熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

ジャズコンサート

2006年01月27日 | コンサート


‘地元出身モーツァルト’のコンサートへ行きました。
‘なにわのモーツァルト’キダタローではありません。
(ローカルすぎてわからないって?)

松永貴志君の二十歳のバースデーコンサート。

モーツァルトと同じ誕生日(1月27日:230歳年下)で、10歳で自作の曲でCDを出した神童ぶりは共通している。

ジャズコンサートなんて何年ぶりだろう。
クラシックのコンサートより、あか抜けてオシャレなお客さん多し。
若い人から年配までファンの幅が広いのね。
中年男性はチョイ悪オヤジがあちこちに!

ジャズピアノはビル・エヴァンスくらいか知らないド素人のワタシなのに、想定外にとっても楽しめた。
あまりのテクニックに幻覚かと思ったし、バラードもとっても心地よい。
「神戸」って曲、泣かせます。
最後のセッションも圧巻で、ひゅ~ひゅ~!と客席も大いに沸いた。

ユニークなのが、2部でテレマン(バロック専門のオーケストラ)の有志とコラボ。
蝶ネクタイとタキシードでかしこまった皆さんとのコントラストがユーモラスだった。
でも最後の方のクライマックスで、遂に打楽器系や低音担当の人達が体も表情もジャズっぽくリズミカルに動き始めてほほえましかった。そうでなくっちゃ!
*そんな最中でもチェロの動きをチェックするのに余念がないワタクシ。

15才でプロデビュー、ピチピチの若鮎みたいな、はち切れんばかりのエネルギーを感じた。芯から音楽好きなのが伝わってきた。
(TV出演がありますよ)

帰って、チェロを弾いたら何だかリズム感がよくなったような気がした。


歓びを歌にのせて

2006年01月24日 | 音楽


音楽をしない友人から、是非にと熱いご推薦の映画。
音楽をしたい人にはズシッと響くはずと。

東京では観たくても満員でなかなか大変なんだそうだ。
大阪より神戸が空いてそう、と予想して早い目に行ったらガラガラだった。
神戸では知名度低い??? というワタシも知りませんでした。

お話はコチラとかでどうぞ。
音楽の不思議さ。聴くことの大切さ。心を開放すること。
みんなの心が一つになること。まさに身につまされるお話。

すごい指導者がいれば、アマチュアこそ音楽で奇跡を起こせるのかもしれない。
天使が舞い降りるとか、天上の響きとか、一生のうちで経験できるかしらん。
耳と心を澄まさねば…

歌う前に心と体をほぐすために、体操などいろんなアプローチをしていた。
チェロのレッスンの前、せめて腹式呼吸でもしてリラックス、そして集中力を高めようと思った。

スウェーデン映画ばずいぶん久しぶり。
(マイライフ・アズ・ア・ドッグ以来か!古っ)
音楽性は万国共通で大変わかりやすかったけど、普通の市民がすぐ銃を持ち出す凶暴性は理解を超えて恐ろしい。

ともあれ、いい映画です。ガラガラはもったいない!


14回目のレッスン(通算31回目)

2006年01月22日 | チェロレッスン


先生には慣れてきましたが、チェロはまだまだワタシを慣れさせてくれません!
録音を聴くと、40分過ぎからボチボチ調子が出てくるのが良く分かった。泣
つまり、実力がその程度っていうことですね。

ハ長調の音階を軽く、のつもりが、やはり力が入り過ぎとのご注意。
弾き始めはいつも、押しつぶしたようなイヤな音を出してしまう。
ハ長調音階も満足に弾けない辛さよ…

イヤな音のまま、シューベルトの子守歌に突入。
ヴィブラートを少しだけ、ゆったりかけるつもりが…
少なすぎてかかっていなかった。
(録音を聴いて改めてびっくり。気配もない!)

