熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

17回目のレッスン

2009年11月29日 | チェロレッスン
今回ももちろん、“ぴょんこ節”いえユーモレスク。

全体は、よりまとまってきたそう。
右手トラブルシューティングのレッスン。

もっと強く美しく出すべき音。
次の音まで充分保つべき音。
カスレがち、おざなりになる音。

などなど。。問題の音を徹底洗い出し。
原因の多くは右手。

ボウイングの癖↓
上下の音は均一に出せているが、アップに重みを乗せ、ダウンでスピードを出してバランスを取るのはやめること。

音を繋ごうと、べたっと押し付けるような弓使いで音が硬くなる。

軽々と弓をあやつる先生に習って、何度も何度も反復。
先生、ユーモレスクどんどんお上手になられます。
私が上手にならんとアカンのですけど。

単調な上下運動みたいなボウイングをすると、途端に幼稚っぽく。

弦の振動。駒のカーブを参考に。
弦をつかむタイミング。圧を弱めるタイミング。

途中、私には難しすぎてパニくる。

それから、余韻と間。
今回、これを注意してレッスンに臨んだのにもかかわらず、ダメだし。
THIS IS ITで、マイケルがメンバーに音楽面で意見していた大半が余韻と間に関する事だったのだ。(と勝手に思ってる)
リズムでできているかのようなマイケル!
リズム、間、余韻で、ちゃんと音楽らしくしたかったのに、音楽の波に乗るのが苦手。
調子よくテンポが上がったと思ったら、付点が甘く3連符的に。
何年たっても初歩的な同じ注意を受けることに落胆。

さて前回、驚いたのですが先生のチェロは駒が高く、私が弾いたらハイポジみたいに手ごわい。
華奢な小さな手で、さすがプロです。
筋肉不足のわが左手、べたべたな感じと言われてしまったガダ兄でも、しょっちゅう弦に跳ね返される。
あまりにも弱すぎる?私の左手。
拡張では、いつも苦労。
指を精一杯伸ばして届いたとしても、よい音を出すためには先生並みとは言わないまでも、しっかり押さえなければいけないわけで。

私が50才を過ぎてチェロとblogを始めたころは、自分より年配のスターターは見つけることはできませんでした。
今は何人かいらっしゃいますが、女性は結局小さいチェロに買い換えられる場合も多いようです。
ちょっと心が揺らぐのですが。。。

今のチェロは気に入っているので、筋肉を付けつつ、もう一がんばりすることにします。


筋肉不足

2009年11月27日 | 健康
市の生活習慣病予防のセミナー、2回目。
前回の血液検査の結果と食事と運動についてのアンケート分析結果を個別面談で。

検査の前の一週間は珍しく外食続きでカロリーオーバー。
バーでジュースをガバガバ、栗きんとんも毎日1個ずつ5日食べたので、検査結果はビクビクでした。

ところが、悪玉コレステロールも、ヘモグロビンA1cともに正常値。
6月の検査結果が悪かったので召集されているのですが、既に良くなっていた!?
6月から体重が2kg減ったので、無意識に食べ過ぎには注意していたらしい。

それより、前回のセミナーで生活習慣病の怖さを初めて知って、それ以降、食生活激変。
修行僧のような粗食のオンパレード。

とても怖がりな人間です。

もし、お酒たばこ好きだったとしても、一気にやめるタイプでしょうね。
好きだった甘い物は、ムショウに食べたいというより、毒物、危険物に見えてきたり。
栄養士さんの説明によると、そこまで神経質にならなくてもOK。
私の場合も甘い物は半分に、そして少し脂肪を減らすようにとのこと。
食事のバランスは、完璧だと思ってましたのに。
でも、野菜の摂取は花マルでした。

正常値に戻っているので、セミナーに来なくても良いかと思いきや、
体組成で筋肉量が少ないと出ているので、体操の日は来て下さいとのこと。

ボディと4肢の筋肉量が出るのですね。
あろうことか、ボディと左手の筋肉量が特に少ない!
チェロで筋肉は付かないの?あれはチェロ筋ではなく贅肉?

これはマズイ!
筋肉つけに行きます!

やっとパソコン戻ってきましたが、いろいろメンドクサイわ
接続するのも機械音痴には一苦労
データ全部ぶっとんでます


チェロアンサンブルの発表会

2009年11月24日 | チェロ
じゅん先生と門下生のチェロアンサンブルを聴きに行きました。
総勢30名の合奏ですが、ミニミニ1000チェロの味わい。
1000チェロの松本氏ほか、お2人のプロの方も客演されています。
少しだけかじったことのあるクレンゲル賛歌でスタート。
厚みのある振動がドワ~ン伝わって、当時のことを思い出してジ~ンとなりま
した。
去年は2曲だったのに、8曲もの大躍進。
猛練習されたことでしょう。
継続は力なりで毎年集結されたら、益々すごいパワーになりますね。
白髪の方もチラチラおられたし、心強く希望が持てました。

