守る(おこがましい!?)楽しみもあります。

今回、林氏が体調不良のためご出演できませんでした。
音楽家は体が資本なので、どんなにお辛いことでしょう。
快方に向かわれているとのことですが、早くよくなられることを祈るばかりです。
辻本玲氏が代わりにご出演でした。
師匠格のお歴々の中、1人混じって緊張されたでしょうが、達者な熱演できっとファンが増えたと確信します。

*前半プログラム

チェロ5台バッハのフーガ(BWV1080)からスタート。
チェロ2台になってモーツァルトのソナタ(Kv.292)
今度は3台のヴィヴァルディ「ラ.フォリア」(RV.63)
4台になってバッハ「シャコンヌ」(BWV.1004)

こうして比べるとやっぱり2台はさみしい感じ。
曲がおとなしいので余計にそう思ったのかしらん。

あまり自覚はなかったけどバロック好きのようで、ウルウルしながら聴き惚れました。
シャコンヌの絶妙なハーモニー、ああ、美しい音色が大好きだった母に聴かせてあげたい。。。
チェロを習い始めの頃に、初めてこのコンサートに来たのは母とでした。
当時チェロ友さんは誰もいませんでしたが、今ではチェロコンサートに行けば存じ上げるお顔が。。。
チェロを続けられている幸せ。。。大切にしたい。。。

*後半プログラム

5台ピアソラ「フーガと神秘」
5台チャイコフスキーメドレー

*アンコール

ペルゴレージ ソナタより第一楽章 
       シンフォニアより第4楽章
ハイドン 交響楽13番 第2楽章

今までのコンサートで人気の高かったチャイコフスキーをたくさん集めたメドレーは圧巻でした。

長年ステージを重ねても、ユニークな選曲が続くのには敬服いたします。

コンサート後、交流会や抽選会がありました。
宿泊券や「とらや」の羊羹が当たります。

↓私はコレが当たりました。いつ着る???

レッスン67回目

2015年02月20日 | チェロレッスン
1月の初レッスン記録を今頃すみません。

シュレーダーの宿題は、移弦のコントロールがよくなったので上がり。
疲れない弾き方を試行錯誤。
次の2曲は、小品にでてくるカデンツァの練習になるものを選んで下さった。

その小品とは。。。
「へ長調のメロディ」という、芸のないタイトルのピアノ曲のチェロ版。
ポッパー氏の編曲で、ニ長調になっております。
楽譜は売っていなかったのでネットで無料楽譜をダウンロード。

短くて音符が少ない曲。

高い音程もかなり取れるようになっていると言われ喜ぶ。

少ない音符をとにかく豊かな音で!!!!!!!

それから歌うためには、呼吸をする。

よいしょ、どっこいしょ的な弾き方。
(このコメントは前に習った先生も同じ。
よいしょ、どっこいしょと声をかけたくなると言われたが、
ジャパニーズの民謡的なのか?)

以上、ふまえてのマイブームは座り方、構え方。
ちょっと改善の兆しあり。
下半身を安定させると、肩甲骨が動きやすく、高音が出しやすくなった気がする。


繕い裁つ人

2015年02月17日 | 映画
映画『繕い裁つ人』本予告


なかなか仕事モードに復帰できず、悶々としているのでこれを見てきました。

正直、前半眠かった~~~
お隣の洋裁好きと思われるご婦人のご亭主のいびきが気にもなりました。
「ハ刺しと言ってねぇ」と説明されても、ご亭主様には退屈だったことでしょう。

言わんとすることは、ものすごく共感しました。
ずっと着たい服を作りたいというのは私も常に思うこと。

友人の亡き母上様は誰も知らないうちにちゃんと死装束を用意されていて、それがうちで誂えたお気に入りのスーツでした。
仕事冥利につきます。
あの世までとは言わなくても、長く慈しみながら服を着ることの幸せを忘れたかのような昨今です。