「ヴィブラートが途中で切れないこと。」
先生の美しいヴィブラートとの違いに愕然、練習あるのみ。
あとは…2度目とはとても思えない情けない音程。
ラシドラソ~のソくらいちゃんと音を決めたかった。
スラーなしで弾いて、滑らかさを出すのだけどそれもまだまだ。
毎回おなじみ、アップ、ダウンで音がデコボコしないこと。
次回もう一度。

デュエット1(フック作曲)
(前回は速度についていけなかったので)
ゆっくりデュエットしながら、音程等ご指摘の数々…
遅すぎて4分の4拍子みたいになっているけど、ほんとうは2分の2拍子。
2分の2拍子の感じとは・・
軽快に拍をうつように弾く。同じ力で単調に弾かない。

少しテンポを上げた。
楽譜をにらみ、来るべき危険箇所(あまりにも多すぎ)の警報、注意報が頭の中をぐるぐる、間違えまいと必死、無我夢中で弾く。
相手の音を聞く余裕がない。

先生に「ちゃんとメロディ聴いてますか?」といわれて「聴いてません」ときっぱり答えてしまった。
聴いてない証拠に、先生が弾くのを途中で止められてもずっと弾き続けていた。

先生あきれて、楽譜を隠してしまわれた。
「怖がらすに、堂々と弾きましょう!」

前半だけだが暗譜できているかどうか…

見る所がないので先生を見ながら、そして聴きながら弾いたら、思いもかけないことが…
いつもより数段うまく弾けて、2分の2拍子の感じも自然に出てきた。
無機質な音の羅列から、急に音楽が立ち上がったみたいで、音や曲を感じながら弾けた。

軽快に弾かれる先生の動作、表情でこちらの両手も動きが操られるようだ。
陽気なデュエットに大変身だった。
とっても不思議な体験だった。100の注意よりも今回は効果的だった。
先生も激変に驚かれ「めっちゃ上手じゃないですかぁ」と笑って言って下さった。
次回も先生を見つめながら弾くぞ!!!

宿題

峠の我が家 出来たらラルゴも(レパートリー集1に逆もどり)
デュエット1暗譜 デュエット2
      


チェロの先生

2006年01月21日 | チェロ

今の先生に習いはじめて7ヶ月目になる。
先生は年齢的にどう考えても師匠暦はとっても浅いはず。
最初はお互いに緊張気味、様子見的だったけど、今は先生に教えていただけてラッキーだったと思うし、それが伝わってか先生も接し方がとても明るくなられた。
能力に難アリの中年にも、見事に音楽の楽しさを実感させてくださる。
レッスンの後は心の中で、スキップして帰ってくるほどだ。
(デュエットがおもしろくてたまりません!)

そういえばちょうど一年前、悲惨なレッスンで辛い思いをしていた。
チェロを習う資格がないのだろうかと落ち込んだりもした。
あのころのグループレッスンの生徒さんは、どうなさっているかしら。
レッスンの後は全員何となく暗~いムードで、そそくさと退散していた。
個人的に話す時間も機会もなかったけど、わずかな会話から同じ悩みが感じられたので、ワタシだけじゃないと少しホッとしたものだった。

自分に合う先生にめぐり合うのはとても大切なことだと思った。
最初にもっとあちこちの体験レッスンを受けてから決めればよかったけど、音楽門外漢のワタシに判断力もなかっただろうし、まあしかたないね。

このあと14回目のレッスン記録を書くつもりだったけど、所用で中断、題名変更。

ほめ上手ほめられ上手

2006年01月20日 | 日常


日経夕刊の、ももせいづみさんのコラムは時々ハッとさせられるので好きだ。
いつぞやのほめ上手、ほめられ上手になろうという記事にも大いに反省。
ほめられても、言下に否定したり、変に卑下するのはやめようと思った。

「お若く見えますね」と言われれば「いや~ワタシ、アホやから」、「ステキな○○ですね。」と言われれば「いや~バーゲンで激安やったから」と無意識のうちに関西DNAが勝手に答えている。
あまりにもティピカルなパターンで、書いていて恥ずかしいくらい。
(関西以外の方へ:こちらでは「アホは年取らん」という決まり文句があります。)