メンデルスゾーン

2009年11月21日 | コンサート
恒例、神戸西部にある大学の無料コンサート。
長谷川陽子さんのチェロと三舩優子さんのピアノ。

生誕二百年のメンデルスゾーン特集。
また陽子さんの音色が変わった気がしました。
気のせいかしら。
ソナタ2番の1楽章が陽子さんらしく溌剌として素敵でした。

ピアノニストの方、初めてですがクラシックのピアニストという硬いイメージがなく、オトナの美女。
カッコよかったです。

ちょっと気になるのですが・・・
チェロに当て布としてタオルを装着なさる方とそうでない方がいらっしゃる。
F森氏は、ポケット付きで予備の弦まで入っているそうな。
実際、ワタシなんて、お肉のクッションがないので痛いし、新陳代謝も鈍いから、すぐアザのような跡がつく。
陽子さん、深いVカットのドレスで、赤くなって痛そうなんですけどぉ。。

さて、例年だと、このコンサートの翌日、ファンの集い「ひまわりの会」。
レストランでミニコンサート、そしてアンサンブルも一緒に弾かれるのです。
が、今年は2月に延期になりました。


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チェロ・ソナタ 第1番 

~ピアノソロ~
ヴェネツィアの舟歌
春の歌 
ロンド・カプリチョーソ 

(初見に近い飛び入りプログラム)
ブルックナー:想い出 
以上ピアノソロ


歌の翼に (重音入りバージョン)
無言歌 
チェロ・ソナタ 第2番 

*アンコール*

ピアノソロでガーシュイン:アイ・ガット・リズム

シューベルト:即興曲




携帯の不具合

2009年11月17日 | 日常
家のパソコンは只今入院中で月末までかかりそう。

頼りの携帯なのですが、本日やけに静か。
それに画面に変なアイコンが。
よく見るとICカードが入っていませんという表示。

そんなわけないやん!
とうとうオマエも寿命なん?

携帯の会社に電話したら、すぐつながって、カードの入れ直しで無事復帰。
たまに起こる接触不良だとさ。
やれやれ。

チェロ・ソナタの醍醐味2009

2009年11月17日 | コンサート

山崎 伸子さんのチェロは生では初めて。
ピアノは長岡 純子さん。
10年シリーズでチェロソナタの演奏会をされていて、その3回目。

チラシでは、メンデルスゾーンのソナタでしたが、
ベートーヴェンの2番になっており、ちょっとガッカリ。
2番は馴染みがないもので。
しかし、良い演奏というものは馴染みのない楽曲でも、
聴く人を釘付けにするものですね。
結局、今回のプログラムでベートーヴェン・ソナタに一番惹かれました。

大正時代のレンガ作り洋館、大阪倶楽部の4階。
ホールというより大広間。
前から3番目でチェロの波動が肌で感じられる距離。
にもかかわらず普通に座るとまったく山崎さんが見えない。
前の方も右に傾いて見ようとするので、私ももっと傾いて見る。
奏者から真横の位置なので、そうやっても見えるのは駒周辺だけ。
体のすごい傾斜のまんま、これだけ長時間集中して、
弦と弓の接点を観察したことはありません!

女性の小さい手で演奏されているとは思えないダイナミックレンジの大きさ。
変奏曲など、まさに変幻自在。

ピアニスト(後ろ姿)はよく見えたのですが、1949年に芸大卒となってますので御歳は?とびっくりしました。
もっとお若く見えました。
現役で優れた演奏活動されている年配の方を拝見すると拝みたくなります。

お2人でお互いを引き立て合いながら、とても慈愛に満ちた演奏という印象を受けました。

アンコールのトロイメライは、あまりの美しさにウルウル。
簡単そうなこの曲、ピアノもチェロも奥が深すぎて、本当に難しいとよく言われます。

こんなにも深い味わいに到達なさるのには、どれだけの研鑚の歴史でしょうか。。。

超ベテランの、落ち着きとやさしさ、温かさに溢れた演奏で、豊な気持ちになって帰途に。

ところが、9時の地下鉄御堂筋線はなぜかギュウギュウの満員。
ボンヤリしていたら危険でした。


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◆ベートーヴェン:ヘンデルの「ユダス=マカベウス」の「見よ勇者は帰る」
         の主題による12の変奏曲 ト長調 WoO.45
◆ベートーヴェン:チェロ・ソナタ 第2番 ト短調op.5-2
~休憩~
◆バッハ:無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV1008 
◆シューマン:幻想小曲集 op.73
アンコール
◆シューマン:トロイメライ

16回目のレッスン

2009年11月15日 | チェロレッスン

昔の演奏と比較して、ちょっと感動したのも束の間、
レッスンの録音を聴いて、ゲンナリ。
一進一退ぶりがじれったい。

シーン別に全体を構成して弾くことに努めた後は、
ディティールをつめてゆくのだが・・・

○ユーモレスク
例によってぶっつけ。

(気負いすぎて)今回はがんばりすぎ、力みすぎとのこと。

・左手の形
指がバラバラ、バタバタ。
Vib.を意識しすぎて、指一本取りに行く。→力んでしまう。
2本、3本で押えられることを忘れない。
左指の団体行動は音程のために必要。
ポジションの手の形をキープして弾きなおし。