映画は身近なテーマで、おまけに地元なので、つっこみ人間になってしまいました。

タイトルからなんか不自然な感じ。
「裁つ」ことから仕事が始まると身に染み付いているもので。

祖父母の代から神戸在住の設定ですが、標準語だし神戸人らしさがないのが淋しいね。
母親が着物を着ているのも謎。

リフォームするのに、あんなところまでハサミ入れたらダメでしょ。

布の端ばかり延々縫っているのも変。

などなど。

知っている景色やお店が出てくるのはうれしいです。

子ども時代の古き良き神戸の思い出が蘇ってきました。
そう、町にテーラーとか洋装店がたくさんあった時代です。







ビリー・エリオット ミュージカルライブ

2015年02月13日 | 映画
映画にシニア料金というのがあるのを友人に教えてもらいました。←おそい
気がつけば、ワタクシすでにしっかり対象のヒト。

喜び勇んで見たい映画に飛びついたら、例外の特別料金でした。

ミュージカルのライブ映画なのですが、ロンドンまで見に行くことを思ったら何の不満もございません。
劇場の熱い興奮も伝わって楽しめたけど、映画館ではそれぞれ感情を押し殺している感じがちょっと悲しい。

夜に映画を見るのも超久々。

大当たりでした!
体の芯から、体幹からゆさぶられる作品でした。

「マイ・フェア・レディ」、「オリバー」、を思い出させる低所得者層が舞台。
サッチャー政権になっても、格差社会のお国柄は変わっていなかった!?
打倒マギーも大きなファクターで風刺も見せ場。
アベノミクスは大丈夫か。

母モノ場面は、今の私には必殺技。
いたいけな少年にとっても、アラカンのおばさんにとっても、母は母。
天国で母が見守っていてくれると歌われると、感極まる。

エリオット・ハンナ君


何といっても主役の少年が、ものすごくチャーミング。
彼のお陰で、3時間の長さがあっという間だったと言っても過言ではありません。
出ずっぱりで、体張っての大奮闘。

主役は何人も交代で演じていて、予告編では違う少年ですね。
このライブ映画のために、現在、過去のビリー役が大勢出て踊るのも壮観でした。


音楽はエルトン・ジョンだそうですが、「ありのままの~」的なテーマソングがないのがちょっと残念かな。

予告編に出ている歌は「それなりに、それなりに」とアタシには聞こえてしまうんですけど。

予告編


名シーンがYouTubeで見られるので余韻にひたっております。


四十九日も過ぎて

2015年02月12日 | 日常
お陰様で四十九日法要も過ぎ、月日の経つのは早いものです。
美しいお花に満ちた祭壇は、しばらくそのままにしておきます。
冷え込みでお花の持ちが良いのはありがたいことです。

あれやこれやの手続きに時間が取られ、雑用に追われる毎日。

NTTとプロバイダーの名義変更は、予想外に手間がかかりますね。
NTTの書類の多さはいったい。。。

で、肝心のホームゲートパスワードとやらがわからないと、
新しく接続できないのですが、そういうことをしっかりフォローしてくれていない。

電話でサポートしてもらったプロバイダーのお話では、パスワードがわからない場合が多いとのこと。
私も最初わからず、これはパソコン初期化かと青ざめました。
幸運にも破棄するつもりの書類をチェックしたら、メモ書きがあって、それがパスワード。

やれやれ。

それから、今日、市役所から母の保険料についてのお知らせが来ていたのですが、
何度読んでも理解できません。明日電話せねば。

電話が繋がりやすいことを祈るばかり。


○後日談

電話は1時間後に繋がりました。
要は死亡したことで保険料が返金されるとのことでした。
念のため調べてもらったら振込み先も手続き済み。

そういってくださらないと、
3枚にわたって保険料の計算方法や支払い方法の文書を送ってこられても混乱するだけ。
保険料は後払いかと調べもしましたよ。
私がモウロクして理解不能なわけでなくてよかったけど。