今朝も相変わらず通っている歯医者さんで、歯並びの遺伝の話になり「お父さんは温厚でいい方でしたねぇ」と亡き父をほめて頂いた。
うれしかった。
なのに、なのに、「いや~家では怖い父でした。」と否定してしまった。
(天国の父上、すまぬ。)

コラム氏は、ほめられて「ありがとう」と素直に言えるようになったら、ほめ上手にもなったそうだ。

関西DNAが、それでは芸がない、ツマランと邪魔をしそうな気がする。
そうだ、卑下するのと茶化すのとにはビミョーな接点がある。
茶化す文化圏のコミュニケーション話術は奥が深いかもしれない。


危機管理

2006年01月17日 | 日常

 
先日書いたボヤの原因は、タバコを吸いながらのうたた寝だった。
警報が鳴り、ワタシと反対側のお隣の若夫婦がすぐ気がついて、勇敢なご主人が消火器持って現場に踏み込んで消したそうだ。
若夫婦には乳幼児もいるので、必死だったと思う。

若夫婦がお留守で、ワタシがその立場だったらと思うとぞっとする。
きっとオロオロするばかりだろう。
マンションの管理人さんに、消火器の使い方と場所、避難の経路はちゃんと知っておいて下さい、と言われた。
それから、超高齢者に対して近所の見守りも大切と。

今日であの震災から11年。
神戸で体験したワタシですら、当時感じたことが風化しつつある。
自分の命を守るためにしなくてはいけないこと…

NHKクローズアップ現代で木造住宅の耐震問題を取り上げていた。

放送記録より
マンションの耐震強度偽装事件に揺れる「住まいの安全」。
ところが、全国で2000万棟を超える木造住宅にも深刻な問題が浮かび上がっている。

6434人が亡くなった阪神・淡路大震災。犠牲者の8割は住宅の倒壊が原因で、その多くは建築基準法が改正された昭和56年以前に建てられた木造住宅だった。
しかし、最近の調査では、平成12年までに建てられた比較的新しい木造住宅でも、3軒に1軒が震度6強の揺れで倒壊の危険性があることが明らかになった。
なぜ震災の教訓はいかされていないのか、木造住宅の構造の問題点とこれまでの制度を検証し、大地震に強い補強をどう進めていくか考える。

ほぼ同じ内容で数日前に関西版NHKでも見たところだった。
瞬時に家は壊れるので、亡くなられた方のほとんどが即死だったらしい。
生き埋めになって助かるのはごく稀なケース。
(人ごとみたいに書けるのも時間を経た今だから。見るも聞くも地獄のようだった。)

神奈川県に住む妹一家のマイホームが気になって電話した。
耐震検査も受けていなかったなんて、のんき過ぎる。
十数年前に建てた安普請で、かなり危なそう。
ご近所にも迷惑がかかる。

翌日、早速市に相談していると妹からメールがきた。
ワタシも調べてみたら、同じ県下の市によっても耐震補強工事費用の補助があったりなかったりマチマチ。
住む場所によって、行政にこんなに差があるなんて。

それからテレビでも言ってたけどレジャーの車を買うのは惜しいと思わず、家の補修にお金がかかると躊躇するのは変だ。

危機管理、安全対策を大人がもっと考えないと、子供に命の大切さなんて教えらないと思う。


能力のちがい2

2006年01月13日 | 音楽


友人Sさんと会った。
彼女は団塊世代で仕事面でもプライベートでも頼りにしているお姉さん。

最近、会う人にチェロ習わない?と水を向けているワタシ。

Sさん体も大きいし、強靭な体力をお持ち。
そろそろ退職後のことを考えているはず。

激務と父上の介護の合間をぬって、もうすでに水墨画を習い始めたそうだ。
美術大学出身だからお手のモノだろうけど。
年のことを考えたら、体力のいらないことをしたいですって!?