・G線4ポジ
力んでいるせいで音が割れてくる。
しっかり押えないとボケた音しか出ないからつい力む。
どうしても無理なら、D線開放弦でフォルテを出す方が得策。
無理して小指を痛めてはいけない。

諦めきれないワタシ。

G線に慣れる練習として長らくがんばってきたけど、ムズカシイ。
どうしてうまくいかないのか検証。
駒が高すぎる?・・・否。低いくらいだそう。
先生のチェロと交換。
駒高い!力要る!でも反応がとても良い!
華奢な先生がこのチェロを弾かれているのには驚き。

先生は私のチェロで易々と美しく問題箇所を弾かれた。
力の入るチェロではないとのこと。
(ひょっとして信じられないくらい微力のワタシの指?)
ただし、ウルフが出るのでファの音を今までみたいに目いっぱい弾かない。

弓まで交換しなかったけど、弓のせいではないですよね。
いい音が出ないのはワタシの弾き方ですよね。

ワタシのチェロで弾いて下さるのは珍しいことですが、
さすがに違いすぎます。

さてと、間違った方向にがんばる左手。
謎は深まるばかり。

当然右手の問題も。
もっと弓を使う。
音が出そうとしてアップが目立って聞こえる。
いつもある程度のスピードをキープして動き続ける。
弦から浮かさない。
返しで止まらない。

もう少し工夫して挑戦してみることに。

・音を繋ぐ
なめらかに繋ぐために、弓をどれくらい使うか考える。
それから、悪い癖で2度押しすることがある。

・終わり方
dim用のVib.になっていなかった。
盛り上げてどうする!
フレーズの終わり、スムーズに消え入るにはどこからどう弓を使うか。
曲の終わり、同じメロディでも落ち着き感、収束感をどう出すか。
同じフォルテ記号でも、温かい感じの音を出す。
張り上げた音にしない。

・シーンが変った時の最初の大切な音
弓のセッティングを丁寧に。

最後にVib.ナシでお手本を弾いて下さった。
いい雰囲気でています!
いかに右手の表現力が大切かがわかります。

あ~、浪曲になったり、演歌になったり、私のVib.は邪魔なことも多いのが辛い。


ビフォーアフター

2009年11月12日 | チェロ
チェロをはじめて月日だけはどんどん流れます。
はたして上達してるんだか…
ずっと練習しているユーモレスクは前の先生にも習っている。
だけど今の先生のレッスンも、相変わらずの亀さんぶりで課題が山積。

前の先生のレッスン録音が残っていたので恐る恐る聴いてみた。
あまり変ってないかも…
と思っていたけど、何と何とドエライ違い。
音をしっかり出すこと、音を取ることで精一杯って感じ。
テンポは今よりも、ものすごくゆっくり。
「だいぶ曲になってきましたね。高音も取れる確率高くなってきましたね。」
と先生のほめ言葉も空しく聞こえる。
先生も大変だ。
でも、一音一音正面からぶつかっていく弾きっぷりには好感。
多少慣れてくるとズルイ弾き方を覚えてくるもの。

前が余りに低レベルというのもあるかもしれないけど、
今、だいふマシに弾けるのを実感できて胸が熱くなった。
同じ曲で、ハードルを上げていくレッスンも悪くない。

2009年11月11日 | 食べ物
携帯からも手軽で便利じゃのう。

チルドに保存していた栗ですが、確かにすごく甘くなっていました。
しかし、食感にバラつきが。
栗一粒ずつに個性が出てくるのものなのか?

ホクホクであって欲しいのに、ガシガシのや水っぽいのが混じっていた。
無農薬だけど虫は広がってなかった。
でも虫の仕業か匂いが変なのもあった。
ちょっと寝かせすぎたかな。

病気予防

2009年11月10日 | 健康
市の健康診断の結果、糖尿・脂質異常症予防のための指導を受けるべしとのお達し。
数値は正常値との境で、今のうちに下げておくのが大切らしい。

半年間にわたって、体操及び検査のカリキュラム。
第一回目のレクチャーと検査に行ってきた。
先着順と書いてあったけど、定員にも満たない。
勤め人だと不可能な時間帯だもの。

事前に送られてきたアンケートが結構めんどうだった。
太り過ぎ、食べ過ぎを前提としたような設問。
なんで私が?とブツブツ。
ところが、行ってびっくり。
私より年配のスリムなマダムばっかりだった!
でも悪玉コレステロールをたくさんお持ちなわけ。
なぜ~?

この辺は、おいしいパン屋、ケーキ屋が多いので…とおっしゃる指導員。
へ~、一種の風土病か!?

ガン家系なので、食生活には充分注意してきたつもり。
特に欧米化には。
解説によると、お菓子を食べなくても、お酒を飲まなくても体質でそうなる場合もあるそうな。
私は極めて損な体質に生まれたようだ。
ガックリ。