水墨画はもっと後からでもできるから、音楽を今しませんか?と食い下がった。
そしたら、音楽だけはダメ!通知簿だったもん!ひどい音痴で2なのよ!と言われた。
音楽の先生は通知簿に「あなたが絵を愛するように音楽も愛してほしいです」と書かれたそうだ。

Sさんはしっかり者で頭がいい人という定評がある。
なのに学校の成績は音楽以外の教科も3ばかりだったとか。まったく意外。
文筆家の父上は多くを望まず「3やったら良しとせい。」と言われたそうな。

学業不振には原因があって、ずっと(小、中、高)美術クラブで一緒に没頭していた仲良しが、全然勉強しない子で、同じく勉強しない癖がついたそうだ。
ただし、その仲良しは常に成績トップ、尚かつピアノも堪能で、多才ゆえ迷ったあげく名門女子大音楽部に進学!

そして!そして!なんとその仲良しの兄上はノーベル賞受賞者のあの方。
ワタシも受賞の会見が妙に印象に残っている。
分子構造が美しい女神に見えるとかなんとか、すごく視覚的、美的なお話をされてたから。
な~るほど、芸術を愛されるファミリーなのですね。
化学もアートな世界なのかもしれない。
息子さんは東京芸大で美術系だそうだ。

天はニ物以上を与えすぎと、ややヒガミ根性で聞いてしまった。
でもSさんが学校の成績なんぞ無関係で、大器晩成型なのがすばらしいと思った。
(姪もそうなることを願うばかり)
Sさん、音楽の能力も再開発してくれないかなぁ…
音楽のワタシも挑戦中なんだからさぁ…


能力のちがい1

2006年01月10日 | 音楽


年末年始、姪姉妹が泊まりにきた。
ブログのスタート時に書いたのが、この姪のこと。
以来1年ぶりの再会。
感情表現豊かな子だけど、ワタシの1年の上達に対する反応はものすごくささやかに感じた。
もっとびっくりして欲しかったのが正直なところ。
現実はそう甘くはないことを実感した。当然だけどね。

二十歳の音楽好きにとっては解せないスピードだったのかもしれない。

中高ブラスバンドでトランペットを6年。
大好きなピアノは断続的に習っている。
一応、ショパンやリストもこなしてるらしい。

もうすぐ念願の幼稚園の先生になる彼女、
チャチなキーボードでお得意の「犬のおまわりさん」を歌って弾いてくれた。

彼女は勉強嫌いで通してきた。父親はエンジニアで勉強が趣味なのに。
親の背中を見なかった子だ。
で、一般知識のなさや、ボキャ貧をつっこまれては「わたしバカだから」というのが口癖になっている。天真爛漫とっても明るい子だけど。

と、ところが驚いたことに楽譜を見ると脳が活性化するようで、すぐ暗譜できるのだ。
元日も練習していたら横で見ていた。
楽譜を見ながらリベルタンゴのCDを聴かせたり、デュエットの曲の片方をキーボードで弾いてもらったりもした。
その時から、彼女の鼻歌がミファミドシミ~ミレドシラシ~やら、ソミーファソミレソソーになって「いい曲だね、覚えちゃったよ~」と言う。
鼻歌は全部ドレミで歌うと言う。

ワタシの練習をみて、非常に的確なコメントをしてくれた。
後のレッスンで先生がまったく同じことを言われて笑いそうになった。
(特に楽譜の読み方)
をまた見直したよ。

そして、わが「ぎいのすけ」を持たせたら、第一ポジションで音階を弾くまねをし始めた。
(ワタシの音階見てたのね。)
弓の持ち方も知らないので音はメタメタだけど。
指が134、134、124、124と白鍵と黒鍵を使って説明したら即納得。
A線ラシドレ→ミファソまで勝手に行ってその先は?ときかれたけどワタシは習っていない。
戻ってA線ソファミの次に移動してちゃんとレドシラを弾いたので仰天した。
まぐれとは言え、初めてなのにそこまでやるか?
ワタシの苦労はいったい…

今度はドレミ・・・がわかったので、ゆっくりメロディを弾き始めた。

「ぎいのすけ」のオマケ、古川展生先生「はじめてのチェロ」ビデオでは生徒役の若い女性が初めて音階を習って、その場で「音階を習ってすぐに、こんなこと言いにくいのですがアメイジング・グレイス教えて下さい」と(しらじらしく)言い、そしてお手本のあとスラーもありで、なんとか弾いてしまう。
「んなわけない!」としらけていたけど、姪を見ていたらまったくあり得ないことでもないかなと思った。

は開放弦を弾いていて、偶然大きく弦を響かせることができた。
サイレントとはいえ、ちゃんと胸に振動が伝わるので「お~!ひびく、ひびく」とすごく喜んだ。
全身で体感することを知っているのだな。

一方姪は真面目に勉学に励むタイプで堅実な会社員1年生。
なぜか自分が習っているアコースティックギターとスピッツその他の好みの音楽以外興味がない。
以前弓を持たせて弾かせようとしたけど、持つこと自体できなかった。
手が大きく断然有利なのに、何とも不器用だ。

同じ姉妹で、余りの差に驚いた。(身長差も15cmはある)

いわゆる芸事?って、勘の良し悪しが歴然、進歩の度合いの差も大きい。
個人レッスンなのでわからないけど、自分はどのくらい鈍いのかなと思った。
先生も手のかかる生徒とそうでない生徒でずいぶん労力が違うのだろう。

先生を余り疲れさせないようにしたいものだわ。えっ、無理って?


13回目のレッスン(通算30回目)

2006年01月08日 | チェロレッスン

新年早々ドジってしまった。
復習しようとしたらMDには何も入っていなかった。
録音ボタンを押し間違えたらしい。
先生の「荒城の月」を聴きたかったのに。泣

手が冷たいので、まずは開放弦でウォーミングアップを申し出た。
水平にきれいなボウイングができるようになったと褒めていただいた。
ただし喜ぶのは早い!!!開放弦でもチェックポイントが山ほどある。
スタートの引っかかりの音が不安定(特にC線)。
ロングトーンを均一にアップ、ダウンで境目を感じないように弾く練習。
折り返しで切れ目があったり、上下で音質が変わったらダメ。

ハ長調音階(A線ソまで)
やはり音質に注意。
高い音をはっきり出すために駒寄りを弾いてみる。
駒寄りを弾いて、金属的な音になったら弓の毛を多い目につかう。
いつも弦の同じ場所ばかり弾くのではなく、音質を調整する練習。

開放弦、ハ長調音階で長居して、メインの曲をみてもらえなくなると困ると思った。
やはり練習した曲はみていただきたい。
そうお願いして「荒城の月」へ。

ヴィブラートをかけて弾くのだがワタシには予想通り難しすぎるようだ。
かけたりかけなかったり、行き当たりばったりになってしまった。
唯一、ヴィブラートの数だけは褒めていただいた。
音がかわってもヴィブラートをスムーズに続けられるのはまだまだ。
ワウワウと変な音になるのは力を入れたり抜いたりするから。
指先はしっかり密着させてグニグニすること。

荒城の月はおいといて、鈴木のホニャララにしましょう、と言われたけど
「その本持ってませ~~ん」
「じゃあ、この本、シューベルトの子守唄にしましょう」
え~!この曲、苦手。
「荒城の月」もポジション移動で小指を痛めた元凶の曲だけど、
全然平気になったので2回目も悪くないと思ってカンネンした。

ヴィブラートをかけて、どこまでやさしい響きを出せるかが次回までの課題。

ところでなんで先生その本を…?
先生と初対面の時、使っていたレパートリー集をお見せしたら
へ~と全然ご存知なかったのに。

さては〇マハ経験者の生徒さんが増えたのか…
先生はあらゆるテキスト持参で生徒さんに対応しているようだ。

それはそうと…
前から難題のウェルナーP29スラーの音階は今回無視させていただいた。
ウェルナーから、弱い部分に効く短いフレーズを処方して下さるのだが、
集中的に弾くと強化される前に痛めるというワタシの弱点に気がついた。
ほんとうに、まったく困ったものだ。
ヴィブラートも同じ指ばかりでグニグニしてはマズイことになるので気をつけている。
先生に言われても自分の体と相談しながら上手にやらなくちゃ。

デュエット1(フック作曲)
ソミーファソミレソソー…
弾きやすい曲なので、いい音を出すつもりで弾いたのだが…
棒弾きっていうのか、一本調子すぎ。

音、曲にメリハリをつける→強弱、テンポを考える。

楽譜の注意点→伴奏とメロディが上下交代している箇所。

A線シ♭は指の形はフレミングの法則の形→人差し指だけ伸ばすこと。

強く深い音を出すために、左指で指版を強く自分に引き寄せるように押さえる。

8分音符が続くとアップの音が弱く、強弱デコボコに聴こえる。

全2ページ分、先生とのアンサンブルは、下手なくせに弾けて嬉しく楽しかった。
わ~、こんな楽しい曲なんだ~と再認識した。
先生はとてもはずんでウキウキとした弾き方をなさった。
ワタシも家で半分ふざけてスタッカート気味に弾いていたけどそれでよかったのだ。

上下交代でも弾いたが、伴奏の時8分音符が続くとギコギコ苦しくて
音がすっ飛んだり勝手にスラーに変えてしまったりした。

全然この辺弾けてません!ときつ~いご指摘をうけた。

通常の速さでは無理なので遅くさせて頂いて再度チャレンジ。
やっとまともに8分音符の音が出た。
タイムアップ。

先生「次回音程を直していきましょう。」
ワタシ(心の中で)げっ、音程言われなかったからヤッター!と思ってたのに。

ボヤ

2006年01月07日 | 日常

前回、高齢化のことに触れたけど新年早々ドキッとすることが起こった。
住居用マンションの一室を事務所に使って仕事をしているのだけれど、
昨日、玄関の掲示板に、ボヤがあったお知らせと火の元注意が書かれてあった。
そして部屋の新聞受けに管理会社の方の名刺に走り書きでお騒がせしましたとお詫びが。

部屋番号は書いてないけど、〇階〇側といったらウチの、と、となり!!!
夜のことでワタシは不在だった。
近くの住居の方が消したそうだ。
火元の人は火傷、そして部屋の装飾品が燃えたらしい。

まったく匂いがしなかったので全然気がつかなかった。
よく気をつけてみたら、あちこちに燃えカスのような灰が落ちていた。

おとなりは90歳近いリッチな老婦人。
夏なんかベランダごしにタバコの匂いがするのが気がかりだった。

本宅は別にあるけど、便利で自立できるこのマンションにお住まいらしい。
狭いけど、一歩出れば超便利なこのマンションは気ままな1人暮らしの高齢者に人気のようだ。最高齢は100歳近い。
まあ、いろんな方がいらっしゃる。
管理人さんが物書きだったらネタに困らないと思う。
ワタシも知らないうちに高齢者ウォッチャーになってしまった。
明日はわが身だからいいのよ。
オフィス街の会社で偏った人口構成の中にいるより。

一方、自宅(マンション)の隣も数年前、お鍋をかけたままお出かけされてボヤ騒ぎになった。
もう焦げ臭くて1週間くらい廊下でも匂いが感じられた。
お隣のご夫婦も若くはない。
お隣でも入り口が離れているので、まったく隣は何をする人ぞだけど。

両方、しっかり火災保険に入っている。
そしてワタシもそそっかしいので充分気をつけなければと思った。
年齢は関係ないのかもしれない。